クリフォード・ブラウン系のトランペッター、リチャード・ウイリアムスの
初リーダー作であり代表作。
リチャード・ウイリアムスは1931年テキサス州ガルベストン生まれ。
彼が音楽的に最初に影響を受けたのはファッツ・ナヴァロであった。
その後は自身の音楽スタイルを形成する上で、
ディジー・ガレスピーの影響も少なからず受けている。
力強く、温か味があり、朗々と鳴る音色は非常に魅力的である。
このキャンディド盤は初のリーダー作という事もあってか、
かなりイキの良いプレイが聴かれる。
バックはアルトとフルートにレオ・ライト、
ピアノにリチャード・ワイアンズ、そしてベースはレジー・ワークマン
といった結構渋めのメンバー。
曲により彼等のソロも楽しめる好アルバムとなっている。
Richard Williams / New Horn In Town
原盤 : Candid 9003
Reissue : Candid 79003
1,I Can Dream, Can't I ?
2,I Remember Clifford
3,Ferris Wheel
4,Raucous Notes
5,Blues In A Quandary
6,Over The Rainbow
7,Renita's Bounce
Richard Williams (tp)
Leo Wright (as,fl)
Richard Wyands (p)
Reginald Workman (b)
Bobby Thomas (ds)
1960年 9月27日 New York 録音