とりあえず、頭だけ散髪に行ってきました。
ウチの店のご近所の「Hair Salon A野」さん。
こちらのお店、毎年この時期になるとお客さんに
この一年のご愛顧と感謝を込めて「粗品」を配ります。
去年は「馬油」(だったと思う)、そして今年は「発電式ライト」です。
このライト、本体を握り少し飛び出た灰色の三角形の部分を押し込むと、
余り照明が明るくないウチの店では、棚からCDを捜すのに重宝しそうです。
2,Where Arer You (Now That I Need You)
3,Nothing At All
4,Why, Baby, Why?
5,Let's Sit Down And Talk It Over
6,Speed Of Light
7,You Leave Me Breathless
8,Do It Again
9,Wandering Swallow (La Voyageuse)
10,Mad About The Boy
11,Get On Board (Little Children)
12,Out Of This World
The Creed Taylor Orchestra
・Phill Woods (sax)
・Jerome Richardson (sax,fl)
・Jimmy Cleveland (tb)
・Jim Dahl (tb)
・Frank Rehak (tb)
・Dick Hixson (basstb)
・Joe Venuto (vib,Bongo)
・Milt Hinton (b)
・Al Hall (b)
・Don Lamond (ds)
・Bob Kenyon (arr)
これは彼らがキャピトルに吹き込んだアルバム。
モダンでバツグンにセンスの良いハーモニーは「Let There Be Love」や
「I'll Never Smile Again」そして、オー・マイ・ダーリンの歌いだしで
日本でもお馴染みの「Clementine」=邦題「愛しのクレメンタイン」における
見事なコーラス・ワークからも容易に見出す事が出来る。
高速テンポで歌う「Out Of This World」、粋でカッコイイ「Just In Time」
ユーモア溢れる「The Witch Song」など全12曲を収録している。
楽しさと聴き応えを十分に兼ね備えたアルバムである。
The John La Salle Quartet / Jumpin' At The Left Bank
Capitol T-1176
東芝EMI TOCJ-66156 (reissue)
1,Welcome To The Left Bank
2,Let There Be Love
3,I'll Never Smile Again
4,Tired Of Love
5,Jus' Sick Blues
6,Out Of THis World
7,Just In Time
8,Clementine
9,Jumpin' At The Left Bank
10,The Witch Song
11,Dee Die Doe
12,Everybody Loves My Baby
John La Salle Quartet
・Marlene Ver Planck (vo)
・John La Salle (vo)
・Bill Smith (vo)
・Hugh Martin (vo)
and Orchestra
このグループの紅一点、マーリーン・ヴァー・プランクは現在も現役で活躍している。
代表作は「I Think Of You With Every Breath I Take」(Savoy MG-12058) (写真下)
上記のアルバムは、オーディオ・ファイル・レーベルからもジャケ違い(写真下)で
発売されていたが、現在はどうも廃盤のようである。
ストレートでクセが無く、自然な歌唱のマーガレット・ホワイティングが
ラッセル・ガルシア編曲、指揮のオーケストラをバックに
スタンダードを歌ったアルバム。
唄とベースのみで始まり、後からオーケストラが入る「By Myself」
ヴァースから入り、本メロからイン・テンポで歌う「But Not For Me」
アルバム・タイトルに一部拝借された、情感あるスロー・ナンバー
「Tweleve Past Midnight」
ピアノ・トリオとオーケストラのバランスが絶妙の
「Mean To Me」や、殆んどストリングスのみの伴奏で歌う
「The Ballard Of The Sad Young Man」など全12曲を収録。
オーケストラを率いるラッセル・ガルシアの粋で洒落た
アレンジも見事で、アルバムの価値を高めている。
Margaret Whiting / Past Midnight
MGM SE-4006
ユニバーサル・ミュージック UCCU-3098 (Reissue)
1,By Myself
2,But Not For Me
3,Tweleve Past Midnight
4,Sing For Your Supper
5,Mean To Me
6,People Will Say We're In Love
7,Just One Of Those Things
8,Blue Moon
9,The Ballard Of The Sad Young Man
10,They Can't Take That Away From Me
11,My Old Flame
12,At Long Last Love
Margaret Whiting (vo)
Rasell Garcia (arr,cond)
and Orchestra
1960年 8月28日、29日 Los Angeles 録音
