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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

日米欧、中国に勝訴 レアアース輸出規制紛争 WTO (時事通信)

2014年03月27日 | 中国バッタ屋経済の終焉
日米欧、中国に勝訴 レアアース輸出規制紛争 WTO
時事通信 2014/03/26-22:08)

【ジュネーブ時事】中国によるレアアース(希土類)などの輸出規制をめぐる通商紛争で、世界貿易機関(WTO)の紛争処理小委員会(パネル)は26日、共同提訴した日本、米国、欧州連合(EU)の主張を全面的に認め、中国に規制措置の是正を勧告した報告書を発表した。
 この紛争は、日本がWTOで中国を直接訴えた初のケース。ハイテク製品の製造に欠かせない鉱物資源であるレアアースの輸出規制問題は、一審に当たる今回の審査で中国敗訴の判断が下されたことになる。


韓米日首脳 北核問題での連携確認 3国軍事協力も提起 (聯合ニュース)

2014年03月27日 | 東アジアニュース
韓米日首脳 北核問題での連携確認=3国軍事協力も提起
聯合ニュース 2014/03/26 11:11

【ハーグ聯合ニュース】オランダ・ハーグで25日(日本時間26日未明)に行われた韓米日首脳会談で、3カ国首脳は北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓米日首席代表による協議を進める方針で合意した。
 6カ国協議は北朝鮮の非核化検証方法をめぐり2008年12月に事実上決裂して以来、中断している。韓米日首脳会談に先立ち行われた韓中首脳会談でも6カ国協議再開に言及しており、再開の糸口をつかめるか注目される。
 6年ぶりとなる韓米日首脳会談は45分間行われた。朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍晋三首相の正式会談は初めてで、オバマ米大統領の仲介で実現。冷え込んだ韓日関係改善の契機になるか関心が集まる。

 韓国青瓦台(大統領府)によると、韓米日首脳は北朝鮮核問題の解決などに向け3カ国の緊密な協力の必要性を確認。「対話のための対話」ではなく、北朝鮮の非核化を実質的に進められる環境で6カ国協議を推進すべきだとして、関連協議を継続することにした。
 また、北朝鮮が核兵器やウラン濃縮計画を含む全ての核開発計画を完全かつ検証可能で不可逆的な方法で放棄するよう促すことで合意。北朝鮮を説得する上で中国の協力確保が重要だとの点で一致した。

 オバマ大統領は北朝鮮核問題解決と3カ国の安保協力に向け、6カ国協議の韓米日首席代表協議と3カ国の国防次官補級による防衛実務者協議(DTT)の必要性を提起した。青瓦台は、DTTは早ければ来月開催されると説明した
 オバマ氏は会談の冒頭、共同の軍事作戦、ミサイル防衛(MD)システムを通じて3カ国の結束をどう深化させるか協議すると述べた。
 朴大統領は北朝鮮の非核化に向け「3カ国の協調が核心的役割を果たすべき。3カ国首席代表が非核化の実質的進展に向け協力策を模索できるよう期待する」と強調した。

 安倍首相は、在日米軍と在韓米軍、日米同盟と韓米同盟が相互補完的な関係であることに言及し、北朝鮮抑止に向け日本の協力の重要性を強調したとされる。
 一方、北朝鮮との統一問題に関して朴大統領は、朝鮮半島非核化に向け北朝鮮が変化せざるを得ない環境をつくるのと同時に、平和統一基盤づくりを並行する方針を説明。「原則に立った人道支援や文化、体育分野の民間交流、乳幼児などの社会的弱者層に関心を持ち続ける」と述べた。