アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

日本ラオス首脳会談 首相 9月に公式訪問を希望 (NHK NEWSWEB)

2016年05月28日 | ASEAN諸国ニュース
日本ラオス首脳会談 首相 9月に公式訪問を希望
NHK NEWSWEB 5月28日 18時08分

 安倍総理大臣は28日午後、名古屋市内のホテルで、伊勢志摩サミットの拡大会合に招待したラオスのトンルン首相と会談しました。
冒頭、安倍総理大臣は「私は従来からラオスとの関係を重視してきた。今回、ASEANの議長として訪日していただいたことを歓迎したい」と述べるとともに、9月に開かれる予定のASEAN関連の首脳会議に合わせて、ラオスを公式訪問したいという考えを伝えました。

 これに対し、トンルン首相は歓迎する意向を示したうえで、「日本との伝統的な友好関係をさらに促進していきたい」と述べました。
そして両首脳は、中国が南シナ海で海洋進出の動きを強めている問題を巡って意見を交わし、安倍総理大臣は問題の当事国を抱えるASEANがまとまって対応できるよう、議長国のラオスが主導的な役割を果たすことに期待感を示しました。

南シナ海で緊密連携 借款900億円供与 日越首脳会談 (時事通信)

2016年05月28日 | ASEAN諸国ニュース
南シナ海で緊密連携 円借款900億円供与日越首脳会談 
時事通信 2016/05/28-18:18)

安倍晋三首相は28日午後、首相官邸でベトナムのグエン・スアン・フック首相と会談した。中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題をめぐり、緊密に連携していくことを確認。ベトナムの交通インフラ計画に約900億円の円借款供与を正式決定する。


フック首相「越日はパートナーかつ友人」、日本メディアの取材で (VIETJO ベトナムニュース)

2016年05月28日 | ASEAN諸国ニュース
フック首相「越日はパートナーかつ友人」、日本メディアの取材で
(VIETJO ベトナムニュース 2016/05/27 07:15 JST配信)


 グエン・スアン・フック首相は26日から28日にかけて、三重県志摩市賢島(かしこじま)で開催中の主要国首脳会議(G7伊勢志摩サミット)に合わせたアウトリーチ(拡大)会合に出席するため、日本を訪問している。フック首相にとって現職就任後初の訪日となる。

 フック首相は、訪日を前に日本放送協会(NHK)や共同通信社、日本経済新聞社など日本メディアのインタビューに応じた。

 フック首相はインタビューで、「43年前に国交が樹立されて以来、越日関係はあらゆる面で年々深まっている。両国は戦略的パートナーというだけでなく、類似した文化を有し、経済的利益を共にする、互いに信頼できる友人同士でもある」との認識を示した上で、「両国関係はこれまでで最も良好な発展段階にある」と述べた。

 両国の経済については、「両国間の2015年の貿易額は280億USD(約3兆0800億円)に達し、2000社余りの日系企業数がベトナムに進出している。ベトナムで実施されている日本の投資案件数は3000件余り、その投資認可額は計390億USD(約4兆2900億円)に上る。また、2015年に約70万人の日本人がベトナムを訪れ、約20万人のベトナム人が日本を訪問した」とし、経済だけでなく、両国国民の交流活動も活性化していることを強調した。

 こうした両国関係を踏まえた上で、フック首相は日本との包括的な協力関係を更に強化すると共に、地域の平和維持、各国間の友好・協力関係の推進に貢献したい意を示した。

 日本に対しては、ベトナムの裾野産業の発展に向けて協力を求めると共に、2020年までに貿易額を現在の2倍に増やすべく越日経済連携協定(VJEPA)を効果的に展開し、ベトナムに対する日本の政府開発援助(ODA)を高水準に維持するなど、両国で共に取り組んでいくことを望むと述べた。

スリランカに巡視艇供与 安倍首相、サミット招待国と会談 (時事通信)

2016年05月28日 | インド・南アジアニュース
スリランカに巡視艇供与 安倍首相、サミット招待国と会談
時事通信 2016/05/28-13:22)

 安倍晋三首相は28日午前、名古屋市内で主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の拡大会合に招待していたチャドなどとの一連の首脳会談に臨んだ。バングラデシュ、スリランカとの会談では、中国の海洋進出をにらみ、2国間関係の強化を確認。スリランカには巡視艇2隻の供与決定を伝えた。
 中国はインド洋でシーレーン(海上交通路)確保のため、インドを囲む形で港湾や空港の整備を支援しており、その形状から「真珠の首飾り戦略」と呼ばれる。安倍首相は、その要衝となるバングラデシュ、スリランカ両国との連携を緊密化することで中国の影響力を抑えたい考えだ。
 安倍首相はスリランカのシリセナ大統領との会談で巡視艇供与のほか、送電線などインフラ整備に約380億円の円借款を行うと表明。バングラデシュのハシナ首相には、ベンガル湾周辺の開発に協力することを伝えた。


 チャドのデビ大統領との会談では、8月にケニアで開催されるアフリカ開発会議(TICAD)の成功に向け連携していくことで一致した。チャドはアフリカ連合(AU)の議長国。
 安倍首相は、午後にパプアニューギニアのオニール首相、東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国のラオスのトンルン首相と意見を交わした。
 その後、東京都内に戻り、首相官邸でベトナムのグエン・スアン・フック首相と会談する。

  