声質はちょっぴりくぐもってはいるが、温か味があり、
歌い方はストレートで黒人特有の粘り気は殆んど感じない。
本アルバムは、クリード・テイラーのプロデュースで
鬼才ラロ・シフリンが編曲、指揮したオーケストラをバックに
パットがボサ・ノヴァを歌ったもの。
タイトル曲の「Desafinado」を始め、「Carnival」=邦題「黒いオルフェ」や
「One Note Samba」、シャンソンの名曲「C'est Si Bon」など全12曲を収録。
アルバム全編に使われているパーカッション類が
今聴くとややウルサイ気もするが、これもこの時代ならでは。
ストリングスの絡み方などは流石で、いかにもラロ・シフリンらしく
ゴージャスな作りとなっている。
尚、6曲目の「Recardo Bossa Nova」と9曲目の「Samba De Orfeu」は
スキャットでの歌唱である。
Pat Thomas / Desafinado
MGM SE-4104
ユニバーサル・ミュージック UCCU-3097 (Reissue)
1,Carnival
2,Desafinado (Slightly Out Of Tune)
3,Baia
4,One Note Samba
5,C'est Si Bon
6,Recardo Bossa Nova
7,Could Be
8,I Wish You Love
9,Samba De Orfeu
10,Once Again
11,Soft Nights (E Luxo So)
12,To Wellcome The Day
Pat Thomas (vo)
Lalo Schifrin (arr,cond)
and Orchestra
Creed Taylor (produce)
1962年 録音
アルトの巨人としてジャズ史に名を残す、リー・コニッツ。
日本では同じアルト・サックス・プレイヤーのアート・ペッパーや
ポール・デスモンドと比べると何故か余りに人気が低い。
それは彼の音楽に取り組むスタイルからくる部分が多々あるようで、
ややもすると取っ付きにくいイメージを与えてしまっているのではなかろうか。
これはそんなコニッツがヴァーヴに吹き込んだモノ。
ギター・トリオが静かで落ち着いたサウンドを醸し出しており、
コニッツのアルトも寛いだ雰囲気の中、心地よくスウィングしている。
アトランティック、ヴァーヴ時代のコニッツを代表する1枚であろう。
Lee Konitz / Tranquility
Verve MG V-8281
ユニバーサル・ミュージック UCCU-5291 (Reissue)
1,Stephanie
2,Memorise Of You
3,People Will Say We're In Love
4,When You're Smilin'
5,Sunday
6,Lennie Bird
7,The Nearness Of You
8,Jonquil
Lee Konitz (as)
Billy Bauer (g)
Henry Grimes (b)
Dave Bailey (ds)
1957年 10月22日 New York 録音
レス・ポールとマリー・フォードと云うと、
ジャズよりもポピュラー系のアーティストと思われがちだが、
ジャズ・ファンのお眼鏡に適う作品も少なからず存在する。
これはそんな中の1枚。
1957年にキャピトル・レーベルからリリースされたもので
グルーミーなバラードばかりを集めたアルバム。
レス・ポールのメランコリックなギター・トーンと
マリー・フォードのしっとりして落ち着いた大人の唄が
醸し出すムードが何とも魅力的なアルバムとなっている。
全12曲中、マリーの唄は7曲。
2,4,8,10,12はレス・ポールのソロをフィーチュアしたインストである。
Les Paul And Mary Ford / Time To Dream
Capitol T-802
Collectables COL-CD-2778 (2in1 Reissue)
1,That Old Feeling
2,Bewitched
3,My Silent Love
4,I Surrender, Dear
5,You Call It Madness (But I Call It Love)
6,June In January
7,Moonlight And Shadows
8,I Can't Get Started
9,How Deep Is The Ocean
10,Sweet And Lovely
11,Prisoner Of Love
12,If I Had You
Les Paul (g)
Mary Ford (vo,g)
1957年 作品
尚、本盤と「Les Paul And Mary Ford / The Hit Makers」を
カップリングしたCDが輸入盤で発売されている(写真下)。
(輸) Collectables COL-CD-2778
「The Hit Makers」は2人のベスト・アルバム。
代表曲「World Is Waiting For The Sunrise」=邦題「世界は日の出を待っている」
など全12曲を収録している。
あの「越乃寒梅」で有名な石本酒造から遂に「梅酒」が
発売されました。
720ml入りで限定1.000本。
友人のM氏がツテ、コネを使って
特別に入手してくれました。
新潟でも日本酒で梅酒を仕込む酒蔵が増えてきている中
石本酒造は蔵の焼酎の名品「乙焼酎(おつじょうちゅう)」
でこの梅酒を仕込みました。
梅は南高梅と地元の梅をバランス好く配合
アルコール度数は17~18度で乙焼酎よりは低目。
芳醇で濃厚な酒の中に梅の味がキリリと感じられる見事な出来。
ストレートでクイクイいける美味しい「梅酒」です。