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MotoGP : 第12戦 チェコ アフターザフラッグ

2012-08-28 09:02:25 | MotoGP WSB BSB JRR




GRAND PRIX CESKE REPUBLIKY

Brno



MotoGP 第12戦 チェコGP アフター・ザ・フラッグ

■開催日:2012年8月26日(日)決勝
■開催地:チェコ共和国/ブルノ(5.403km)
■観客:観客:13万9232人(3日間:21万2303人)
■周回数:22周(118.866km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:18度 ■路面温度:23度
■PP:ホルヘ・ロレンソ(1分55秒799)
■FL:ホルヘ・ロレンソ(1分56秒274)




RIDERS COMMENT

MotoGP



ダニー・ペドロサが最終ラップの大バトルを制した!




1. ダニー・ペドロサ Honda 42'51.570

「今日のレースは、これまで経験した中で最高のレースの一つになりました。大きなギャップを作って勝つのは、いつもうれしいですが、今日のようなバトルを制すのは最高の気分です。最終ラップは難しかったです。ホルヘは中盤セクションでとても速かったですし、彼が近くにいるのはエンジンの音で知っていました。差はありませんでしたし、絶対に彼はパスしてくるだろうと思っていました。実際に、あの左コーナーではいつもより少しはらんだのですが、すぐに彼が入ってきました。残り半周でしたし、少しナーバスになりました。でもコースの終盤は僕が強かったですし、上り坂で最高の走りをしたら、その先の最終コーナーでは彼の隣に並ぶことができました。そして、コーナーでサイド・バイ・サイドになり、僕は自分のラインを保つことができて優勝することができました。信じられない気分です。この勝利はチームのみんなにも喜んでもらえると思います。今日は父親の誕生日なので、父のためにもうれしいです。チャンピオンシップでは、この勢いをキープしなければいけません。ホルヘはとても強く安定しています。シーズンの終盤に向けて、明日のテストは重要になります。明日も全力で取り組みます」

2. ホルヘ・ロレンソ Yamaha +0.178

「レースを心から楽しめたよ。とくに最後の何周かは、ダニと僕とが優勝を争ってすべてを出し切った。僕らはチャンピオンシップでも非常に接近しているので、1ポイントがとても重要。それもあって戦略的にレースを展開し、途中で何度かペースをゆるめてリラックスしたり、落ち着いて呼吸したりしながら様子を見た。ダニのほうも同様で、非常に冷静に、最後の勝負のために準備をしていたんだ。ダニがプッシュし始めると、僕のほうもついて行くためにリスクをおかすことになり、ついには彼をパスしなければならなくなった。勝利が目前に近づいていたので、やるしかなかったんだ。こうした戦いのなかで、今日はダニのほうが賢明だったし勇敢だった。素直に認めて祝福するよ。でも次はこうはいかない。きっと違う展開になるさ! ハードワークでこのマシンを作り上げてくれたチームのみんなに心から感謝している」

3. カル・クラッチロー Yamaha +12.343

「ついにモトGPで表彰台に上ることができた。今回はすべてが完璧。なぜならモンスター・ヤマハ・テック3チームと契約を更新し、そのあと自己最高の予選ポジション獲得、そして今日は表彰台でウイークを締めくくることができた。テック3、ヤマハ、モンスターの信頼に、早くも少しは応えることができたと思う。
 でもレースは簡単ではなかったんだ。ほとんどずっと単独走行になってしまったので、真の集中力が問われることになった。うれしいことにペースは終始とても安定していた。後ろからアンドレアが追ってきていたから、実際はそうせざるを得なかったというところもあるだろう。基本的にピットボードを見ながらレースをしていたので、彼の位置はわかっていたんだけれど、それとは別に、このところの彼の走りを見ていて、非常に手強い存在になっていることも知っていた。アドバンテージをキープすることは比較的、楽にできたけれど、彼が常にチャンスを窺っているのがわかっていたので、少しのミスも許されない状況だったんだ。
 最終的に3位でゴールラインを通過したときの気持ちは本当に素晴らしいものだった。そしてチームのみんなが祝福してくれているのが見えた。その瞬間、これまでのプレッシャーがだいぶん軽くなったような感じがしたよ。今日のこの表彰台が、これからのたくさんの表彰台の最初のひとつということになることを期待している。またイギリス人ライダーとして、ジェレミー・マクウィリアムス以来、12年ぶりのモトGPの表彰台というのも、いい気分だ。イギリスのレースファンを、また長く待たせるようなことがないように頑張っていきたい」

4. アンドレア・ドヴィツィオーゾ Yamaha +18.591

「表彰台獲得に自信を持って臨んでいた。でも今日は、カルのほうが僕を上回っていたことは明らかだ。彼の初めての表彰台を心から祝福する。レース序盤で彼のすぐ後ろにつけていたとき、コーナー進入で離され、コーナー・スピードでも彼のほうが勝っているのがわかった。コーナーの立ち上がりは遅れがちになるんだけれど、その遅れよりも立ち上がりで得るもののほうが多かったんだ。僕としても最初から最後まで全力でプッシュし続けて差を埋めようと頑張ったけれど、結局、届かなかった。彼はとても安定していたので、ミスを誘うこともできなかった。本当に素晴らしかった。4位という結果も決して悪くないが、同時に、まだ改善の余地があるということだ。たくさんのデータを収集し、それを分析して、もっと速くなる方法を見つけたい」

