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MotoGP : 第13戦 サンマリノ プレビュー

2011-09-02 07:47:05 | MotoGP WSB BSB JRR






MotoGP 2011 第13戦 サンマリノGP



■開催日:2011年9月2日(金)フリー走行、3日(土)予選、4日(日)決勝
■開催地:イタリア/ミサノサーキット



CIRCUIT DATA

■開設:1972年
■コース長:4.226km
■サーキットレコードラップ:1分34秒746(2009年:V・ロッシ)
■サーキットベストラップ:1分33秒378(2008年:C・ストーナー)


■2010年のリザルト:

[MotoGP]

1. ダニ・ペドロサ HONDA 44:22.059
2. ホルヘ・ロレンソ YAMAHA +1.900
3. ヴァレンティーノ・ロッシ YAMAHA +3.183
4. アンドレア・ドヴィツィオーゾ HONDA +6.454
5. ケーシー・ストーナー DUCATI +18.479
6. ベン・スピーズ YAMAHA +28.385
7. コーリン・エドワーズ YAMAHA +34.934
8. アルバロ・バウティスタ SUZUKI +38.157
9. エクトール・バルベラ DUCATI +40.943
10. マルコ・メランドリ HONDA +42.377
11. アレックス・エスパルガロ DUCATI +45.906
12. 青山 博一 HONDA +46.394
13. ランディ・ド・ピュニエ HONDA +50.481
14. マルコ・シモンチェリ HONDA +1:23.143
RT ミカ・カリオ DUCATI +11Laps
RT ニッキー・ヘイデン DUCATI +25Laps
RT ロリス・カピロッシ SUZUKI -


[Moto2]

1. トニー・エリアス MORIWAKI 43:33.996
2. フリアン・シモン SUTER +1.969
3. トーマス・ルティ MORIWAKI +11.917
4. シモーネ・コルシ MOTOBI +15.409
5. ステファン・ブラドル SUTER +16.219
6. ジュール・クルーゼル SUTER +16.676
7. ガボール・タルマクシ SPEED UP +16.852
8. ドミニク・エージャーター SUTER +18.330
9. クラウディオ・コルティ SUTER +20.650
10. ロベルト・ロルフォ SUTER +29.678

25. 山口辰也 MORIWAKI +1:09.977
RT 高橋裕紀 TECH 3 +5Laps
RT 富沢祥也 SUTER +15Laps


[125cc]

1. マルク・マルケス DERBI 39:56.117
2. ニコラス・テロール APRILIA +2.185
3. エフレン・バスケス DERBI +5.628
4. ブラッドリー・スミス APRILIA +5.912
5. サンドロ・コルテセ DERBI +6.378
6. ポル・エスパルガロ DERBI +7.091
7. エステベ・ラバト APRILIA +23.835
8. 小山知良 APRILIA +23.891
9. ランディ・クルメンナッハー APRILIA +29.914
10. ダニー・ウェッブ APRILIA +29.969





■ミサノ・サーキットの特徴


アドリア海にほど近いサンタモニカ郊外に造られたサーキット。
開設は1972年。
過去には1980年から1991年までGPが開催されており、大改修を経て2007年にグランプリに復帰した。
コーナーの数は、左が5、右が9の14のコーナーからなっており、前半部分は高速コーナーで、後半部分はテクニカルセクションとなる。
路面は、フラットでツイスティ。
アベレージは約162キロと低く、ストレート長も565メートルと短い。
海からの風の影響を受けやすく、路面コンディションが絶えず変化するのも特徴である。


このサーキット、サンマリノの冠が付いているが、実はサンマリノ共和国内では無く、イタリア国内にある。
MotoGPに参戦するいくつかのチームは、近くに本拠を構えており、イタリア人ライダーの多くもこの近くの出身である。
ロッシの住むタヴェリアの街もすぐ近くの為、ロッシファンが大挙して押し寄せる事でも有名。








