00年のことだから、足掛け14年にもなる。
大聖年に夙川教会のY神父様のお導きで、イタリア巡礼に参加する僥倖に巡り合えた。
今、その “ 大聖年イタリア巡礼 ”、前の年(99)の “ ふたりだけのイタリア旅行 ” を織り交ぜながら、通り過ぎた小さな町のことを書いてきた。
ローマ、ヴァチカンに始まり、これまで、スピーアコ、オルビエート、アッシジ、サン・ジミニャーノ、シエナ、フィレンツェ、ボローニャ、ラヴェンナ、フェラーラ、パドヴァ、ヴェローナ、マントヴァと巡礼や旅は続いた。
♪ どの町も素晴しいけれど、やはり、ローマとヴァチカンをおいてこの国は語れません
♪ この台詞、どこかで聞いたような? 映画「ローマの休日」だったっけ?
♪ ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院(左/99)、同クーポラ(中/00)、スペイン階段バルコニー(右/05)です
以前、<ドイツの町>の稿でも書いたが、ここイタリアのどの町も、歴史や文化を捨ててまでも大きくなろうとせず、個性豊かで美しい町を守っている。
ルネッサンスの栄光を今に伝えるフィレンツェ、そのフィレンツェと覇を競ったピサ、よくも悪くもイタリアとイタリア人が凝縮したナポリ、そしてアドリア海の女王と謳われる水の都ヴェネツィア、そのヴェネツィアはまたの機会に。も美しい町だった。
なお、フィレンツェ、ピサ、ナポリなどのことは、カテゴリー “ イタリア ” からお入り下さい。
♪ 花の都フィレンツェ(左/99)、文句なしの天井のない美術館でした
♪ ピサの奇跡の広場(中/05)、素晴しい景色を見せてくれました
♪ そして、ナポリ(右/07)、少し猥雑ですが活気溢れる町でした
♪ 晴れた日、サンタ・ルチアから望むヴェスーヴィオ火山は優しい稜線を見せていました
旅の案内書にこんな言葉が。
それは、“ 幸福なるイタリアよ!そこでしか愛がなんであるかわからない ” (スタンダール「ロッシーニの生涯」より)。
大聖年イタリア巡礼、99年の旅ともども、カタリナ の古い銀鉛写真をデジタル化したくて長々とお付き合い頂いた。多謝である。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.691
※ 大聖年イタリア巡礼、前号「サンタンブロージョ教会」へは、<コチラ>から入れます。
若かりし頃、失礼!のカタリナさんとのノロケ旅みたいな、引用すれば、“幸福なるカタリナよ!そこまで愛されて”と言ったところでしょうかね・・・
カタリナ便りともども次の旅を待っています[E:foot]
ホントは道中喧嘩ばかりだったような気もするけど。
それでもいいから、どこでもいいから、もう一度だけでいいから、行きたいですね。
みなさん、愛する人を大切にして下さい。[E:key]