ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

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Jan Garbarek-Bobo Stenson Quartet / Witch-Tai-To

2010-10-26 03:00:38 | JAZZ
「ウイッチ・タイ・ト」と題されたこの作品はドイツECMレーベルにおける

ヤン・ガルバレクとボボ・ステンソン・クァルテットのアルバム。


ヤン・ガルバレクはノルウェーの生まれ、

ジョージ・ラッセルの元で音楽を学んだ後、1969年に演奏活動を始める。

このアルバムはガルバレクの出世作と云える作品である。


コルトレーンの影響を受けながらも、スカンジナビアの民謡を彷彿させる

メロディ・ラインを奏でるガルバレクのサックスは

硬質でクール、それでいて甘美。

それを支えるボボ・ステンソンのリリカルなピアノ。

ベースのパレ・ダニエルソン、ドラムのヨン・クリステンセンも

見事なサポートをみせている。


アメリカのジャズとは全く違う北欧の雄大な自然を感じさせる

独自のジャズ・サウンドが紡ぎ出された名作である。




Jan Garbarek-Bobo Stenson Quartet / Witch-Tai-To

原盤 : 独 ECM 1041-ST


1,A.I.R.
2,Kukka
3,Hasta Siempre
4,Witch-Tai-To
5,Desireless


Jan Garbarek (ss,ts)
Bobo Stenson (p)
Palle Danielsson (b)
Jon Christensen (ds)


1973年 11月27日、28日 Norway Oslo 録音




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製氷機の上から

2010-10-23 15:37:06 | 
お気に入りの場所、製氷機の上から下を覗き込むオーナー「清正」です。




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水谷 良重&白木 秀雄クインテット / 真夜中の恋のムード~お休み前の恋人に~+2

2010-10-22 02:12:59 | JAZZ VOCAL :女性
何とも妖艶なジャケット。豊満な胸を直接では無く、敢えて鏡に映すという

浮世絵的手法が、ジャパニーズ・エロスを感じさせる。


内容も「お休み前の恋人に」と云うサブ・タイトル通り、

水谷 良重(現:水谷 八重子)のハスキーでセクシーな歌が全編に亘って聴かれる。

しかも水谷の歌は英語と日本語のチャンポン、

その上原曲には無い色っぽいナレーションまで入っている。

例外は8曲目の「浮気は止めた / Ain't Misbehavin'」と

9曲目の「もう我まん出来なくて / Cry Me A River」の2曲、

こちらは全て英語で歌っている。


バックはこのアルバムがリリースされた前年に水谷と結婚した

ジャズ・ドラマー白木 秀雄のクインテット。

旦那の好サポートを受けた水谷の色香がムンムンと漂ってくる。

只、お色気に比べると彼女の歌自体は正直イマイチ。

そこが少し残念な処である。


尚、CD化に伴いボーナス・トラックが2曲追加されている。




水谷 良重&白木 秀雄クインテット / 真夜中の恋のムード~お休み前の恋人に~+2

原盤 : ビクター LV-123

ディスク・ユニオン Think THCD-023 (Reissue)


1,ティチ・ミー・トゥナイト / Teach Me Tonight
2,やさしく愛してね / Love Me Tender
3,どうしておしゃべりばかりしているの / Why Talk
4,貴方が一番素敵 / You're The Top
5,恋の気分に / I'm In The Mood For Love
6,あの人が忘れられなくて / Can't Help Lovin Dat Man
7,いとしのヴァレンタイン / My Funny Valentine
8,浮気は止めた / Ain't Misbehavin'
9,もう我まん出来なくて / Cry Me A River
10,メドレー:夢で逢いましょう~お休みなさいいとしの人よ
Medley:I'll See You In My Dream~Goodnight Sweetheart
11,ハッシャ・バイ / Hush-A-By
12,デビー・クロケットの歌 / Ballad Of Davy Crockett


11,12.....Bonus Trucks


水谷 良重 (vo)
白木 秀雄 (ds) クインテット
福原 彰 (tp)
松本 英彦 (ts)
世良 譲 (p)
栗田 八郎 (b)


1960年 10月 発売





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The Lovin' spoonful / Daydream