5. ステファン・ブラドル Honda +25.582

「今日の5位はかなりうれしいですね。今回はいろいろセットアップに苦労しましたが、最終的にいいレースのセットアップを見つけることができました。昨日は思ったようにプッシュできず、今朝のウオームアップもウエットだったので、ほぼぶっつけ本番になりました。でも、チームはすばらしい仕事をしてくれたので自信を持って走れましたし、モチベーションも高かったです。いいスタートが切れたのですが、前にいたロッシのエキゾーストから煙が出て、オイルがバイザーに掛かりました。なにかエンジンに問題があるだろうと思い、そこで少しタイムをロスしました。スピーズもスローダウンしました。その後、バウティスタが僕をオーバーテイクしていったのですが、それからリズムを取り戻すことができました。何周かかけてバウティスタとロッシをパスし、自分のレースをしました。僕の後ろのライダーたちよりスピードがありましたし、力強いレースができました。クルーの集中力と努力に感謝したいです」

6. アルバロ・バウティスタ Honda +29.451

「今日の結果に満足はしていません。昨日から今日にかけてコンディションが変わり、フロントエンドのチャタリングが増え、何度か転倒しそうになりました。またリアにも問題があり、かなりスライドしました。まるでハードタイヤを履いてレースをしているようでした。思ったようにプッシュできなかったので残念です。明日はテストがありますので、この問題を解決できることを願っています」

7. ヴァレンティーノ・ロッシ Ducati +34.514

「スタートは良く、序盤のラップも悪くはなかったが、スタート直後からオイル漏れが発生していた。フットレストやブレーキペダル、シフトペダルまでオイルが飛んでしまい、かなり足が滑ってライディングに影響が出た。オイル漏れが発生しなかったら、少なくともドヴィツィオーゾと僅差でフィニッシュできていたはずだ。だが、数周ラップしただけでリアがスライドし始めたために、若干ペースを落とさざるを得なくなった。オイル漏れよりも、こちらの方が問題だったと思う。今週、ミザノで2日間のテストを実施する。終盤のパフォーマンス向上に繋げたいところだ。」

8. ランディ・ド・ピュニエ ART +1'04.285


9. カレル・アブラハム Ducati +1'08.278


10. アレックス・エスパルガロ ART +1'09.972


11. トニー・エリアス Ducati +1'10.003


12. ヨニー・エルナンデス BQR +1'24.040


13. コーリン・エドワーズ Suter +1'27.898


14. ミケーレ・ピロ FTR +1'36.165

「よかったことは、5レースぶりに完走できたことです。それ以外はあまりいいことはありませんでした。マシンの問題は多く、この状況を改善できることを願っています。そして、いい形でシーズンを終えたいです」

15. ジェームズ・エリソン ART +1'40.565


16. マティア・パッシーニ ART +1'41.226


17. ダニーロ・ペトルッチ Ioda 1 Lap


RT. イヴァン・シルバ BQR 13 Laps


RT. ベン・スピーズ Yamaha 14 Laps

「今日の転倒は、他の誰のせいでもなく、すべて自分のミス。前方に集団が見えてきて、僕のペースも上がってきていたので、リズムを取り戻して追いつこうと必死になっていたんだ。その結果とうとう転倒してしまい、僕だけじゃなくチームのためにも本当に悔しかった。ラグナ、インディーと不運が続いたあとで、彼らは本当によく頑張ってくれていた。そのおかげで今回は、ここまでスピードとモチベーションをアピールすることができたんだ。スタートでクラッチをオーバーヒートさせてしまったため、戦いは実際、第1コーナーに入る前に終わっていた。これは誰のミスでもない。データをチェックすると僕のスタートはいつもとまったく同じだったし、クラッチをチェックしても、おかしなところはまったくなかった。ただオーバーヒートを起こし、それをクールダウンさせて100%の状態まで戻すのに2ラップを費やしたということ。その間に戦いは終わったんだ。それでも、そのあともベストを引き出そうと頑張っていたけれど、とうとう小さなミスをおかしてしまった」



ポイントスタンディング(ライダー)

1. ホルヘ・ロレンソ Yamaha SPA 245
2. ダニー・ペドロサ Honda SPA 232
3. ケーシー・ストーナー Honda AUS 186
4. アンドレア・ドヴィツィオーゾ Yamaha ITA 150
5. カル・クラッチロー Yamaha GBR 122
6. ステファン・ブラドル Honda GER 105
7. アルバロ・バウティスタ Honda SPA 102
8. ヴァレンティーノ・ロッシ Ducati ITA 100
9. ニッキー・ヘイデン Ducati USA 84
10. ベン・スピーズ Yamaha USA 66
11. エクトール・バルベラ Ducati SPA 60
12. アレックス・エスパルガロ ART SPA 45
13. ランディ・ド・ピュニエ ART FRA 41
14. カレル・アブラハム Ducati CZE 25
15. ヨニー・エルナンデス BQR COL 21
16. ミケーレ・ピロ FTR ITA 18
17. コーリン・エドワーズ Suter USA 17
18. ジェームズ・エリソン ART GBR 14
19. マティア・パッシーニ ART ITA 13
20. イヴァン・シルバ BQR SPA 11
21. トニー・エリアス Ducati SPA 10
22. ダニーロ・ペトルッチ Ioda ITA 9
23. スティーブ・ラップ APR USA 2


ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. HONDA 271
2. YAMAHA 261
3. DUCATI 124
4. ART 62
5. BQR 24
6. FTR 18
7. SUTER 17
8. IODA 9
9. APR 2
10. BQR-FTR 2





Moto2クラス



マルク・マルケスが今季6勝目!




