早飲み込み、せっかちのペトロ と言われて久しい?
幼少の頃から先生のお話をよく聞きなさいと叱られ、長じても人の話は最後まで聞けと諭されるなど、ことある毎に言われた。
そのせっかちに加えてお馬鹿さんと言われそうな “ よっか ” と “ ようか ” の勘違い。
患部の切除に併せて小腸にストーマが設けられたことは既に書いた。
今回のその閉鎖手術、比較的簡単で主治医から「標準的には八日ほどで退院できる」と教えられた。
此処で何時もの早飲み込み、「四日? それなら1週間もあれば退院」と思い込んでしまった。
八日と言う言葉から何故四日と思い込んでしまったのか?
説明しろと言われても説明できないが、以前にもこの単語で勘違いをしたことがあり、どうも「よ」即ち「4」から連想してしまうよう。
で、件の閉鎖手術は月曜日にあって、週末には退院と思い込んでしまった。
ところが、手術前日のオピニオンで主治医から渡された「治療計画書」を見ると、「8日目~」という欄があって、そこには「入浴ができる」とか「栄養教室の受講」とかの予定が並んでいる。
それを見て初めて四日ではなく八日と気付くお粗末さ。
恥はそのぐらいにして肝心のストーマの閉鎖だが、手術そのものは3時間余りで終わる筈だったが、当初から予想されていた所に加え予期せぬ所でも癒着があり、それを綺麗に始末するのに2時間ほど余計にかかったと術後に聞いた。
腸にメスが入ると必然のように癒着するらしい。
そのため小腸の動きが悪く、溜まったガスが排出されずに逆流? 激しい嘔吐に見舞われてしまった。
点滴で補給中のこと、胃が空っぽのところへ繰り返し襲う嘔吐に苛まれ続けた。
途中、背中から脊髄に刺されている髪の毛ほどの痛み止めの管を千切ってしまうというアクシデント。
それこそ四日ほど病床で痩せた鯵の開きのようになっていた。
そんなこともあって術後四日は勿論、八日どころじゃなく十四日間もお世話になってしまったという次第。
そんな折、西宮の T さんが、「黄色は元気になる色」と見舞いの花束を届けて下さった。
バラとガーベラとフリージアなど、甘い香りが病室一杯に広がり、落ち込んだお馬鹿さんを随分と慰めてくれた、感謝の他ない。(photographer:therese)
Peter & Catherine’s Travel Tour No.450
やはり、ブログが更新されないと何となく落ち着きません。[E:think]
日頃、カタリナ先生にお世話になっていますので、体調の悪いペトロさんにはとても申し訳なく思っています。
一日、一日、元気になられて、またお二人の旅の思い出が増えていきますように[E:smile]
お身体大切になさって下さいね。
後は日にち薬り、自分でも随分と元気になったと喜んでいます。
当方のことは気にせず、お仲間の皆さんとお茶をお楽しみ下さい。[E:key]