決して僻んでいる訳じゃない、が、昨日(11/22)はヘンテコな日で、新聞やTVが “ いい夫婦の日 ” だと騒いでいた。
ただの語呂合わせに、目くじらを立てるほどのこともない、と思わないじゃないが、天邪鬼の酔狂、つい首を傾げる。
百歩譲って “ 夫婦の日 ” だとか、“ 夫婦仲良くする日 ” だとかいうのならまだしも、何故、“ 好い ” か “ 良い ” か知らないが、わざわざ形容詞を付けなきゃいけないの。
ところで、この日の天声人語氏、“ 長く連れ添った夫婦は顔が似てくると言われる。俗説だと思っていたら、どうやら科学的な根拠があるらしい。鍵は、無意識のうちに相手の表情をまねる「ミラーリング」という行為である ” とあった。
へ~っ、そうなのと、阿呆なんだか暇なんだか、あいつ の写真を持って鏡の前に立ってみた。
うん?ちっとも似てねえよ、と首を捻っていたら、「そんなの相思相愛じゃなきゃ、似ないんじゃないの」と声が。
それじゃ、オレの片想い・・・と、思ったところで昼寝から覚めた。
ところで人語氏、“ 二人でたくさん苦しみ、たくさんなじり、たくさん慰め、たくさん笑う。眉間のしわも目尻のしわも、いずれ二人の履歴書になる ” と締めていた。
なるほどご尤も、“ いい夫婦 ” さんには、似た顔を見つめ合ってどうぞお仕合せに!と思うものの、僻みっぽい誰かは「勝手にしやがれ!」と嘯いている。
せめて、“ あなたを愛しています ” が花言葉の 「真紅の薔薇」でも添えて誰かさんを慰めるとしますか。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1441