1. マルク・マルケス Suter 41'19.178

「昨日のプラクティスはとても快適でした。レースに向けて準備ができていると思いましたし、そして前に出られると思っていました。皆が同じようなペースになり、だれも逃げきれないと思いましたが、その通りになりました。今日はグリップが足りませんでしたが、快適に走ることができました。ペースは思っていたよりも遅かったので、終盤に向けてプランを練ることができました。残り3周は100%の力を出して前に出ました。そして最終ラップではすべての可能性を閉じて優勝することができました。いつもとは違う戦略でした。このサーキットは僕にとっては難しいサーキットの一つでしたので、うれしい優勝でした」

2. トーマス・ルティ Suter +0.061

「レースのほとんどをリードしながら、優勝できなかったのでフラストレーションがたまりました。でも結果はいいですし、チームもいい仕事をしてくれたのでうれしいです。僕の計画は、だれにもパスされずトップを維持することでした。そして自分のリズムを維持して、タイヤを温存してレース終盤に備えることでした。マルクがパスしてきて、彼は逃げきろうとしていましたが、僕は彼についていくことができました。コーナーでは僕の方が速かったと思います。でも彼のマシンはとても速くて、攻めることができませんでした」

3. ポル・エスパルガロ Kalex +0.440

「最後の数周は前の2人についていこうと一生懸命プッシュしましたが、それは不可能でした。レース中盤までは彼らについていくことができましたが、最後の最後でペースをキープできませんでした。とにかく3位はそれほど悪くないですが、たくさんのことを改善しなければならないと思いました。スッターと戦うためには、そのうちの一つ、エアロダイナミクスをよくしなければならないかもしれません」

4. アンドレア・イアンノーネ Speed Up +0.510
5. シモーネ・コルシ FTR +10.319
6. アレックス・デ・アンジェリス FTR +10.643
7. ヨハン・ザルコ Motobi +10.717
8. ブラッドリー・スミス Tech 3 +10.873
9. ミカ・カリオ Kalex +11.047
10. エステベ・ラバト Kalex +11.517
11. フリアン・シモン Suter +12.388
12. ニコラス・テロール Suter +12.603
13. ジョルディ・トーレス Suter +14.896
14. ドミニク・エガーター Suter +17.772
15. アクセル・ポンス Kalex +17.848
16. マイク・ディ・メッリオ MZ-RE Honda +17.906


17. 中上 貴晶 Kalex +18.495

「予選7番手からスタートもよくて、1周目に6番手につけられました。しかし、チャタリングがひどくてペースを上げられませんでした。予選まではフロントのチャタリングに苦しんできましたが、決勝はリアもひどくて、どうにもなりませんでした。フロントもリアも跳ねるのでコントロールするのが難しくて、チェッカーを受けるのが精一杯でした。レースを終えたあと、マシンをチェックしましたが、リアのスイングアームにクラックが入っていて、それが原因だったようです。ついてないというか、悔しいレースでした。次のサンマリノGPはイタリアですので、チームも気合が入っています。今回の問題点をしっかり解消して挑みたいと思います」

18. 高橋 裕紀 FTR +30.630

「グリッドが悪いのでスタートが難しく、今回も混戦の中でもまれてしまいました。それでポジションを落とし、一周目は24番手でした。その後、2~3台抜いたのですが、チャタリングがひどく、ペースを上げることができず、18位でフィニッシュするのがやっとでした。インディアナポリスGPから、またフロントのフィーリングがおかしくて、前を走る大集団についていきたかったのですが、じりじりと遅れてしまいました。それで、何が悪いのかいろいろ試してみたのですが、データからも、フロントフォークがおかしいことがはっきりしました」

19. アンソニー・ウェスト Speed Up +34.634
20. ロベルト・ロルフォ Suter +34.765
21. ラタバー・ウィライロー Suter +34.892
22. ランディ・クルメンナッハー Kalex +36.981
23. マルセル・シュロッター Bimota +54.677
24. ジーノ・レア Suter +1'19.583
25. アレッサンドロ・アンドレオッズィ Speed Up +1'23.216
26. エリック・グラナド Motobi +1'25.144
27. エレナ・ローゼル Speed Up +1'32.208
RT. クラウディオ・コルチ Kalex 2 Laps
RT. ザビエル・シメオン Tech 3 9 Laps
RT. マルコ・コランドリア FTR 9 Laps
RT. スコット・レディング Kalex 0 Lap





ポイントスタンディング(ライダー)

1. マルク・マルケス Suter SPA 213
2. ポル・エスパルガロ Kalex SPA 165
3. トーマス・ルティ Suter SWI 154
4. アンドレア・イアンノーネ Speed Up ITA 149
5. スコット・レディング Kalex GBR 106
6. ミカ・カリオ Kalex FIN 97
7. ブラッドリー・スミス Tech 3 GBR 77
8. クラウディオ・コルチ Kalex ITA 65
9. ドミニク・エガーター Suter SWI 63
10. エステベ・ラバト Kalex SPA 62
11. ヨハン・ザルコ Motobi FRA 60
12. シモーネ・コルシ FTR ITA 59
13. アレックス・デ・アンジェリス FTR RSM 58
14. フリアン・シモン Suter SPA 38
15. 中上 貴晶 Kalex JPN 36
16. トニー・エリアス Suter SPA 34
17. ランディ・クルメンナッハー Kalex SWI 24
18. ザビエル・シメオン Tech 3 BEL 17
19. ニコラス・テロール Suter SPA 15
20. アンソニー・ウェスト Speed Up AUS 11
21. マイク・ディ・メッリオ Speed Up FRA 10
22. マックス・ノイキルヒナー Kalex GER 8
23. ラタバー・ウィライロー Suter THA 8
24. リカルド・カルダス AJR SPA 6
25. ジョルディ・トーレス Suter SPA 3
26. アクセル・ポンス Kalex SPA 1
27. ジーノ・レア Moriwaki GBR 1


ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. SUTER 247
2. KALEX 211
3. SPEED UP 149
4. TECH 3 77
5. FTR 76
6. MOTOBI 60
7. MORIWAKI 10
8. AJR 6





Moto3クラス



ジョナス・フォルガーがスリックタイヤで序盤のリードを築き初優勝!