2010-10-16 16:42:54 |  ROCK / POPS

1966年3月にリリースされた、ラヴィン・スプーンフルのセカンド・アルバム。


フォークやロック、ブルースをベースに、カントリーからジャグ・バンドまで取り込んだ、

正にごった煮とも云える彼らのサウンドはそのままだが、

前作に比べ音作りに良い意味での遊びの要素が入り、その分音に厚みを感じる。

また、コーラス・ワークにもかなりの進歩が見て取れる。


全米2位を記録したタイトル曲の「Daydream」を始め、

ポップでバラエティに富んだ作品に仕上がっている。


尚、9曲目の「You Didn't Have To Be So Nice」(全米10位)は

アストラッド・ジルベルトがカヴァーしており、

アルバム「Beach Samba」(Verve MGV-8708)(写真下)に

ジルベルトと当時6歳だった息子とのデュエット・ヴァージョンとして収録されている。







The Lovin' Spoonful / Daydream

原盤 : Kama Sutra KLPS-8051

BMG Heritage 74465-99731-2 (Reissue)


1,Daydream
2,There She Is
3,It's Not Time Now
4,Warm Baby
5,Day Blues
6,Let The Boy Rock And Roll
7,Jug Band Music
8,Didn't Want To Have To Do It
9,You Didn't Have To be So Nice
10,Bald Headed Lena
11,Butchie's Tune
12,Big Noise From Speonk (Instrumental)
13,Fishin' Blues (Alternate Instrumental)
14,Didn't Want To Have To Do It (Demo Version)
15,Jug Band Music (Alternate Instrumental)
16,Daydream (Demo Version)
17,Night Owl Blues (Complete Version)


13,14,15,16,17....Bonus Tracks


The Lovin' Spoonful
・John Sebastian (vo,g,harmonica,autoharp)
・Zal Yanovsky (vo,g)
・Steve Boon (b,p)
・Joe Butler (vo,ds)


1,2,3,6,7,11,12,15,16...1965年12月
4,5,8,9...1965年11月
13,14,17...1965年8月
New York 録音


■関連アルバム■
The Lovin' Spoonful / Do You Believe In Magic




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Les Paul And Mary Ford / Warm And Wonderful

2010-10-15 03:07:07 | JAZZ VOCAL :DUO
古き良き時代のアメリカを感じさせてくれる1枚。

レス・ポールとメリー・フォードがコロムビア・レーベルに吹き込んだもの。

ウチの店ではかなりの人気があるアルバムです。


メリーの落ち着いたヴォーカルに巧みに絡むレス・ポールのギター。

スローなナンバーを中心に、ゆったりとしたサウンドと

寛いだ雰囲気がアルバム一杯に溢れている。

選曲も良く、夜に酒を呑みながら聴くのにピッタリのアルバムだと思う。


尚、この作品は現在Collectablesから2in1のCD(写真下)で再発されている。







 Les Paul And Mary Ford / Warm And Wonderful

 原盤 : Columbia CS-8488

 Collectables COL-CD-6807 (Reissue)


1,'Deed I Do
2,Makin' Woopee!
3,A Cottage For Sale
4,Clouds
5,Come Back To Me
6,Chasing Shadows
7,It's Been A Long, Long Time
8,After You've Gone
9,Am I Blue
10,You Brought A New Kind Of Love To Me
11,Wrap Your Troubles In Dream
12,East Of The Sun (West Of The Moon)


Les Paul (g)
Mary Ford (vo,g)...Vocal On 1,3,5,7,9,11


1961年 3月22日 録音


■関連アルバム■

Les Paul And Mary Ford / Time To Dream







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バーバラ・クック / シングス・フロム・ザ・ハート~ザ・ベスト・オブ・ロジャース&ハート

