仏式にはそれなりの納骨時? というものがある、らしい。
が、カトリックには定められた時期がある訳じゃない、ものの世間的には何時までも愚図愚図しているようで、決断力に乏しい奴!と思われているのでは・・・と、思わなくもない。
決断力と言えば、少しほろ苦い思い出がある。
最初の会社で管理職の端くれにちょこなんと?座っていた頃のことだから、三昔も前になる。
三日三晩、徹夜続きの少し過酷な昇進試験を受け、何とか目標とする評価を貰ったが、細部にまで厳しい評価ポイントがあって、弱点とされたのが決断力。
晴れて?転任後、管理部門のTさん、小ブログに度々登場して貰っているあのTさんから、「お前さん、研修に行って貰うよ」の電話。
今更 「何の研修・・・?」と首を捻っていたら電話の向こうで見えたかのよう、「決断力強化研修だ」と言う。
詳しい研修内容は省くが、最終前日の午後も遅く、天理の山中に数人のグループ単位で連れて行かれ、10箇所ほども設えられた目標物を順番通り見つけ、如何に短時間で帰着するかを競わされた。
与えられたツールは、断片的な情報と地図と10mの紐、前夜、グループ仲間と地図を首っ引きで作戦?を立てたことを憶えている。
時間との兼ね合いで、減点になるが矢鱈時間がかかる目標の断念や一度だけ求めることができる助言など、決断のしどころが組み込まれていた。
辺りが夕闇に包まれる頃、這う這うの体で帰還したものの、成績は全体の中ほど、一等早いチームはひと風呂浴びビールを飲んでい、なるほど、決断力が乏しいことを実感させられた研修、というより訓練だった。
ところで、何故、こんな話を持ち出したのかって?
gooブログに移行するについて、あれこれ迷ったのがトップ・ページの意匠、テンプレート、サンプル集があって選ぶだけだが、あれこれ目移りしてなかなか決められない。
この機会に「イメチェンを!」と、あれこれ試した挙句、以前と同じようなものになってしまい、相も変わらずの姿を露呈、聊か項垂れてしまった。
そんなことに愚図愚図の某日、素晴らしい天気に誘われて自転車を駆った。
西宮浜への道すがら、公園で面白い花を見た。
その花 「木立(こだち)ダリア」、別名 「皇帝ダリア」と呼ぶらしいが、背丈は3mばかり、10㎝ほどの薄紫の大きな花弁を一杯付けている。
そのでかさを余すとこなく青空にすくっと決めてい、見上げていると何だか可笑しくなって、笑えた。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.893
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