1. ジョナス・フォルガー Kalex KTM 43'03.089

「完璧なレースだった。正直、こんなに簡単にアドバンテージが得られるとは考えられなかった。決断を下してスタートを切り、トップに飛び出したときには、ハードにプッシュして、自分のリズムで走ることを心掛けた。後続を引き離したときも、最大限のアドバンテージを得るために、序盤の10ラップはプッシュを続けた。トップ走行中の目標は、アドバンテージをコントロールすること。信じられない優勝だ。すごく嬉しい。このチームに所属することは本当に貴重なこと。チャンスを与えてくれたホルヘ・マルティネス・アスパルに最善の形で恩返しがしたい。今日のようなチャンスが持てたから、非常に困難だった前半戦を苦しんだ甲斐があった」

2. ルイス・サロム Kalex KTM +5.918

3. サンドロ・コルテセ KTM +5.963

4. マーヴェリック・ビニャーレス FTR Honda +6.091

「もっといい結果を出せたかもしれません。しかし、序盤は路面が濡れていましたので、落ち着いていかなければなりませんでした。序盤は(サンドロ)コルテセ(KTM)についていくことに集中しました。しかし、少しパワーが足りず、スリップに入ることができませんでした。全力を尽くしましたが、彼をパスできませんでした。ドライになった最後は、ペースを上げることができましたし、同じようなコンディションだったドイツでは17位でしたので、今回の結果はうれしいです。またウエットでの自信を取り戻すことができました。次は勝てるようにがんばります」

5. アレックス・リンス Suter Honda +6.490

「グリッドにいたときはとても難しいレースになると思いました。タイヤチョイスが難しく、少しナーバスになりました。でもレースが始まったら少し落ち着いて走ることができました。いいスタートが切れましたし、プッシュすることができました。そして5位になることができました。表彰台には立てませんでしたが、この結果はうれしいです。チームとスポンサーのサポートに感謝したいです」

6. ヤクブ・コーンフェイル FTR Honda +6.572

「序盤の路面では、フィーリングは完ぺきでした。しかし、路面が乾いてきた終盤は、ドライセッティングで走っていた選手たちのペースの方が速くて、追いつかれてしまいました。一生懸命プッシュしましたが、彼らはどんどん近づいてきました。最終シケインでは、アレックス・リンスと戦うことが精一杯でした。表彰台に立てませんでしたが、ずっと2位で走ることができたことには驚いています。10ポイントを獲得できて、とてもうれしいです。トップ10での戦いに戻ることができたことは、とてもポジティブなことです。このレースに来てくれたすべてのファンとスポンサーに感謝したいです。彼らの応援が毎周聞こえました。とてもいい気持ちでした」

7. ダニー・ケント KTM +8.421
8. ロマノ・フェナティ FTR Honda +13.382
9. ミゲール・オリベイラ Suter Honda +13.909
10. アレッサンドロ・トヌッチ FTR Honda +22.466
11. エクトール・ファウベル Kalex KTM +25.974
12. アルベルト・モンカヨ FTR Honda +26.013
13. アドリアン・マーチン FTR Honda +26.549
14. アーサー・シシス KTM +26.708
15. ジョン・マクフィー KRP Honda +29.753
16. アレックス・マスボー Honda +32.949
17. ルイ・ロッシ FTR Honda +35.869
18. ホアン・オリベ KTM +40.433
19. ルカ・グレンヴァルド Honda +40.951
20. ブラッド・ビンダー Kalex KTM +41.125
21. アレックス・マルケス Suter Honda +41.271
22. ジュリアン・ペドーネ Suter Honda +45.814
23. ニッコロ・アントネッリ FTR Honda +55.417
24. ジャスパー・イウェマ FGR Honda +1'25.801
25. エフレン・バスケス FTR Honda +1'39.559


26. 藤井 謙汰 TSR Honda +1'44.620

「ウエットコンディションになった朝のウオームアップは、まずまずの走りができました。決勝もウエットなら、ドライよりはいいレースができたと思います。決勝は、ウエットからドライになっていくコンディションで、スリックタイヤでスタートして、序盤は思ったようにペースを上げられませんでした。コーナーの進入も立ち上がりもうまくいかず、集団から離れてしまいました。序盤は、アントネッリ(San Carlo Gresini Moto3)と一緒に走れたので、ついていけたらと思いました」

27. ルイージ・マルシアーノ Ioda +2'17.928
28. アルマンド・ポントーネ Ioda 1 Lap


RT. ザルファミ・カイルディン KTM 5 Laps
RT. ミロスラフ・ポポフ Mahindra 5 Laps
RT. ミケーレ・ルベン・リナルディ Honda 8 Laps
RT. トニー・フィンスターブッシュ Honda 9 Laps






