ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

Billy Taylor / At The London House

2010-12-07 03:00:46 | JAZZ


ビリー・テイラーは黒人のモダン派のピアニスト。

軽快でグルーヴィー、そして心地よくスウィングする。


プレステッジ・レーベルの「Billy Taylor Trio At Town Hall」(Prestige PRLP-7093)が

代表作として知られているが、このアルバムは

彼のもう1枚の代表作と呼べるものだ。


1956年にABCパラマウント・レーベルに吹き込まれたもので、

シカゴに在るロンドン・ハウスでのライブである。


スタンダードを中心とした内容で、知的でモダンなビリーのピアノが楽しめる。

 

 

Billy Taylor / At The London House

原盤 : ABC Paramount ABC-134

Lone Hill Jazz LHJ-10375 (2in1) (Reissue)


1,The London House
2,It Might As Well Be Spring
3,Gone With The Wind
4,Love Is Here To Stay
5,Midnight Piano
6,I Cover The Waterfront
7,Stella By Starlight


Billy Taylor (p)
Percy Brice (b)
Earl May (ds)


1956年 1月22日、28日 Chicago 「London House」 録音

 

 

尚、現在本作品と「Billy Taylor / Evergreens」(ABC Paramount ABC-112)を

カップリングしたCD(写真下)がLone Hill Jazzから発売されている。


 

 

 



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2 コメント

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メアリー・ルーに比肩する早すぎた天才・・、ビリー・テイラー大好きです! (東京めたぼ)
2010-12-07 22:28:18
だって自分の感性にピッタリなのだす、ほとんど偏愛の域、もしかしてジャズピアニストで一番好きかも・・、50年代から60年代のテイラーのプレイをこよなく愛するひとりなのです。なのに周囲ではまるで人気がない・・、ジャズ七不思議のひとつです。猛烈にスイングしながらこんなにメロディアスによく歌うピアニストなんていませんヨ、そのうえ誰よりも上品でお洒落で美しい曲を書くのです、どうして愛さずにおれましょうか!?

ところで、さっきLPタイムのGAYLE ANDREWS“LOVE'S A SNAP !”を買ってきて聴きながら書いているのだす、いま“EASY TO LOVE”が流れてますよ~、とろけるような上品な歌声がたまりません。こういう空間に拡散して溶けてしまうような雲散霧消系?の歌唱ってチョ~、タイプなんですよね~。ポン酒猫さまの御推奨がなければ絶対に!買わなかった作品ですので、感謝の気持ちを込めてこうして書かせて頂いた次第です^^
東京めたぼさん (ポン酒猫)
2010-12-08 02:29:25
ビリー・テイラーは何故か日本では人気が無いんですね。知的で粋で洒落ているのにホント不思議でなりません。

LP-Timeのゲイル・アンドリュースを気に入って頂けましたか。何よりです。

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