2010-10-13 01:50:04 | JAZZ VOCAL :女性

1曲目の歌い出しを聴いて直ぐに彼女がミュージカル出身だと判る。

実際、バーバラ・クックはブロードウェイのミュージカル女優である。

これはそんな彼女が吹き込んだ、ロジャース&ハートの作品集。


心が洗われるような澄んだ美しい高音で、1曲1曲丁寧に歌い上げている。

特に3曲目の「My Funny Valentine」のヴァースは

彼女の声質に見事にフィットしており、聴き手を惹き付けるものがある。


但し、端正で丁寧な歌唱ではあるが、その分面白味にはやや欠けている。

所謂教科書的な歌い廻しの為、少し物足りないと感じる人も居るかもしれない。

ジャズ・ヴォーカルの作品と考えず、ポピュラー・ヴォーカルとして

聴けば十分楽しめる作品だと思う。




 Barbara Cook / Sings From The Heart~The Best Of Rodgers And Hart

 原盤 : Urania UR-9026

 DRG 91485 (Reissue)


1,You Have Cast Your Shadow On The Sea
2,I Didn't Know What Time It Was
3,My Funny Valentine
4,Nobody's Heart Belongs To Me
5,Ship Without A Sail
6,Dancing On The Ceiling
7,Little Girl Blue
8,It Never Entered My Mind
9,There's A Small Hotel
10,Glad To Be Unhappy
11,He Was Too Good To Me
12,Where Or When


Barbara Cook (vo)
Artur Harris (arr,cond)
and Orchestra


1957年 録音




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Joya Sherrill / Joya Sherrill Sings Duke

2010-10-07 03:02:15 | JAZZ VOCAL :女性

ジョヤ・シェリルは1927年8月20日、

ニュージャージー州のジョー生まれの黒人女性歌手。

高校在学中の1944年にエリントン楽団に加わり、

RCAでの吹き込みにも参加している。


本アルバムは「Joya Sherrill Sings Duke」と言うタイトルが付いているが、

エリントンの曲以外にも、息子であるマーサの曲と、

ビリー・ストレイホーンの曲なども含まれており、

エリントンに因んだナンバー集と考えるべきであろう。


吹き込みは1965年で、シカゴとニューヨークの2つのセッションが収められている。

エリントンの息子マーサ・エリントンのプロデュースの元、

ジョヤ・シェリルは張りとツヤのある声で、

情感溢れる歌を聴かせてくれる。


バックはジョニー・ホッジス、クーティ・ウィリアムス、ビリー・ストレイホーンなど

エリントニアンと云うべきメンバーで、彼らのソロも楽しめる。


尚、このアルバムはジャズには珍しい

20thセンチュリー・フォックス・レーベルから発売されている。




 Joya Sherrill / Joya Sherrill Sings Duke

 原盤 : 20th Century-Fox TFS-4170

 Polygram 314 547 266-2 (Reissue)


1,Mood Indigo
2,Prelude To A Kiss
3,I'm Beginning To See The Light
4,Sophisticated Lady
5,Kissing Bug
6,In A Sentimental Mood
7,Duke's Place
8,I'm Just A Lucky So-And-So
9,Day Dream
10,Things Ain't What They Used To Be
11,Just Squeeze Me (But Don't Tease Me)
12,A Flower Is A Lovesome Thing


Joya Sherrill (vo)
Mercer Ellington (produce)
Cootie Williams (tp)...1,4,5,7,10,11
Johnny Hodges (as)...1,2,7,10
Paul Gonsalves (ts)...4,7,10
Ernie Harper (p)...1,2,4,5,6,7,10,11
Ray Nance (cor)...3,8
Ray Nance (vln)...9,12
Joe Benjamin (b)...3,8,9,12
John Lamb (b)...1,2,4,5,6,7,10,11
Shep Shepherd (ds)...3,8,9,12
Sam Woodyard (ds)...1,2,4,5,6,7,10,11


1,2,4,5,6,7,10,11...1965年 1月12日 Chicago 録音
3,8,9,12...1965年 1月20日 New York 録音





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ブラジルEMI 名盤 2in1シリーズ

2010-10-06 02:09:33 | SAMBA / BOSSA NOVA


ブラジルのEMIレーベルの名盤が2CDパック仕様で発売されます。

ブラジルEMI名盤2in1シリーズ

(ジャケットが載ってない作品も、タイトルをクリックすると殆んど観れます)