ポイントスタンディング

1. サンドロ・コルテセ KTM GER 200
2. マーヴェリック・ビニャーレス FTR Honda SPA 168
3. ルイス・サロム Kalex KTM SPA 149
4. ロマノ・フェナティ FTR Honda ITA 104
5. アレックス・リンス Suter Honda SPA 83
6. アレックス・マスボー Honda FRA 81
7. ザルファミ・カイルディン KTM MAL 76
8. ダニー・ケント KTM GBR 66
9. ルイ・ロッシ FTR Honda FRA 59
10. ミゲール・オリベイラ Suter Honda POR 59
11. ニッコロ・アントネッリ FTR Honda ITA 55
12. ヤクブ・コーンフェイル FTR Honda CZE 52
13. エフレン・バスケス FTR Honda SPA 50
14. エクトール・バルベラ Kalex KTM SPA 49
15. アルベルト・モンカヨ FTR Honda SPA 47
16. ジョナス・フォルガー Kalex KTM GER 46
17. アーサー・シシス KTM AUS 45
18. アラン・ティーチャー TSR Honda FRA 21
19. ニクラス・アジョ KTM FIN 21
20. アレックス・マルケス Suter Honda SPA 15
21. ジャック・ミラー Honda AUS 14
22. アレッサンドロ・トヌッチ FTR Honda ITA 14
23. イヴァン・モレノ FTR Honda SPA 10
24. ジャスパー・イウェマ FGR Honda NED 9
25. ルカ・グレンヴァルド Honda GER 8
26. ジュリアン・ペドーネ Suter Honda SWI 7
27. トニー・フィンスターブッシュ Honda GER 7
28. アドリアン・マーチン FTR Honda SPA 6
29. ブラッド・ビンダー Kalex KTM RSA 5
30. マルセル・シュロッター Mahindra GER 4
31. ケビン・ハーヌス Honda GER 3
32. イサック・ビニャーレス FTR Honda SPA 2
33. ケビン・カリア Honda ITA 2
34. ジョン・マクフィー KRP Honda GBR 1
35. ミケーレ・ルベン・リナルディ Honda ITA 1
36. シモーネ・グロツキー Suter Honda ITA 1



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. FTR HONDA 230
2. KTM 201
3. KALEX KTM 183
4. SUTER HONDA 115
5. HONDA 84
6. TSR HONDA 21
7. FGR HONDA 9
8. IODA 5
9. MAHINDRA 4
10. KRP HONDA 1
11. ORAL 1





監督



ウィルコ・ズィーレンベルグ (ヤマハ・ファクトリーチーム・マネジャー)

「素晴らしいレースだった。とくに最終ラップは非常に見応えがあった。結果的に2位になったのだから完全に満足というわけにはいかないが、とにかくホルヘとダニが、我々に素晴らしいショーを見せてくれたのだ。そして、もしもあと10ラップあったとしても、彼らはそのままそこに、同じようにバトルしていただろう。最終的に、ダニが最初にゴールラインを通過したので彼が優勝ということになった。ホルヘもすべてを出し切って勝利を目指した。18ポイントをリードしながら、そこまでのリスクを賭けるのは、彼の勇敢さからくるもの。そんな彼を私は誇りに思う」

マッシモ・メレガリ (ヤマハ・ファクトリーチーム・ディレクター)

「非常に残念なことだが、今回もまた問題が出てしまった。ベンのマシンのクラッチはスタートから2ラップにわたって滑っていて、序盤の戦いに加わることができなかった。あとでデータをチェックしてみると、ベンのスタートはいつもと何も変わったところがなかったことがわかった。一方、ホルヘのほうは完璧なレース展開だった。終盤でのパスは見事。でも残念ながらダニが抜き返してきて、先にゴールラインを通過した。明日はここでテストを行い、2週間後のミサノに備える。ここではホルヘが2013年型1000ccM1のプロトタイプをテストし、ベンは2012年型でセッティングの問題の解決を図る」

エルベ・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3チーム監督)

「カルの表彰台獲得は非常にうれしく、満足している。今シーズンの彼は、昨シーズンに比べて格段に進歩した。初表彰台獲得のために大変な努力をしてきて、ついに今日それが報われたのだ。そしてこの祝福の気持ちは、彼だけでなくチームクルーに対しても同様だ。昨日、契約更新を決定したことも、とても良かったと思う。サインのあとで自己最高の予選ポジションを獲得して我々を大いに期待させ、決勝も完璧なレースを見せてくれた。好スタートを決めて、第1コーナーからハードにプッシュしていった。このクラスでは、これが常に求められている。そのあとも非常に安定していて、アンドレアに逆転のチャンスを与えなかった。アンドレアも素晴らしいライダーだということはよく承知しているし、実際にいい走りを見せてくれていたが、それを阻んだカルが見事だったと言うしかない。
 我がチームが考え得る最も大胆な夢を、今シーズンはもうすでに超えてしまっている。そして今では50%の確率で表彰台を獲得しているのだ。今日でカルのプレッシャーは少し軽くなったと思う。そして残りの6レースのなかでまた、表彰台獲得を目指して戦う彼の姿を見ることになるだろう。アンドレアももちろん、とても素晴らしかった。全力でカルを追い続けた結果、力の勝った相手に負けたのだということを理解しており、我々はその姿に真のスポーツマンを見ることができた。次のミサノでも、この好調を続けていけるよう、チーム一丸となって支えていく」

辻 幸一 (ヤマハ・MS開発部 MotoGPグループリーダー)

「昨日の予選ではロレンソ選手がコースレコードで見事なポール・ポジションを獲得し決勝レースでも表彰台の真中を狙える位置におりました。スタート直後から11周目までロレンソがトップを快走。その後ペドロサ選手にトップを譲るも最終ラップで抜き返し抜き返されるという展開になり最終的に2位でチェッカーとなりました。僅差のレースで非常に悔しい結果でしたが非常に面白いレースを繰広げてくれたと思います。次回このような展開になったら我々がトップを取れるよう努力し続けたいと思います。また来年もテック3チームで走ることが決まったカル・クラッチロー選手が初表彰台となる3位を獲得しました。次回はサンマリノ・ミサノサーキットでの第13戦となります。ここ3戦優勝から遠ざかっておりますので、一矢を報いたいと思います。引続き皆様のご支援、ご声援をよろしくお願いします」

