東日本大震災、福島原発事故から9年。この3月に公開されたこの大作映画はあの事故の現場にいて、対応した東電の職員たちの姿を描くドキュメントだ。事実をベースにして最大限の再現を通して、あの日あそこで何があったのかに迫る。これだけの大作映画を作るためにどれだけの労力とお金をつぎ込んだか、想像を絶する。しかも、あれからまだ9年である。記憶も生々しい今、それでも、今だからこそ描ける、これは未来への提言だろう . . . 本文を読む
これは酷い。前作も大概な出来だったけど、今回は開きなおったのか、やる気がないのか、もう散々な出来の映画である。先日の清水崇監督の『犬鳴村』も酷かったが、こちらはその比ではない。Jホラーの2大巨匠が並んで討ち死に。
だけど、どちらかというと、これのほうがまだ楽しめるかも。もしかしたら、わざと笑えるようにこういう突っ込みどころ満載の作り方をしたのではないかと思わせるドキドキ感も、ないではないからだ。 . . . 本文を読む