少し雨模様の日の翌日(5/28)、ものすごくいい天気になった。
気持ちが変わらないうちに家を出なければと、大急ぎでリュックを詰める。
何故、そんなに急いだのかって?
新緑を撮ろうと思いたったが、愚図ぐずしていると耳元で、「また、明日でもいいや」と囁くアシタニ虫がぞろ蠢(うごめ)き出す。
10時頃、甲山の森林公園(上/左)に着いて、何枚か写真を撮ってブラブラ歩いて(上/中)いたら小さな標識(上/右)が。
山頂まで700m、標高差は140m、遅い者でも35分でとあって、この程度なら何とかなる、と思った。
最近、朝食を摂らないようにしているので少し気になったが、ままよと足を入れた。
途中、「なんちゅう阿呆なことを!」と、悔やんだがもう引き返えせない。
ちょろちょろと水が流れる杣道もどき(中/左)を上ること25分ほど、「何が遅いもんでもや」とぼやきながら歩く。
半ば辺りだと思う、頼朝はんの塚があって別の道と合流(中/中)、それが整備された正規の?登山道のよう。
そこからはもう、石段(中/中)が果てもなく続くかと思えた。
頂上(中/右)でぐったりしていると、賑やかにも可愛い声がする。
なんと幼稚園児が何人かの先生に導かれて上ってき、きゃっきゃっとはしゃいでいる、がっくり。
そのちびっ子どもが上ってきた道を下る。
きれいに整備されたその登山道(下/左)、ゆっくりで7分とあって、なるほど上りの道に比べて格段に楽、何人かのハイカーとすれ違った。
登山口のところ、頼朝が復興したという古刹神呪寺(かんのうじ)・甲山大師(下/中)があって、境内からは町(下/中)が一望。
ちなみに、拙宅から甲山の中腹に神呪寺の堂宇(下/右)が眺(みえ)る。
主は言われた、“ 狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々としてそこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭くその道も細いことか ”(マタイ:7章13-14)と。
イエス様ごめんなさいだけれど、山道は平坦で広い方が、やっぱり・・・。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.817
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