イタリア本拠のMotoGPチーム

ヤマハ・ファクトリー
グレシーニ・ホンダ
LCR・ホンダ
マールボロ・ドカティ
プラマック・ドカティ

イタリア人MotoGPライダー

バレンティーノ・ロッシ
アンドレア・ドビチオーゾ
ロリス・カピロッシ
マルコ・シモンチェリ



■パッシングポイント

1コーナー、7コーナー、9コーナー、11コーナーと最終コーナー。

1コーナーから2コーナーへの切り返しは注目で、1コーナーでアウト側に並んでも、次の2コーナーではインに入れるのでサイドバイサイドになりやすい。



■タイヤとセッティング


フロント : ソフト(低温時用) ・ ミディアム ・ ハード
リア : ミディアム ・ ハード(左右非対称コンパウンド・左ソフト)

ウェットタイヤ : ハードスペック


滑りやすい路面。
中低速コーナーでマシンの向きを早く変えるための旋回性と、切返しの軽快性、ブレーキングの安定性が重要。
高速区間とテクニカル区間、どちらの特性にも対応できるセッティング、ライディング技術が求められる。
低速コーナーが多いので、それ程、耐久性には厳しくない。




サンマリノ共和国



イタリア半島の中には3つの国が存在する。
一つ目はもちろんイタリア、二つ目に世界最小の国であるバチカン市国がある。
そして、三つ目の国が、サンマリノ共和国です。
サンマリノ共和国も非常に小さな国で、その小ささは世界で5番目になる。

地理は、イタリア半島の中部に位置し、標高740メートルの山の上に築かれた国。
高台にあることから20数キロ離れたアドリア海を望むことが出来る。
面積は61平方キロメートルで、ニューヨークのマンハッタン島とほぼ同じ。
人口は約3万人で、主な産業は観光で、観光収入はGDPの50%以上になる。
その他の基幹産業は、銀行業、電子産業、窯業など。
小さな国の為、治安防衛を担う人材が不足しており、警察も外国人を雇っていたり、軍隊も国民皆兵制度をとっている。
また、国民の大半が顔見知りで、血縁であったり何らかの関わりがある場合が多く、公平な裁判制度を保つ為に、裁判官も外国人を雇っている。


参考に、小さな国ベスト5は、1位・バチカン市国、2位・モナコ公国、3位・ナウル共和国、4位・ツバル、5位・サンマリノ共和国となる。

サンマリノへの行き方

ローマから公共交通機関を使う場合は、リミニまで電車で4時間少々。リミニからバスに乗り換え40分位で着く。
サンマリノ直行のバスもあるようだ。
車で行く場合、アウトストラーダ(高速)を通って4時間半位。

入国にビザは必要ないし、入国審査もない。
その為、パスポートに入国スタンプを押してもらいたければ、政庁舎に出向き、有料で押してもらえる。



世界遺産:サンマリノの歴史地区とティターノ山

サンマリノ共和国は、4世紀初頭にローマ帝国の迫害から逃れるためにキリスト教信者達がティターノ山潜伏したことに遡る世界最古の共和国。
標高739mのティターノ山に発展したこの国は、1700年に渡って周辺の都市国家からの侵略を跳ね返してきた難攻不落の要塞の姿を今に残し、中世の街並みが残されている。
世界遺産の構成要素は、三つの要塞塔、城壁、門、防御塁などの要塞群、14世紀~16世紀の修道院群、18世紀のティターノ劇場、19世紀の教会堂や市庁舎など。

三つの城砦

3つの城砦はそれぞれ「第1の砦グアイダ」「第2の砦チェスタ」「第3の砦モンターレ」と呼ばれており、サンマリノの国旗にもデザインされている。

バシリカ・ディ・サン・マリノ

サンマリノ建国のルーツになったのは石工職人マリーノを聖人と崇め、バシリカ・ディ・サン・マリノの主祭壇に遺物が納められている。

マラネッロ・ロッソ・コレクション

25台のフェラーリや、30台のアバルトなど、歴代のフォーミュラーカー、名車を集めた博物館。



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■天気

     





■タイムスケジュール(日本時間)