中本修平 (Repsol Honda Team チーム代表)

「ダニは、予選でチャタリングが出て3番手に終わりましたが、決勝ではホルヘとの厳しいバトルを制して優勝することができました。最終ラップに、ダニが抜かれたときは、厳しいかなと思いました。しかし、最後に抜き返して勝ってくれました。ダニがこんな形で勝つのは初めてだと思いますし、これからのレースがとても楽しみになりました。月曜日はテストがあります。さらに、いい状態を作るためにテストに全力を尽くします」

ヴィットリアーノ・グアレスキ (Ducati MotoGP Team Manager)

「週末のスタートは良く、セッション毎に着実に進歩していた。しかし、レースでは状況が変わってしまったようだ。序盤からリアタイヤのグリップが低下したため、バレンティーノは上位陣について行けなかった。オイル漏れに関しては、データを精査したところ、大きな異常ではなく、パフォーマンスにも影響が出なかったことが判明している。ただ、フットレストにもオイルが飛んでしまったため、足が滑りやすくなったことは間違いない。今週火曜と水曜にミサノでテストを実施する。テストでは、シャシの熟成に主眼を置いている。」




ブリジストン



青木信治 (モータースポーツタイヤ開発マネジャー)

「今日の天候は気象予報どおりの状況になりました。昨日の予選は今日と類似したコンディションで、その際に各チームがレースシミュレーションが、決勝レースに向けたセットアップを積み上げに有効だったと思います。今日の温度条件は低かったために、全選手がフロントには硬め、リアには柔らかめというコンパウンドを選択してレースに臨みました。今日のコンディションを考えれば、この組み合わせがフロントの安定性とリアのエッジグリップの双方で最善の組み合わせだったといえるでしょう。けっして理想的とは言えないコンディション下でも、これらのタイヤ選択は非常に良く作動しました。ファステストラップの更新や、昨年より25秒も短縮した総レースタイムは、2012年スペックのタイヤが1000ccマシンのパワーを存分に路面に伝えていたことを示していると思います。
 レースは終了しましたが、明日は事後テストという重要な仕事が残っています。このテストには、新しいコンパウンドを投入する予定です。選手やチームからどのような評価をいただけるのか、今から楽しみです」



WSBK R11. ロシア アフターザフラッグ

2012-08-28 08:47:55 | MotoGP WSB BSB JRR





Superbike World Championship 2012

Round 11.   Moscow


- アフター・ザ・フラッグ -



スーパーバイク世界選手権 第11戦 ロシア大会

■開催日:2012年8月26日(日) 決勝
■開催地:ロシア/モスクワ・レースウェイ
■天候:雨のち曇り
■気温:第1レース(18℃)、第2レース(21℃)
■コースコンディション:ウェットのちドライ
■PP:カルロス・チェカ(ドカティ/1分34秒193)





SUPERBIKE



ライダース・コメント(総合ランキング順)



1. マルコ・メランドリ BMW (2位/1位) 308,5

2. マックス・ビアッジ Aprilia (3位/リタイア) 290

3. トム・サイクス Kawasaki (1位/2位) 267,5

「今回は、第1レースで優勝、第2レースで2位になり、たくさんポイントを獲得できて良かった。昨日はタイヤのセットアップに多くの時間を割いたことが、第1レースの好結果につながった。他のライダーとは少し違う方向性で進めたことが、優勝の要因だと思う。マシンの感触は素晴らしかった。レースの折り返し点までプレッシャーがあったけれど、少しタイヤを温存しようと努めた。ギャップが3秒に広がったときに少しプッシュしたことも効果的だった。最後にはたくさんのマージンがあり、余裕もあった。スタートからフィニッシュまでリードして優勝できて言葉もない。第2レースでは、タイヤをセーブしながら後ろにいたラバティとのバトルに少し夢中になっていたらピットのサインを見落とした。気付いたら残り2周だった。プッシュして前を走るマルコにプレッシャーを与えたかったが時間が足りなかった。優勝できたかもしれない。正直、かなり長いレースだったし、体力が必要なサーキットだ。1周は短いが、他のサーキットに比べると集中力と体力が必要だった。今回は1位と2位になれて、そしてランキング3位をキープ。前とのギャップを縮められて良かった。」

4. カルロス・チェカ Ducati (リタイア/4位) 233,5

5. ジョナサン・レア Honda (リタイア/7位) 212,5

「本当にフラストレーションのたまる一日でした。両レースでいいペースがありましたし、そして表彰台争いもできたのですが、第1レースはギアがニュートラルに入ってエンジンブレーキが効かず、そのために転倒してしまいました。このコースはバリアが近く、転倒の衝撃が大きかったため、第2レースのためにマシンを組み立てなければなりませんでした。幸いにもマシンの感触はよくて、表彰台争いに追いつくことができました。第2レースは表彰台に立てるはずでしたが、ほかのライダーの転倒に巻き込まれてしまいました。僕の目の前でラバティがハイサイドで転倒し、それを避けることができず、彼のマシンに接触してしまいました。でもこれもレースなので仕方ありません。今大会は、クルーがとても落ち着いて仕事をしてくれましたし、そして勝てるマシンもあったと思っています。今大会中には、MotoGPのマシンに乗る機会を得られることになり、とても興奮しています。ケガをしたケーシー(ストーナー)のことは、とても残念に思います。でも世界で最高のマシンのテストに呼ばれて、夢がかなったような気分です」

6. レオン・ハスラム BMW (6位/リタイア) 180
7. ユージーヌ・ラバティ Aprilia (4位/リタイア) 173,5
8. シルバン・ギュントーリ Ducati (リタイア/11位) 127,5
9. ミシェル・ファブリッツィオ BMW (5位/リタイア) 119,5
10. ダビデ・ジュリアーノ Ducati (リタイア/6位) 116
11. チャズ・デイビス Aprilia (リタイア/3位) 115,5
12. ヤクブ・シュムルツ Ducati ( - / - ) 92,5


