ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

大谷美術館の庭

2012年01月20日 | 

 カタリナ が、奈良の初釜の折、ミサの帰り道に<大谷記念美術館>に寄ったことは書いた。

 この美術館、正式には「西宮市大谷記念美術館」といい、西宮市が運営管理している。
 市に在住するシニアならば入館料が無料と言う大変嬉しい美術館でもある。

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  美術館への道、垣根です       正面玄関

 以前にも書いたが、昭和電極(現エスイーシー)元社長の大谷竹次郎氏が土地・建物、美術作品を寄贈されたコレクションを広く一般に公開するため、1972年・昭和47に西宮市が開設した。

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  建物に一歩入ると、まずこの景色が目に飛び込んできます

 和風邸宅の良さをそのままに、エントランス・ロビーから流れる小さな滝を楽しむことができる。                                                                                                  

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  大きなガラス窓の向こう「石と水と松」、屏風絵のようです

 私宅跡ということもあって美術館としては少し狭いけれども、水と緑の美しい庭園を持っている。

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  石を穿った枡形からあふれた水が池に向かって流れ落ちています

 今開催されているのは、「新春によせて」と称し、近代の日本画・油彩画を約60点を展示。
 出品目録によれば10点ほど寄託作品があるが、展示作品の大部は自前の所蔵作品で、地方の小さな美術館として質は高い。

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  いたるところに蝋梅が         蹲のある庭です          ♪ 水琴窟の庭です

 開催中の「新春によせて展」のことは何れ別の機会にアップするとして、今回は庭を紹介したい。

 と、言っても、造園に格別の知識もなく、むしろ、「ど」が付く素人なのだが、ここにはなんと言ってもエントランス・ロビーからか眺める「水と石」「松と梅」、そして、もうひとつが、「蝋梅と万両」が主役だと勝手に思っている。

 下手な写真だが、少しでも寄贈者大谷さんの好みを感じて頂ければ幸い。
 Peter & Catherine’s Travel Tour No.427

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