ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

「あなたと夜と音楽と」 #4 (2012年4月28日放送)

2012-11-19 14:00:43 | ラジオ「あなたと夜と音楽と」

BSN新潟放送ラジオのジャズ番組

「あなたと夜と音楽と」(毎週 土曜日 PM 10:00~)

2012年4月28日の番組で放送した楽曲とその収録アルバム、

そして「マイ・コレクション」で掛けたアルバムと曲目を紹介します。



■ Thanks For The Memory
【Vocal】
Jane Morgan / The American Girl From Paris
(Kapp KL-1023)
スロー・テンポのこの曲をしっとりと歌ってます。

 

【Instrumental】
Jim Hall / Jazz Guitar
(Pacific PJ-1227)
云わずと知れたジム・ホールの名盤です。



■ People Will Say We're In Love
【Vocal】
Ray Charles & Betty Carter
(ABC Paramount ABC-385)
ホーンライクなベティと温か味あるレイ、面白い組み合わせです。

 

【Instrumental】
Lee Konitz / Tranquility
(Verve MGV-8281)
ヴァーヴのリー・コニッツを代表するアルバム。



■ My Collection
Clifford Brown & Max Roach Quintet
(Emarcy MG-36036)
エマーシーの彼等の作品の中では一番好きかも。

・Delilah
・Joy Spring
・Jordu

 

 

 



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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ポーランドジャズを買いに行ったはずが・・ (ライブ大好き)
2012-11-20 23:13:51
ポン酒猫さん、またまたおじゃましてスミマセン。

今日は仕事帰りに、オラシオさんが薦めて下さったジャズ盤を買いに新宿に寄ったんですが、ついでにディスクユニオンをハシゴしたら掘り出し物がザクザク出てきて思わぬことに・・苦笑。いま一通りチョコチョコ聴いていますが、レシートから列挙してみますと・・。

1.GOSTO TANTO『EDSON E TITA』(チタはおしどり夫婦で晩年こんな素敵な作品も)
2.『BOSSA NOVA NOS STATE JUAREZ』(1962-ギターはネコ、ピアノはテノーリオ・ジュニオールという最強布陣、最近再発されたみたいです)
3.JAMES MOODY『FEELIN’ IT TOGETHER』(MUSE-1973、ケニー・バロン目当て)
4.JAMES MOODY『WORLD IS A GHETTO』(漂うエレピが美しい・・70年代の香り)
5.WILSON SIMONAL 『ALEGRIA! ALEGRIA! Vol.2&4』(何を聴いても良いシモナル)
6.CATERINA VALENTE 『SWEET BEAT – THE LEGENDARY 60S POP SESSION』
7.HATUMI 『Feliz』(元モデルさん。最近2nd『CENOTE』を出した和ボサ・シンガー)
8.JAYME MARQUES『BRASIL POP』(ハイミ・マルケスのスパニッシュ・ボッサ傑作)
9.LA FABULOSA!『ELIANA PITTMAN』(エリアナ・ピットマンが元気にボッサ熱唱)

ハズレなしの驚愕レーベル、愛しのceleste(セレスト)からお洒落なコーラスものも2枚。
10.パルメイラ『パルメイラ』(1983-オランダ産ブラジリアン。amazonで試聴できます)
11.サンボア『カンタ・オ・ブラジル』(ブラジル人とベルギー人カップルの男女混声デュオ)

カフェ・ミュージックはおまかせ橋本徹さん(SUBURBIA)選曲のコンピレーション盤も結構買いました。
12.『ジャズ・シュプリーム ~フェンダー・ローズ・プレイヤー』(必携!素晴らしい)
13.『ジャズ・シュプリーム ~スピリチュアル・ワルツァノヴァ』(ワルツの美曲ばかり)
14.『サラヴァ・フォー・カフェ・アプレミディ・2』(おフランスな香りがたまりません)
15.『スカイ&グリフォン・フォー・カフェ・アプレミディ』(Gマクファーランドのレーベル)

以上ですが、実は重複買いも何枚かあります。一番の収穫はウィルソン・シモナルの2em1盤ですかね~。ポン酒猫さんもお好きであったら嬉しいんですが、こんなに幸福感に満ちた歌い方をする男性歌手ってなかなかいませんし、聴いてるだけで心があったまります。カテリーナ・ヴァレンテには大編成で絶叫されるより、こんなふうに小編成で語りかけるように歌われたほうが、断然お洒落でサイケでカッコよく聴こえるんですが、いかがでしょう?

さて、お店にいる間ちょうどBGMにホール&オーツの「Kiss On My List」や「Private Eyes」が流れていて、中学生の頃からのファンなので気持ちよくCDを眺めることができました。身体に染み込んだ曲はいつ聴いてもイイものです。ポン酒猫さんはHall & Oatesなんて聴かれませんか?ちょっと世代が違うのでお好みに合うかわかりませんが、伸びやかな声質が心地よいR&B系で小生は大好きです。YouTubeでも聴けると思いますので是非。

あっ、こんなに長く書かせて頂くことはもうありませんので、ご心配なさいませんように・・^^;
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Unknown (ポン酒猫)
2012-11-21 03:42:29
>ライブ大好きさん
色んなジャンルの音楽を聴かれているようで素晴らしいと思います。
Hall& Oatesは私が大学生の頃、今から25年程前から聴いています。白人系ソウル(昔はブルー・アイド・ソウル等と言ってました、ライチャス・ブラザースもこのジャンルですね)で好きですよ。
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意外な「実年齢」です・・・ (ライブ大好き)
2012-11-21 22:01:21
ポン酒猫さん、お忙しいところコメントありがとうございます。

