『あなたと夜と音楽と』 毎週土曜日 PM 10:00~
BSN 新潟放送 1,116Hz(AM放送)
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フラン・ジェフリーズは、ギリシャ人の父とフランス人の母との間に生まれている。
ジャケと裏ジャケの写真を見る限りでは、意外な程エキゾチックな顔立ちに
かなりの違和感を覚えるのだが、
スペインのLP-Timeの再発CDのライナーの中の写真を見るとまるで別人のよう。
『成る程これは美人だ。 流石にギリシァ人とフランス人との間に生まれた娘だけの事はある』
と、一人で勝手に納得してしまった。
若くて張りのある声質を持つフラン・ジェフリーズ。
ここではラルフ・バーンズ編曲、指揮のオーケストラをバックに
アップ・テンポの曲ではハツラツと、バラードではしっとりとした唄を聴かせてくれる。
只、曲によっては歌い方がやや一本調子になる部分も見受けられる。
そこが少し残念な処である。
尚、スペインLP-Timeの再発CDには1曲ボーナス・トラックが追加されている。
こちらの指揮は、ニール・ヘフティである。
Fran Jeffries / Fran:Can Really Hang Up The Most
Warwick W-2020
スペイン LP-Time LPT-1051 (Reissue)
1,I Just Found Out About Love
2,Isn't It A Pity ?
3,No Moon At All
4,Mine Eyes
5,April Song
6,Love And The Weather
7,Spring Can Really Hang You Up The Most
8,Aren't You Glad You're You
9,When You Awake
10,Lorele
11,I'm Gonna Laugh You Right Out Of My Life
12,Out Of This World
Bonus Track
13,Sex And The Single Girl
Fran Jeffries (vo)
Ralph Burns (arr,cond)
and Orchestra
Neal Hefti (comp,cond)
1~12.....1961年 New York 録音
13.....1964年 Hollywood 録音
つい最近、スペインのLP-Timeレコードから彼女のコロムビア盤
「Dreamsville」が再発されたが、こちらは彼女のもう1枚のアルバム。
2007年11月に同じLP-Timeから紙ジャケ仕様で発売されている。
本業は女優のローラ、ここでは物憂げで、やや気だるく感じられる魅力的な声で
情感を込めて歌い上げている。
尚、本作品と前記のコロムビア盤「Dreamsville」をカップリングしたCDが
英Flareより再発されている。
「Lola Albright / Soft Sounds」 英 Flare ROYCD-293
オリジナルに拘らない人はこちらがオススメである。
Lola Albright / Lola Wants You
Kem LP-101
スペイン LP-Time LPT-1007 (Reissue)
1,A Man, A Man, A Man
2,Candy
3,Put Your Arms Around Me
4,Goodbye My Lover
5,Aren't You Kinda Glad We Did
6,I've Got A Crush On You
7,Here 'Tis
8,All Of You
9,There's A Man In My Life
10,Think Of You
11,Do What You Gotta Do
12,He's My Guy
Lola Albright (vo)
Dean Elliott (arr,cond)
and Orchestra
1957年 作品
■関連アルバム「Lola Albright / Dreamsville」