安倍首相の真珠湾訪問に期待 大統領への批判は一部 米 (時事通信)

2016年05月28日 | 日米同盟と日本の安全保障
安倍首相の真珠湾訪問に期待 大統領への批判は 一部 米
時事通信 2016/05/28-06:23)

  【ワシントン時事】

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は27日、オバマ大統領の広島訪問を報じた記事で、ホワイトハウスは安倍晋三首相のハワイ・真珠湾訪問を歓迎する意向だと伝えた。真珠湾攻撃から今年12月7日(現地時間)で75年となるが、ある米政府高官は安倍首相が訪問しなければ「驚きだ」と語ったという。
 安倍首相は25日の記者会見でハワイを訪れる予定は現時点でないと述べている。一方、オバマ大統領の広島訪問や平和記念公園での演説について、米国内で批判は一部にとどまっている。


オバマ米大統領演説要旨 (時事通信)  来年トランプおじさんがアメリカ大統領になると思うと…

2016年05月28日 | 日米同盟と日本の安全保障
来年トランプおじさんがアメリカ大統領になると思うと…
目が覚めるよね…

オバマ米大統領演説要旨 広島訪問
時事通信 2016/05/27-23:51)


 オバマ米大統領が27日、広島市の平和記念公園で行った演説要旨は次の通り。
 
 1、71年前、雲一つない晴れた朝、空から死が降ってきて、世界が一変した。せん光と火の壁が街を破壊した。そして、人類が自分たち自身を破壊する手段を持ったことを明示した。
 1、私たちはなぜこの場所、広島に来るのだろうか。10万人を超える日本人の男女、子供、数千人の朝鮮人、捕らわれた十数人の米国人の死者を悼むためだ。
 
 1、広島と長崎に残酷な結末をもたらした世界大戦は最も富裕で、強大な諸国によって戦われた。こうした国の文明は世界の偉大な都市や素晴らしい芸術を生んだ。しかし、同じ場所から戦争が起きた。
 
 1、数年のうちに約6000万人が亡くなった。撃たれ、爆撃を受け、捕らえられ、飢えさせられ、ガスで殺害された。
 
 1、空に上るきのこ雲の姿は人間性の中心にある矛盾を想起させる。われわれの考えや創意、言葉といった自然界から人類を区別する能力がわれわれに不相応な破壊力も与える。
 
 1、私たちはこの街の中心に立ち、原爆投下の瞬間を想像せずにはいられない。あの戦争とその前の戦争、それに続く戦争の罪のない犠牲者全員を記憶している。私たちには歴史を直視し、こうした苦しみを止めるには何をすべきかを問う共通の責任がある。
 
 1、いつの日か被爆者の声は聞けなくなる。しかし、1945年8月6日の朝の記憶は決して薄れさせてはならない。あの運命の日以来、私たちは希望の選択をした。米国と日本は同盟を構築しただけでなく、友情を築き上げた。
 
 1、国際社会は戦争を回避し、核兵器を制限・削減して究極的には廃絶を目指す制度や条約をつくった。それでもなお、国家間の攻撃やテロ行為が世界中にあり、仕事は決して終わっていない。
 
 1、私自身の国のような核兵器を持つ国は、恐怖の論理から抜け出す勇気を持ち、そうした兵器のない世界を目指さなければならない。私の人生のうちにこの目標は実現できないかもしれない。しかし、粘り強い努力によって破滅の可能性を低くできる。(核兵器)備蓄の破棄につながる計画を立てることはできるし、他国への拡散や狂信者の手に渡るのも阻止できる。
 
 1、私たちは戦争そのものに関する考え方を変え、外交によって紛争を防止し、起きてしまった紛争を終結させる努力をしなければならない。
 
 1、(原爆で)亡くなった人たちは戦争を望んでいない。科学の奇跡は生活を奪うことではなく、その改善に用いることを望むだろう。国家や指導者が選択をするとき、この簡明な知恵を熟慮するなら、広島の教訓は生かされる。
 
 1、この場所で世界は永遠に変わった。しかしきょう、この街の子どもたちは平和のうちに一日を過ごすだろう。それは何と貴重なことだろうか。これが私たちが選べる未来だ。広島と長崎が核戦争の夜明けとしてではなく、私たち自身の道義的な目覚めの始まりとして知られる未来だ。

外交部、G7で南中国海問題を煽る日本に強い不満 (人民日報)

2016年05月28日 | 安全保障と南シナ海紛争
外交部、G7で南中国海問題を煽る日本に強い不満
人民網日本語版 2016年05月28日13:54

 外交部(外務省)の華春瑩報道官は27日の記者会見で、日本がG7ミットで南中国海問題を煽ることについて「日本はサミットを主催し、南中国海問題を煽り立て、緊張した雰囲気を作り出した。地域の安定に役立たず、先進国が経済について話し合う場というサミットの性格にもそぐわない」とし、「日本とG7のやり方に強い不満を表明する」と述べた。新華社が伝えた。

 さらに、華報道官は、「今の複雑な経済情勢の中で、世界経済について話し合うサミットで、G7は国際社会が関心を抱いている経済や発展などの問題について話し合うべきだった」と強調。9月に浙江省杭州で予定されている20カ国・地域(G20)首脳会議にも言及し、「関係国がG20という広く代表的なこのプラットホームに参加し、世界経済の改善のために建設的な役割を果たすことを歓迎している」と表明した。