> 私が大学生の頃、今から25年程前・・

え”っ・・・(と絶句。。)、でしたらホール&オーツ「ドまんなか世代」ではありませんか。

アフリカ土俗音楽などニッチな民族音楽も嗜まれるポン酒猫さんは、僕の中ではもっと年配の該博なジャズ喫茶マスターのイメージでして、あのCrissさんが医学生時代、ポン酒猫さんのお店に通いつめられていたというお話を拝読していた記憶もあって、もっと年配の方かと思っていました・・、意外にもお若かったんですね。

それでもやはり僕より精神年齢がハタチくらい上の印象は揺るぎないんですが、もしかしてお酒呑むとオトナになれるのかしらん・・^^;
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Unknown (ポン酒猫)
2012-11-22 04:20:59
>ライブ大好きさん
すみません間違えました、35年程前でした。申し訳ありません。
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『坂道のアポロン』、感涙のフィナーレ。。 (ライブ大好き)
2012-11-23 23:42:49
ポン酒猫さん、こんばんは。そうですよね~、四十代半ばなわけありませんよね・・汗。。

さて、今日はディスクユニオン某店にて、素朴なナナ・カイミ風ヴォーカルでしんみりと迫るSimoneの『Quatro Paredes』(1974)の他に、2枚のCDを買ってきましたが、これが思いのほかよかったので紹介させて頂ければと思います。

Vinicius Cantuariaの『Samba Carioca』(ヴィニシウス・カントゥアリア「サンバ・カリオカ」2010-国内盤やMP3版で試聴可)~参加メンバーを見てビックリ、ブラッド・メルドーにジョアン・ドナート、そしてマルコス・ヴァーリとキラ星スターがズラリ。ひどいキズ盤で迷いましたがワンコイン未満の値段でしたので購入。聴いてみて更にビックリ、溜息のでるような素晴らしさで、まさしく「洗練のきわみ」、近年稀にみるボサノヴァの逸品ではないでしょうか。

『THIS IS BOSSA マイケル・イン・ボッサ』~タイトル通りマイケル・ジャクソンの名曲を19曲もボサノヴァ・アレンジした作品で、セクシー・ジャケを見たときは「安っぽいな~」と思ったんですが、渋谷のDJ鈴木雅尭さん(エイプリルセット)のコンピ盤で愛らしい「Rock With You」を聴いていたのでビビッとくるものがありました。中学生の頃からの愛着ある曲がボッサで料理されてゆく心地よさといったら・・、Amazonのレビューでプロデュースがボサノヴァの巨匠ホベルト・メネスカルと知れば、それも納得です。

ついでに、先日でた待望の『坂道のアポロン』の最終巻(10巻)を買ってきて読んじゃいました。う~ん、これで終わるのが惜しい・・、いとおしい登場人物たちにもう逢えないのかと思うと。。心に引っかかっていた疑問が氷解するような素敵な掌編のオムニバスで、律子と薫の間に割って入ろうとした強引な野郎はこやつだったのかとか、律っちゃんの家にお母さんの姿がないのはそういうことだったのかとシンミリしてみたり・・、相変わらずジーンときますね。やっぱり律っちゃんカワイイな・・溜息、こんな清流のような天使みたいな子がいたら薫じゃなくっても舞い上がっちゃうよな~、それにしても幸せになってくれてよかった。。って涙ぐんでるオジサンってやっぱヘンですかね・・^^;

小学館漫画賞や「このマンガがすごい」の大賞にも輝いた本作ですが、マンガのオビの推薦の辞にあった「どうしてこんなに眩(まばゆ)い物語が紡げるのでしょう。まるで濁ることを知らない水のよう。いつも強く憧れています」(河内遥)というコメント通りの心揺さぶられる、そして抱きしめたくなるようなステキな作品です。

この作品はアニメにもなり、ポン酒猫さんが好意的に紹介されていたのを見てマンガを買いに走ったという経緯があって、それがなければ恐らく読まなかったと思うので、本当に感謝しております。実はアニメ(DVDで発売済)のほうは観ていないのですが、amazonでいつのまにかトップ10レビュアー殿堂入りされてしまったcure(キュア)さんがスゴイ入れ込みようで、彼の過去レビューから「坂道のアポロン」関連のものを拾い読みしてみるのも面白いです、サントラ盤等にレビューを書かれています。教養豊かで信頼できる方です。

まえに珠重さんのブログを拝読していたら、作者の小玉ユキさんが何人かでお店にやってきて旦那さまの素敵なジャズピアノ演奏を聴いたあと、「感動しました」と言い残して帰っていかれたそうで、僕だったらサイン貰ってお店に飾っちゃうな~とか、ハシタナイことを考えちゃいましたが、小玉さんには今の世にあって、こんなに素晴らしい物語(ファンタジー)を有難う、そして長い連載お疲れさまでした、という気持ちで一杯です。

(そしてポン酒猫さんには、またしても長いコメントになってしまったことをお詫びしたい気持ちです・・^^;)
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