何と言っても凄いのがそのラインアップ。

ポルテーラを代表する女性歌手クララ・ヌネス、

カエターノ・ヴェローゾの妹マリア・ベターニア、そしてベッチ・カルバーリョ。

サンバの重鎮パウリーニョ・ダ・ヴィオラ、ジョアン・ノゲイラ、

エスコーラ・ジサンバ「マンゲイラ」の創立者の1人、カルトーラ。


その中でも目玉は、ドリヴァル・カイーミとピシンギーニャ、

バイーア出身の歌手ドリヴァル・カイーミ、

長らく廃盤だった彼のアルバムの再発は嬉しい限りです。

ピシンギーニャは、ショーロの名演奏家として知られていますが、

ショーロだけでなくブラジル音楽の父と言っても過言ではありません。


他にもマルコス・ヴァーリ、ミルトン・ナシメント、ジャヴァン、

ジョアン・ドナート等、素晴らしい作品が目白押しです。

次は是非ブラジルRCAの2in1のシリーズを発売して頂きたいものです。


■関連アルバム■

Cartola / Cartola

 

 

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Cecil Taylor / Jazz Advance

2010-10-02 01:30:33 | JAZZ

今回発売された東芝の「ジャズ名盤ベスト&モア999円」シリーズの中の1枚。

アバンギャルド・ジャズの巨人セシル・テイラーのデビュー・アルバムである。

当時のセシルのグループのレギュラー・メンバーによって

トランジション・レーベルに吹き込まれた。


ここでのセシルは未だ自らの演奏スタイルを確立する前で、

敬愛するモンクやエリントンの影響を大きく受けている。

特にモンクの影響力は顕著で、アルバムを聴く中で

モンクのようなフレージングやプレイを多々見付ける事が出来る。

また、マル・ウォルドロンの特徴である

モールス信号を思わせるプレイも時折聴かれ、中々面白い。


全6曲中セシルのオリジナルが3曲、他の2曲はモンクとエリントンの作品。

そして残りの1曲がコール・ポーター作の

「You'd Be So Nice To Come Home To」である。

これは9分を超える演奏で、セシルのソロであるが、

原曲のメロディは殆んど出てこない。



 
 Cecil Taylor / Jazz Advance

 原盤 : Transition TRLP-19

 EMI ミュージック・ジャパン TOCJ-50048 (Reissue)


1,Bemsha Swing
2,Charge 'Em Blues
3,Azure
4,Song
5,You'd Be So Nice To Come Home To
6,Rickickshaw


Cecil Taylor (p)
Buell Neidlinger (b)
Dennis Charles (ds)
Stave Lacy (ss)


1956年 9月14日 録音




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フォー・シンガーズ / ウェルカム・バック!・フォー・シンガーズ

2010-10-01 03:16:10 | JAZZ CHORUS

フォー・シンガーズは1964年に結成された男女混声のモダン・コーラス・グループ。

1967年にグループは一度解散するが、1977年にメンバーを代えて再結成。

そして本作品を吹き込んだ。


このアルバムは長らく廃盤であったが、現在はディスク・ユニオンの

ThinkレーベルによってCD化され、再発されている。


シンガーズ・アンリミテッドを思わせる粋でジャジーでモダンなコーラスと

スピード感溢れるスキャット。

日本のモダン・コーラスの中でも最高峰に位置するグループであろう。

コーラス好きの人には絶対のオススメ作品である。


尚、6曲目の「It's Been A Long Long Time」には

初代メンバーである西城慶子がゲストで参加している。




 フォー・シンガーズ / ウェルカム・バック!・フォー・シンガーズ

 原盤 : 東芝 LF-91033

 ディスク・ユニオン Think THCD-017 (Reissue)


1,Take The “A” Train
2,Sentimental Journey
3,Milestone
4,Good Bye, My Love
5,Glenn Miller Medley
 ~Moonlight Serenade~Little Brown Jug~Taxedo Junktion
 ~Pennsylvania 6-5000~Chattanooga Choo Choo
 ~A String Of Pearls~In The Mood
6,It's Been A Long Long Time
7,Good-Bye


フォー・シンガーズ
・岡崎 宏志 (as,tenor)
・大久保 計利 (barytone)
・伊集 加代子 (soprano)
・尾形 道子 (alto)
小川 俊彦 (Fender Rhodes Piano)
稲葉 国光 (b)
日野 元彦 (ds)
西城 慶子 (alto)...6


1977年 録音




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