2011. 9.02

125cc FP1 16:15 - 16:55
MotoGP FP1 17:10 - 17:55
Moto2 FP1 18:10 - 18:55

125cc FP2 20:15 - 20:55
MotoGP FP2 21:10 - 21:55
Moto2 FP2 22:10 - 22:55

2011. 9.03

125cc FP3 16:15 - 16:55
MotoGP FP3 17:10 - 17:55
Moto2 FP3 18:10 - 18:55

125cc QP 20:00 - 20:40
MotoGP QP 20:55 - 21:55
Moto2 QP 22:10 - 22:55

2011. 9.04

125cc WUP 15:40 - 16:00
Moto2 WUP 16:10 - 16:30
MotoGP WUP 16:40 - 17:00

125cc RAC 18:00
Moto2 RAC 19:15
MotoGP RAC 21:00

Japan Time : GMT +9
local time : GMT +2
difference in time : -7 summer time



■TVオンエア情報

G+SPORTS

予選

9月3日(土) 20:00~23:15 (生放送) ※最大23:30まで放送

9月6日(火) 18:30~21:30
9月7日(水) 18:30~21:30

決勝

9月4日(日) 17:45~22:30 (生放送) ※最大23:00まで放送

9月6日(火) 23:00~27:15
9月7日(水) 23:00~27:15


日本テレビ

9月4日(日) 25:35 ~ 26:35

※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください




REPORT

MotoGP

グランプリの舞台は、アメリカ大陸を超え、再びヨーロッパの地に戻ってきた。
第13戦サンマリノGPは、イタリア東海岸のミサノ・ワールド・サーキットで開催。



前戦で今季7勝目を獲得し、ポイントリーダーのストーナーは、2007年に優勝経験があり、昨年は3番グリッドから4位に入賞した。今季は圧倒的強さを発揮しており、もしここで優勝をすると残り5戦を残して、最低でも49ポイント差をつける事になり、チャンピオンシップで盤石の態勢を築くことになる。はたしてストーナーに死角はあるのか。

ランク2位のロレンソは、2007年、250クラスで優勝経験があり、MotoGPでは3年連続2位を獲得。

69ポイント差のランク3位、ドビツィオーソは、2年連続4位。ホームグランプリで、初表彰台を目指す。

113ポイント差のランク4位、ペドロサは昨年、終始レースをリードし、ポールトゥウィンを果たした。

119ポイント差のランク6位、ロッシは、2008年と2009年に優勝した。困難なレースが続くが、自宅から15キロの位置にあるホームサーキットで上位進出を狙う。

ランク10位の青山博一は、チームのホームレースに臨む。過去の成績は、250クラスで、2007年2位。2008年リタイア。2009年4位。そして昨年、MotoGPで12位であった。レースごとに成長を見せているだけに、スタート時の課題を克服すればトップ5も狙えるだろう。




Moto2

昨年の9月5日、Moto2クラス決勝、12周目の11コーナーで、悲劇が起った。富沢のマシンは、縁石に乗り上げコントロールを失った。富沢は、コース側に投げ出され、直後を走る2台に激突され、帰らぬ人となってしまった。
開幕戦のカタールで、勝利を飾った時の走りは見事であった。彼らしく前だけを見据え、ひたすら元気に走る姿は、決して忘れる事は出来ない。
そして今年、何のめぐり合せか、CIPチームから、小山が代役で参戦する事になった。
日本人選手の活躍を祈ると共に、改めて富沢祥也選手のご冥福をお祈りします。




COMMENT



HONDA

ケーシー・ストーナー

「2週連続となるサンマリノで、どれだけがんばれるのかが楽しみです。2007年は優勝。08年はトップを走っていて転んでしまいました。そして09年は欠場、昨年は少し苦戦して5位。表彰台争いにも加われませんでした。しかし、今年は3連勝している状態でレースに挑めるし、いいレースをする自信があります。ミサノは、いいサーキット。バックストレートエンドの2つの高速コーナーが好きです。とても速くて楽しい。ミサノは、ダニとホルヘもとても速いので、厳しいレースになると思います。とにかく、全力を尽くしたいです」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「インディアナポリスは残念なレースだったので、気持ちを切り替えてサンマリノに挑みたいです。インディアナポリスは、コンディションがとても難しいレースでした。でも最終ラップに自己ベストタイムを出せたことは自信になりました。ミサノは、高いモチベーションで挑みたいです。12戦を終えて総合3位。引き続きがんばって、すべてのレースでベストを尽くします。チャンピオンシップ2位も不可能ではありません。昨年は、バレンティーノの後ろの4位でフィニッシュしました。今年は次のステップに進んで、表彰台に上がりたいです。今年得た経験があれば、ミサノでいいレースができるはず。ムジェロでは表彰台に上がれました。大勢のイタリア人の前で、またいい結果を残したいです」

