アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

中国、製造業の景況指数が下落 3月、景気減速鮮明に ( 共同通信 )

2014年03月24日 | 中国バッタ屋経済の終焉
中国、製造業の景況指数が下落 3月、景気減速鮮明に
共同通信47news 2014/03/24 12:26 】

 【北京共同】英金融大手HSBCは24日、中国の製造業の景況感を示す3月の製造業購買担当者指数(PMI)の速報値を48・1と発表した。景気判断の節目となる50を3カ月連続で割り込んだ。下落は5カ月連続で、昨年7月の47・7以来の低水準となり、中国の景気減速が鮮明になった。
 内訳をみると、生産や新規受注の動向を示す指標が50を下回った。内需が振るわないことや、政府が鉄鋼など生産過剰業種で工場の停止や閉鎖を進めていることが響いたとみられる。
 HSBCのアナリストは「中国の成長鈍化が続いている。政府は成長を安定させるための施策を打ち出すだろう」とコメントした。


韓中が首脳会談で蜜月ぶり示す 安重根記念館も話題に  (聯合ニュース)

2014年03月24日 | 東アジアニュース
韓中が首脳会談で蜜月ぶり示す 安重根記念館も話題に
聯合ニュース 2014/03/24 09:13

【ハーグ聯合ニュース】核安全保障サミットに出席するため23日(現地時間)にオランダ・ハーグを訪れた韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、同日午後に中国の習近平国家主席と首脳会談を行った。韓中関係の発展策のほか北朝鮮核問題、朝鮮半島情勢などについて意見を交わした。
 青瓦台(大統領府)の閔庚旭(ミン・ギョンウク)報道官によると、会談時間は予定の30分から1時間以上に延びたという。

 両首脳の会談は朴大統領の就任後4回目で、今年に入って初めて。朴大統領は習主席へのあいさつで、4回の会談を「両国が真の戦略的協力パートナー関係に生まれ変わろうとしていることを示す証拠」と評価した。続いて、消息を断った北京行きのマレーシア航空機の行方が一日も早く判明するよう願うとした。

 また、伊藤博文を暗殺した韓国の独立運動家、安重根(アン・ジュングン)の記念館が中国のハルピン駅に設置されたことに謝意を伝え、「両国国民から尊敬される安重根義士をまつる記念館が設置されたことは、韓中友好協力関係の良い象徴となるだろう」と述べた。朝鮮戦争で死亡した中国人の遺骨約400柱が28日に韓国から中国に返還されることにも言及し、意味のあることだとした。

 習主席は遺骨返還について、朴大統領をはじめとする韓国の協力に感謝の意を示した。また、「私はハルビンでの安重根義士記念館の建設を指示した。これは両国間にとって重要な結びつきとなっている」と述べた。
 韓中は日本による植民地時代に中国に樹立された大韓民国臨時政府の「光復軍」駐屯地があった西安に記念碑を設置することに合意している。習主席は朴大統領が設置を希望したもので、近く除幕するとしながら、「韓国の国民が大勢訪れてくれると良い」と述べた。

中韓との関係改善期待=安倍氏にオランダ首相 (時事通信)

2014年03月24日 | 東アジアニュース
中韓との関係改善期待 安倍氏にオランダ首相 
時事通信 2014/03/24-08:41)

【ハーグ時事】オランダ訪問中の安倍晋三首相は23日夜(日本時間24日未明)、同国のルッテ首相とハーグ市内の首相公邸で会談した。悪化している中国や韓国との関係について安倍氏が「大局的観点から冷静に対応している。対話のドアは常にオープンという姿勢だ」と説明したのに対し、ルッテ氏は「日中、日韓の対話が一層進むことは重要だ」と関係改善に期待を表明した。 

安倍氏は「過去に真摯(しんし)に向き合いつつ、未来志向の外交を進めることを重視している」と強調。第2次世界大戦中の旧日本軍によるオランダ人捕虜虐待問題をめぐって、元捕虜らの心の傷を癒やすための和解事業を今後も続けていく方針を伝えた。

 さらに、自身が掲げる「積極的平和主義」に支持を求め、ルッテ氏は「日本の国際社会での積極的な取り組みを理解する」と応じた。両首脳は、ともに海洋国家として「法の支配などの基本的価値を共有する戦略的パートナーとして協力していく」との方針を確認した。

 ウクライナ問題をめぐって安倍氏は「力を背景とした現状変更は決して容認できない」と強調。東シナ海での中国による威圧的な行動を念頭に「今回の事態は一地域の問題ではなく、グローバルな問題だ」とも指摘し、ルッテ氏と平和的解決が重要との認識で一致した。


中国機、尖閣周辺飛行 領空侵犯なし、空自緊急発進 (時事通信)

2014年03月24日 | 安全保障と東シナ海紛争
 中国機、尖閣周辺飛行 領空侵犯なし、空自緊急発進 防衛省
 (時事通信 2014/03/23-20:34)


防衛省は23日、中国国家海洋局のプロペラ機Y12が沖縄県・尖閣諸島周辺を飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したと発表した。領空侵犯はなかった。
 統合幕僚監部によると、23日午前、プロペラ機Y12が東シナ海を南下するのを空自のレーダーが探知。Y12は尖閣諸島の北約130キロまで接近後、反転して中国側に飛び去った。空自は那覇基地からF15戦闘機を発進させて対応した。