13. ロリス・バズ Kawasaki (11位/9位) 90

「第1レースは路面が乾くのをただ待つしかなかった。このようなコンディションではラインは1本しかなく、なかなか抜くことができない。11コーナーで他のライダーをパスしようとしたら、そのライダーが転倒し、それを避けるために僕もはらんでしまいコースアウトしてしまった。それからタイヤの空気圧が少し落ちてしまった。色々なところでスライドしてペースを上げられなかった。第2レースはそれほど悪くはなかったが、順位をあげていくだけのペースもなかった。キャミアとバドビーニとバトルになり、抜いたり抜かれたりだった。今回の決勝の目標は10位以内に入ることだったが、9位になれて良かった。今回は転倒が多く、チームのスタッフが頑張ってくれたことにも感謝している。結果はあまり良くなかったけれど、両方のレースでポイントを獲得できたので良かった。」

14. アイルトン・バドヴィニ BMW (12位/8位) 85

15. レオン・キャミア Suzuki (15位/5位) 77,5

「第1レースは路面がかなり湿っていて、その中に幅2フィートほどドライのラインがあるという状況だった。18番グリッドからのスタートということもあり、後方から追い上げるのにこのドライのラインは選べないだろう、そうなるとスリックタイヤでは勝負できないし、また雨が降るだろうとも思ったので、ウェットタイヤを履いてスタートした。結局雨は降らずに路面が完全に乾いてしまい、ピットインしてスリックタイヤに替えなければならなかった。かなり時間をロスし、再度コースインしたが最後尾となり、必死に頑張ったものの15位という結果だった。第2レースは晴れて路面も最初からドライだったので、タイヤのチョイスに悩むこともなかった。スタートから上手く出て徹底的に攻めながら、アウトからもインからもとにかく前のライダーをパスしていった。バックストレートを除いてはマシンもとても良い感じで走った。最後は身体が痛くなってしまい集中が途切れそうになったが、5位の結果はとても嬉しい。」

16. マキシム・バーガー Ducati ( - / - ) 67
17. ロレンツォ・ザネッティ Ducati (8位/10位) 48


18. 青山 博一 Honda (13位/リタイア) 44,5

「決勝まではかなりポジティブな週末でした。スーパーポールに進出できましたし、SP2へも進むことができました。でも第1レースでは、難しいコンディションで全くグリップがありませんでした。おそらく、タイヤの選択が悪かったのだと思います。午後はオープニングラップに、2人のライダーが僕に接触してきたので結果を出すことができませんでした。残念な一日でしたが、今大会は、少し進展があってよかったと思います」

19. ニッコロ・カネパ Ducati (7位/リタイア) 42,5

20. ジョン・ホプキンス Suzuki (9位/12位) 28

「今日のレースは悔しい。もっと良い結果が出せたはずだ。第1レースはスリックタイヤで行ったが、レース初盤で少し慎重になり過ぎて順位を落とした。中盤にかかると集団の中から抜け出せない状況になり、さらに路面が乾いて汚れて来るとグリップが悪くなったが、その後も転倒しないよう無理をせず、フィニッシュできたという点では良かった。第2レースこそはもっと良い結果をと思ったが、このレースウィークにずっと悩んでいたタイヤの問題があった。チャタリングが出てしまっている状態の中、12位フィニッシュが精一杯だった。」

21. デビッド・サロム Kawasaki (10位/13位) 19
22. ホアン・ラスコルツ Kawasaki ( - / - ) 17
23. レアンドロ・メルカド Kawasaki ( - / - ) 9
24. ピーター・ヒックマン Suzuki ( - / - ) 7
25. マッテオ・バイオッコ Ducati ( - / - ) 7
26. ブライアン・スターリン Kawasaki ( - / - ) 6
27. アレッサンドロ・ポリータ Ducati ( - / - ) 4
28. アレキサンダー・ルンド Kawasaki (14位/14位) 4
29. ノリノ・ブリグノーラ BMW ( - / - ) 3
30. マーク・アイチソン BMW ( - / - ) 3
31. ジュシュ・ブルックス Suzuki ( - / - ) 1




Standings (Manufacturers)

1. BMW 361
2. APRILIA 334.5
3. DUCATI 322
4. KAWASAKI 298.5
5. HONDA 221.5
6. SUZUKI 93.5




監督



ジャック・バレンタイン (スズキ・チームマネージャー)

「第1レースのスタートではウェットコンディションへの対応に悩んだり、何かと苦労の耐えない日だった。レオンはウェットタイヤを選んだが、途中ピットインしてスリックタイヤへの交換で15位に終わり、一方のジョンは最初からスリックを履いて最初から最後まで手堅く走って9位だった。幸い第2レースは路面の悩みもなく、レオンはスタートから順調に追い上げ、レースペースも素晴らしく、最後までトップ陣にも劣らないラップタイムで周回した。18番グリッドからスタートしての5位獲得は大いに評価したい。フィクシィクレセントスズキのハイレベルなポテンシャルをみごとに証明してくれた。第2レースでのジョンのマシンのチャタリングは、残念ながらジョンの走りを制限してしまったが、ジョンは最後まで根気よく走り、どうにか12位でフィニッシュした。レオンの5位は今季2番目に良い成績だが、(金曜の公式練習で負った)彼の怪我と18番グリッドからの5位獲得は、第5戦ドニントンでの4位獲得よりも遥かに価値のある内容だろう。」