ダニー・ペドロサ 

「インディアナポリスGPでいいレースをしたので、気持ちよくサンマリノGPを迎えることができます。サーキットのレイアウトは、インディアナポリスとは全く違いますが、昨年は、この2つのサーキットで、とてもいいレースをすることができました。インディアナポリスでは勝てませんでしたが、ここでは、昨年のレースを繰り返したいです。とにかく、ここはグリッドが重要なので、土曜日の予選でいい走りをしたいです。そして、最高のレースができるように準備をしたい。ミサノはいいアクセレーションが必要になるし、ハードブレーキングのポイントもあります。その2つをよくすることを最優先に、マシンのセッティングを進めたいです。引き続きチームといい仕事をして、また一歩前に進みたいです」

マルコ・シモンチェリ

「インディアナポリスは厳しいレースでした。ウオームアップのあとは、フロントの問題が改善されたと思いましたが、それは気温が低かったためにいいパフォーマンスができただけのことでした。午後の決勝では路面温度が50℃に戻り、再び、厳しいレースになってしまいました。5周は楽しかったけれど、それからはまるでダメでした。ミサノでは、その5周の時のような走りを最後までしたいです。ミサノではあまりいい思い出はありませんが、すべてのことに、初めての経験があります。得意なサーキットではないけれど、モチベーションは高いです。全力を尽くします。サーキットから数キロのところに住んでいるし、地元ファンの期待に応えたいです。その声援が大きな力になると思います」

青山 博一

「インディアナポリスは、中盤以降の走りはよかったのですが、オープニングラップで最下位に落ちてしまったことが悔やまれます。今年は、スタートをよくすること。序盤のペースを上げることという2つの課題がありましたが、インディアナポリスでは、スタートはよかったです。今回はもう1つの、序盤のペースを上げることを成功させたいです。インディアナポリスではレースの感覚を取り戻せたし、身体の調子もよかったです。このサーキットはインディアナポリスに比べると狭くてテクニカルですが、いいコンディションでレースができるはずです。インディアナポリスでのポジティブな気持ちを力に、ミサノでもがんばりたいです。今回はチームのホームGP。チームのためにいい結果を残したいです」



Moto2

ステファン・ブラドル  

「アメリカから戻って、そのまままっすぐ次のイタリアに行かなければならないのは、楽なことではありません。でも少なくとも、クルマを運転して行けるので、飛行機の日付を気にしなくていいのがうれしいです。ミサノは2010年に5位になれたし、いい走りができました。初めてMoto2で表彰台近くでフィニッシュしたレースでした。昨年はそれからどんどんよくなりました。インディアナポリスでは予選グリッドが悪かったのですが、そこから追い上げたパワーある走りを今回も見せたいです」

マルク・マルケス 

「ミサノでは、昨年125ccで優勝しています。好きなサーキットですが、今回はイアンノーネ、パシーニ、そしてデ・アンジェリスやすべてのイタリア人ライダーが速いので、厳しいレースになると思います。しかし、インディアナポリスですばらしいレースができたし、チームのモチベーションはとても高いです。激しく変わる路面コンディションに合わせることができたので、今回も、インディアナポリスのようにマシンをセットアップしたいです。Moto2マシンでは初めて走るサーキットが続いていますが、今回もコースに早く慣れることに集中したいです」

アレックス・デ・アンジェリス 

「インディアナポリスは予選10位、決勝15位と厳しいレースだったので、今回はいいレースにしたいです。ミサノはとても好きなサーキットです。そして、なんたってホームサーキットですからね。数週間前にここでテストしていい結果を得ています。そのデータを生かしたいです。トップとのギャップは縮まっているので、優勝も手の届くところにあると思います。今大会は、自分の走りの写真がGPのシンボルとして使われています。その期待に応えたいです」

