ビリー・テイラーは黒人のモダン派のピアニスト。
軽快でグルーヴィー、そして心地よくスウィングする。
プレステッジ・レーベルの「Billy Taylor Trio At Town Hall」(Prestige PRLP-7093)が
代表作として知られているが、このアルバムは
彼のもう1枚の代表作と呼べるものだ。
1956年にABCパラマウント・レーベルに吹き込まれたもので、
シカゴに在るロンドン・ハウスでのライブである。
スタンダードを中心とした内容で、知的でモダンなビリーのピアノが楽しめる。
Billy Taylor / At The London House
原盤 : ABC Paramount ABC-134
Lone Hill Jazz LHJ-10375 (2in1) (Reissue)
1,The London House
2,It Might As Well Be Spring
3,Gone With The Wind
4,Love Is Here To Stay
5,Midnight Piano
6,I Cover The Waterfront
7,Stella By Starlight
Billy Taylor (p)
Percy Brice (b)
Earl May (ds)
1956年 1月22日、28日 Chicago 「London House」 録音
尚、現在本作品と「Billy Taylor / Evergreens」(ABC Paramount ABC-112)を
カップリングしたCD(写真下)がLone Hill Jazzから発売されている。
ところで、さっきLPタイムのGAYLE ANDREWS“LOVE'S A SNAP !”を買ってきて聴きながら書いているのだす、いま“EASY TO LOVE”が流れてますよ~、とろけるような上品な歌声がたまりません。こういう空間に拡散して溶けてしまうような雲散霧消系?の歌唱ってチョ~、タイプなんですよね~。ポン酒猫さまの御推奨がなければ絶対に!買わなかった作品ですので、感謝の気持ちを込めてこうして書かせて頂いた次第です^^
LP-Timeのゲイル・アンドリュースを気に入って頂けましたか。何よりです。