Supersport



※ 決勝リザルト順

1. ケナン・ソフォーグル Kawasaki 36'13.935

2. ジュール・クルーゼル Honda 36'18.957

「ケナン(ソフォーグル)についていこうとしましたが、なかなか差を縮めることができませんでした。もしかしたらフロントタイヤを使い果たして自分のペースが落ちたのかもしれません。しかし、終盤のケナンはとても速かったですし、そういうレースで、いいポジションでフィニッシュできてよかったと思います。2位でフィニッシュして、チャンピオンシップでも2位になれたので、とてもうれしいです。一生懸命がんばってマシンをよくしてくれたPTRチームに感謝したいです。今日はPTR Hondaのマシンをとても楽しく走らせることができました」

3. ウラジミール・レオノフ Yamaha 36'26.953
4. シェリダン・モライス Kawasaki 36'30.439


5. ブロック・パークス Honda 36'46.503

「スタートから、どうしてなのか分かりませんが、フロントタイヤの感触があまりよくありませんでした。中盤にはタイヤが終わってしまいましたし、それからはただ完走しようとがんばりました。タイヤが終わったのが分かってからは、ただポジションをキープしてレースをフィニッシュしようとがんばりました。ほかのライダーたちも同じような問題を抱えていたと思います。今日は残念ながら表彰台には立てませんでしたが、ポイントを獲得することができました。次のレースはがんばりたいと思います」

6. ファビアン・フォレ Kawasaki 36'47.789
7. アンドレア・アントネッリ Yamaha 36'48.312
8. ガボール・タルマクシ Honda 36'48.406
9. ロベルト・タンブリーニ Honda 36'51.662
10. マシュー・ショルツ Honda 36'51.737
11. アレックス・バルドリーニ Triumph 36'52.038


12. サム・ロウズ Honda 36'56.580

「今週は調子もよくて、決勝に向けて自信がありました。しかし、ジャンプスタートをしてしまい、ライドスルーペナルティで戻ってこなければなりませんでした。再びコースに戻り、ベストを尽くしてポイントを獲得しようとしました。このような形で週末を終えることになってとても残念です。それでも最後まで戦い続けました。次のドイツではばん回したいです」

13. ロナン・クォンビー Honda 36'56.719
14. フロリアン・マリーノ Kawasaki 37'08.688
15. ルカ・マルコーニ Yamaha 37'14.085
16. ダン・リンフット Kawasaki 37'14.196
17. ファビオ・メンギ Yamaha 37'14.480
18. ヴァレンティン・デビーズ Honda 37'19.124
19. マーティン・ジェソップ Honda 37'19.939
20. バラージュ・ネメス Honda 37'27.445
21. マキシム・アヴェルキン Kawasaki 37'28.661
22. フェデリコ・ダンヌンツィオ Honda 37'29.443
23. ディーノ・ロンバルディ Yamaha 37'31.090
24. イムレ・トース Honda 37'31.916
25. ダニーロ・マランコーネ Honda 37'32.586
26. ロビン・マルホウザー Yamaha 37'33.144
27. セルゲイ・クラプキン Yamaha 36'21.123
28. イブ・ポルツァー Yamaha 37'01.498
RT. エデュアルド・ブロッキン Yamaha 36'12.990
RT. アンジェイ・クミエレフスキ Honda 28'19.249
RT. ヴィットリオ・イアンヌッツォ Triumph 15'53.674
RT. ロマン・ラヌーセ Kawasaki 13'26.554
RT. ジョシュア・デイ Kawasaki 14'21.072
RT. ジェド・メチャー Yamaha 3'28.283




Standings (Riders)

1. ケナン・ソフォーグル Kawasaki 173
2. ジュール・クルーゼル Honda 140
3. サム・ロウズ Honda 138
4. ファビアン・フォレ Kawasaki 128
5. ブロック・パークス Honda 109
6. シェリダン・モライス Kawasaki 84
7. ロナン・クォンビー Honda 70
8. アレックス・バルドリーニ Triumph 67
9. ヴィットリオ・イアンヌッツォ Triumph 51
10. ロベルト・タンブリーニ Honda 50
11. ウラジミール・レオノフ Yamaha 48
12. アンドレア・アントネッリ Yamaha 47
13. ジェド・メチャー Yamaha 31
14. ガボール・タルマクシ Honda 26
15. ロレンツォ・ランツィ Honda 25
16. ロマン・ラヌーセ Kawasaki 20
17. ステファノ・クラチアーノ Kawasaki 19
18. マッシモ・ロッコリ Honda 18
19. イムレ・トース Honda 16
20. ルカ・マルコーニ Yamaha 16
21. ラファエル・デ・ローサ Honda 15
22. ジョシュア・デイ Kawasaki 14
23. バラージュ・ネメス Honda 13
24. マシュー・ショルツ Honda 13
25. グレン・リチャード Triumph 11
26. ヴァレンティン・デビーズ Honda 10
27. トゥワン・バン・ポッペル Yamaha 8
28. ビリー・マコーネル Triumph 7
29. スチュアート・ボスカンプ Suzuki 6
30. ルーカス・ペセック Honda 6
31. フロリアン・マリーノ Kawasaki 5
32. トーマス・カイアーニ Honda 4
33. パトリック・ヤコブセン Honda 3
34. ファビオ・メンギ Yamaha 3
35. ディーノ・ロンバルディ Yamaha 2
36. キーラン・クラーク Honda 2
37. ルーク・モッセイ Triumph 1
38. マーティン・ジェソップ Honda 1



Standings (Manufacturers)

1. HONDA 217
2. KAWASAKI 212
3. TRIUMPH 96
4. YAMAHA 89
5. SUZUKI 6