ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

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Donna Brooks / I'll Take Romance

2009-03-30 01:59:11 | JAZZ VOCAL :女性

ドナ・ブルックスの正確な生年月日は不明だが、

おそらく1930年前後の生まれと推測される。


スモーキーな声質、甘さとクールさ、そしてアンニュイさと

可愛らしさが同居している。但し余り声量はない。


小さなクラブで少編成のコンボをバックに唄うと

しっくりくるタイプの歌手である。

そういった意味で、アレックス・スミスのピアノ・トリオをバックに

吹き込まれた本作品は、正にピッタリの企画で

彼女の魅力が見事に引き出された1枚と云える。


ミディアムからスローなナンバーを中心に全12曲を収録している。

尚、昔日本でCD化された時は、9曲目の「The Lamp Is Low」が

削られていたが、Blue Moonの再発CDではしっかり収録されている。



 Donna Brooks / I'll Take Romance

  Dawn DLP-1105

  Blue Moon DCD-113 (Reissue)


1,I'll Take Romance
2,Full Moon And Empty Arms
3,Old Folk
4,I Didn't Know What Time It Was
5,You're Nearer
6,You'd Be So Nice To Come Home To
7,You Make Me Feel So Young
8,A Stranger In Town
9,The Lamp Is Low
10,An Occasional Man
11,Love Is A Fool
12,You Came A Long Way From St. Louis


Donna Brooks (vo)
Alex Smith (p)
Paul Worthington (b)
Angelo Paoli (ds)


1956年 New York 録音

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Lorez Alexandria / This Is Lorez

2009-03-21 02:37:03 | JAZZ VOCAL :女性


ロレス・アレキサンドリアは黒人ながら唄にアーシーな泥臭さを感じさせない。

いわば白人的なクールさとモダンな感覚を持ち合わせた歌手と言えよう。


これは彼女のデビュー作。

コーラスを従えて歌う「I Thought About You」から、

やや毛色の変わった感のある「Boltimore Oriole」を除き

最後の「Necessity」まで持ち味であるハスキーな声で

しっとりとして落ち着いた唄を披露している。

バックも地味ながら堅実なサポートをみせている。

ロレスの入門用CDとして最適であろう。



 Lorez Alexandria / This Is Lorez

  King King-542

  独 BGP CDBGPD-174 (Reissue : Lorez Sings Presとの2in1)


1,I Thought About You
2,I'm Glad There Is You
3,Thou Swell
4,Snow Storm
5,Penthouse Serenade
6,And There You Are
7,The Sky Is Crying
8,You Make Me Feel So Young
9,I'm Making Bilieve
10,Boltimore Oriole
11,You Stepped Out Of A Dream
12,Necessity


Lorez Alexandria (vo)
Walter“king" Fleming (p)
Wilber Wynn (g)
Russell Williams (b)
Vernell Fournier (ds)
Ronald Wilson (fl,oboe)


1957年 録音



尚、現在輸入盤で本盤と

「Lorez Alexandria / Lorez Sings Pres~A Tribute To Lester Yong」

(King-565)(写真下) をカップリングしたCD(独 BGP CDBGPD-174)が

発売されている。





こちらはシカゴのキティ・カット・クラブでのライヴ録音。

ポール・セラーノ(ts)、サイ・タフ(btp)などが参加している。

ロレスは曲によりスキャットを交えながらくつろいだ雰囲気の中

リラックスした唄を聴かせてくれる。



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Ilene Woods / It's Late

2009-03-17 02:21:44 | JAZZ VOCAL :女性


ジュビリー・レーベルの美人歌手の一人、イレーネ・ウッズは

1930年頃にニューハンプシャーで生まれている。

母親と叔母が芸人という関係から、彼女も幼少の頃から

自然と芸事をたしなむようになった。


そしてラジオ歌手を経て、ディズニーの名作アニメ「シンデレラ」の

主役の声の吹き替えを務めるなど活躍をみせたが、

それ以降の彼女の消息は全くと言っていいほど知られていない。


イレーネ・ウッズは唄が取り立てて上手いという訳ではないが、

可憐で儚げな雰囲気を持った、中々魅力的な歌い手である。

これは彼女が吹き込んだただ1枚のリーダー・アルバム。

ミディアムからスローなナンバーを中心に、全12曲を収録している。


尚、本アルバムは1995年に東芝EMIの特典盤LPとして

日本に初お目見えした。

当方が所有しているのも、この特典盤である。

このアルバム、是非とも再発して頂きたいものである。



 Ilene Woods / It's Late

  Jubilee JGM-1046

  東芝EMI BRP-8050(Not For Sale:特典盤)


1,It's A Blue World
2,Evrytime
3,When Your Lover Has Gone
4,If I Love Again
5,What A Difference A Day Made
6,Estrellita
7,While We're Young
8,If You Were Mine
9,I'm Old Fashioned
10,You're Blase
11,I Remember You
12,It's Late