高橋裕紀  

「インディアナポリスGPは、今年になって、最も厳しい戦いになりました。フリー、予選とフィーリングは悪くなかったのですが、それがタイムと結果に結びつきませんでした。決勝はタイヤに厳しいレースになると思っていたし、そうなればチャンスもあるんじゃないかと思いましたが、フロントのフィーリングがなくて、まったく追い上げられませんでした。チェコ、インディアナポリスといいレースができていないので、チームのホームGPとなる今大会は、この数戦の遅れを取り戻したいです。チェコGPの前にテストしたときはすごくよかったので、その走りができることを願っています」




YAMAHA

ホルヘ・ロレンソ 

「前回のレースのことはもう過去の思い出にしたい。今回のミサノは好きなコースで、優勝も含めて何度も表彰台に上っている。チームも僕も好調を取り戻して、チャンピオンシップの戦いに挑みたいと思っているよ」

ベン・スピース 

「レースのあとすぐに大西洋を越えて越えるのは疲れるけれど、僕はいつもミサノのレースをエンジョイしているんだ。ワールド・スーパーバイク時代には好成績もあったし、昨年は初めてのモトGPで、いいバトルができた。インディアナポリスで表彰台に上って自信がついているので、金曜日からのセッティングを楽しみにし、今回はファクトリーマシンでこのコースを攻めていきたい」

ウィルコ・ツェーレンベルグ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム監督)

「何回か厳しいレースが続いていたので、今回こそは上位で戦うための何かをつかみたい。ホルヘはマシンさえ良ければベストを出し切れるライダーだ。だから我々は決してあきらめず、このミサノをケイシーからポイントを取り戻すチャンスにしたい」

マッシモ・メレガリ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター)

「チームの本拠地はここから数百キロほど。ミサノはホームコースのひとつなので、楽しみにしている。ベンはインディアナポリスで表彰台に上り、マシンの強さを証明してくれた。ホルヘもこのコースで好成績を残しているので、ランキング争いにおいてもいい戦いができるだろう。早めにセッティングを見つけて、ふたりの好成績を期待したい」

コーリン・エドワーズ 

「ミサノは、1995年に僕が初めてヤマハ・ワールドスーパーバイク・チームの一員として戦ったコースなんだ。それ以来ここは、僕にとって思い出深い、特別な場所になっている。しかも2004年には家族とともにここで暮らし、リッチョーネの町やビーチで多くの時間を過ごしたので、シーズンのなかでも最も楽しみなレースのひとつでもあるんだ。ファンはとても情熱的で、モトGPを心から愛しているから、コースのあちこちで大きな音や歓声が鳴り響いているよ!
先週のインディアナポリスは厳しい戦いだったなかで7位を獲得できたことは良かったと思う。いつだって満足するということはないけれど、モンスター・ヤマハ・テック3チームはマシンの力を最大限引き出すことができた。エンジン性能がわずかに届かなかったことは明らかだが、それでもファクトリーマシンに乗る何人かに勝つことができたのだから、チームとして良い仕事ができたと思っている。今回の目標はいつもと同じ。予選で2列目以内に並び、決勝は6位以内を目指す。インディーズではもうちょっとで達成できそうだったので、これを今回のミッションにしたいと思う」

カル・クラッチロー  

「前回いいレースができたので、今はこのミサノをとても楽しみにしているんだ。インディアナポリスでの最初の目標は、決勝は走りきってマシンを知ること。それを達成することができて自信がついたし、それは僕だけでなくて、僕を支え続けてくれたモンスター・ヤマハ・テック3チームにとっても、とても良いことだったと思う。もちろん、もっと上に行ければもっと良かったけれど、走り自体には満足することができた。ペースでは、2010年に優勝したダニ・ペドロサと同等のタイムが出ていたのだから、今年はそれだけみんなが速くなっているということだね。
今回の目標はもう一度トップ10入りを果たすこと。少なくともコースはわかっているので、それだけでも大きな助けになるだろう。僕のためにずっと頑張ってくれているチームのみんなに恩返しするためにも、なんとしても好成績を獲得したい。前回の好調を維持し、さらに力をつけていい走りができると信じているよ」



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