ジェーン・モーガンはニュー・イングランド生まれ。
この地でフランス語をマスターした彼女は
ヨーロッパで何年間を過ごした後、米国に帰国。
シカゴのパルマー・ハウスやニューヨークのプラザ・ホテルの
パージアン・ルームなどに出演。
NBCラジオに自身の番組も持つようになる。
このアルバムは彼女のデビュー作。
ピアノとストリングス・カルテットをバックに清楚で可憐な歌を聴かせてくれる。
得意のフランス語を混じえての歌唱(1,2,8,10)も中々洒落ている。
尚、現在スペインの「LPTIME Records」より紙ジャケ仕様で再発されている。
Jane Morgan / The American Girl From Paris
Kapp KL-1023
スペイン LPTIME LPT-1040 (Reissue)
1,It Might As Well Be Spring
2,I'll Be Seing You
3,Better Luck Next Time
4,J'Attendrai (I'll Be Yours)
5,It's Easy To Remember
6,Thanks For The Memory
7,If I Loved You
8,When The World Was Young
9,A Woman Needs To Be Told
10,I Can Dream Can't I
11,Insensiblement
12,I Didn't Know What Time It Was
Jane Morgan (vo)
Ernest Brag (p)
Martin Gold (arr,cond)
Strings Quartet
1956年 3月 New York 録音
尚、このアルバムの12曲はイギリスのSepiaレーベルから発売されているCD
「Jane Morgan / An American Songbird In Paris」(英 Sepia-1098)
(写真下)の10曲目から21曲目にそっくり其の儘収録されている。