Ilene Woods (vo)
Bill Clifton (arr,dirct)


1957年発売



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根知男山(ねちおとこやま)=本醸造

2009-03-10 17:33:24 | 日本酒 / ビール

新潟は上越地方、糸魚川(いといがわ)の酒「根知男山(ねちおとこやま)」です。


この酒蔵は地元での米作りから酒造りまでを通して、

根知の自然と田んぼを守ることをモットーにしています。

だからでしょうか、ラベルからビンの色まで自然と田んぼを

イメージした緑色で統一されています。


辛口ですがやや濃醇、ごく僅かに感じられる酸味が

爽やかな味わいを醸し出しています。





 根知男山(本醸造) 1,8ℓ ¥1,985

 原材料:米、米こうじ、醸造アルコール

 精米歩合:65%


 〒949-0536 新潟県糸魚川市根小屋1197-1

 合名会社 渡辺酒造店

 TEL. 025-558-2006


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ソニー・スティット / ペン・オブ・クインシー

2009-03-04 02:42:58 | JAZZ

ウチの店(Jazz & Coffee A7)で一番アルバムの多い

サックス・プレイヤーは、ジョン・コルトレーンで89枚。

次がこのソニー・スティットで60枚を数える。

以下、スタン・ゲッツ52枚、チャーリー・パーカーと

ズート・シムスが同数の48枚と続く。


ソニー・スティットはプレイ・スタイルが似ている事から、

チャーリー・パーカーとよく比べられるが、彼のリズムのとり方は

ほぼジャストで、やや変則的なとり方をするパーカーとは

そこが異なる点である。


スティットのプレイはパーカーほどの革新性はないが、

メロディの持つ美しさをストレートに唄い上げ、

エモーショナルで歌心を感じさせる。


本アルバムはそんなスティットの代表的な1枚。

サド・ジョーンズ、J.J.ジョンソン、ハンク・ジョーンズ等の

錚々たるメンバーで構成された、やや小さ目のビッグ・バンドが

バックを務めているが、彼等のソロは殆んど無い。


クインシー・ジョーンズの巧みなアレンジにより、

オーケストラ・サウンドとの共演でありながら、

ソニー・スティットのワン・ホーン・アルバムと云えるものになっている。


クインシー作の「Quince」とスティット作の「Sonny's Bunny」を除き

他はよく知られたスタンダードで、全8曲が収録されている。



 
 Sonny Stitt / Plays Arrangements From The Pen Of Quincy Jones

  Roost LP-2204

  東芝EMI TOCJ-5325

  東芝EMI TOCJ-90055 (Hi Quality CD)


1,My Funny Valentine
2,Sonny's Bunny
3,Come Rain Or Come Shine
4,Love Walked In
5,If You Could See Me Now
6,Quince
7,Stardust
8,Lover


Sonny Stitt (as)
Thad Jones (tp)....1,2,6,7
Joe Newman (tp)....1,2,6,7
Jimmy Nottingham (tp)....3,4,5,8
Ernie Royal (tp)....3,4,5,8
Jimmy Cleveland (tb)....1,2,6,7
J.J. Johnson (tb)....3,4,5,8
Anthony Ortega (fl,as)
Seldon Powell (ts)
Cecil Payne (bs)
Hank Jones (p)
Freddie Green (g)
Oscar Pettiford (b)
Jo Jones (ds)


3,4,5,8....1955年 9月30日 New York 録音
1,2,6,7....1955年 10月17日 New York 録音

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Joe Mooney / Lush Life

2009-03-02 00:22:36 | JAZZ VOCAL :男性


ジャケットが所謂エロ・ジャケの類なので、紹介をためらっていたアルバム。

本作品のリーダー、ジョー・ムーニーは1911年ニュージャージー生まれ、

病気の為10代半ばで失明している。

ピアノやアコーディオンを弾きながら唄も歌い、1920年代後半には

ラジオの人気スターにもなっている。


これは1957年にアトランティック・レコードからリリースされたアルバムで

ジョーはここでハモンド・オルガンを弾きながら歌っている。


余り声量は無いが、粋で洒脱な語り口のヴォーカルは、

マット・デニスやジョー・デリーズ(写真下)辺りに通じるものがある。

その手の弾き語りがお好きな人にはオススメのアルバムである。



 Joe Mooney / Lush Life

  Atlantic SD-1255

  Koch Jazz KOC-CD-8524

  Rhino 081227412227 (Reissue)


1,Polka Dots And Moonbeams
2,Nina Never Knew
3,Crazy She Calles Me
4,Lush Life
5,Love Is Here To Stay
6,That's All
7,The Kid's A Dreamer
8,Nowhere
9,My One And Only Love
10,Have You Met Miss Jones


Joe Mooney (vo,org)
Jimmie Lee Robinson (g)
Milt Hinton (b)
Osie Johnson (ds)


1956年 11月28日~30日 New York 録音



■関連アルバム■

「Joe Derise / Joe Derise Sings」


 

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