ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

寒の戻り

2015年04月10日 | 本/図書館/言葉

 花も終わり、これからいよいよ春本番、温かくなると思っていた。

 何時まで経っても主夫?仮免中の酔狂だが、お天気の好い日に電気敷毛布を仕舞い、敷布と包布を春秋用に替えて冬物は洗濯などと算段。
 豈図らんや、ここ数日の小雨混じりの曇天続き、しかも、今週半ば辺りから上巳の節供、お雛様の頃の気温に逆戻り、北の国のみならず東京近辺でも時ならぬ春の雪に見舞われたとのニュースも。

 それでなくとも引き籠り症候群みたくな酔狂、今日も今日とて祈りの後は陽溜まりの猫宜しく定席?で、煎餅齧って新聞やら本やらを読み、ちまちまと駄文にPC、飽きれば見残しのDVDで暇つぶし。

 そんなある日(4/6)の午後、その殆どが間違いと言っても過言ではない電話、付け足せば線のある電話。のベルが鳴った。
 不断は内蔵のメッセージに一次対応を任せるのだが、珍しく受話器に手を伸ばした。

 架けてきたのはユーラスツアーズ社のK氏、「遅くなったがヴィザとホテルヴァウチャーが上がったので送る」とのこと、翌日(4/7)の夕刻、ゆうパックでそれが届いた。

 まず一番に、稀にだが間違いもあると聞くヴィザの内容を確認。
 そうしたら滞在期間が一日多い五日間になってい、そこに小さなメモが貼付、“ 飛行機の遅延などに備え一日多く出ています “ とあった。

 前回、同社の大阪営業所に依頼、その時の<対応>が嬉しく今回も東京本社に依頼したが、一日多く取得して貰ったのは初めて。

 これまで幾度か海外で交通機関のストに遭遇、特に、オランダはハーグでの<ベルギー国鉄のスト>で、天手古舞させられたこともあったが、ロシアでヴィザの有効期間が切れるアクシデント? その対処なんて想像もつかない。

 大阪事務所の閉鎖に伴い、東京とメールや電話での遣り取りに、靴の上から足を掻く様なもどかしさも無い訳ではなかったが、その配慮が嬉しくなった。

 知っている者にとって当り前のことでも、気付かない者にとっては驚くことがしばしばある。
 何時ものこと乍ら、“ 人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい ” (ルカ/6-31)の言葉が身に染む。
 で、寒の戻りとは裏腹に、気持ちはちょっぴり温かい。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.957

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