「ホンダ、ファクトリー体制を再編成」
MCNより
Honda reshuffle factory team for 2010
2006年のニッキー・ヘイデンのタイトル獲得以来、無冠のホンダが体制立て直しに必死になっている。
先週のセパンテスト実施中に新たな組織編成を発表した。
最も重要な変化のひとつは、新たにテクニカル・ディレクターを配置した事である。
この役職には、国分信一氏が就任するだろう。
彼は、過去にRC212Vのプロジェクトリーダーを務めており、主に日本のホンダ本社を拠点とし、シーズン中は時々パドックを訪問するだけであった。
しかし、今年はペドロサとドビチオーゾから直接フィードバックを得て、RC212Vの開発改良の為、テストからレース全18戦に帯同する予定です。
また、HRCはライバルであるフィアット・ヤマハが採用している組織形態と同じような組織を編成しました。
ペドロサとドビチオーゾは完全にチームを分けられ、チームマネージャー(監督)の山野一彦氏が、新たにチームを統括するディレクターの職に就く。
ペドロサの監督に就任するのは、個人的なマネージャーで師匠でもあるアルベルト・プーチとなると思われる。
そして、ドビチオーゾの監督はジャンニ・ベルティになるでしょう。
ヤマハはロッシとロレンゾが2008年に異なるタイヤブランドを選択した時にチーム内が分割されていた。
今期、ロレンゾの監督を務めるのは、ワールドスーパースポーツでカル・クラッチローの監督を務めていたウィルコ・ツェーレンベルグです。
ロッシは引き続きダビデ・ブビリオが監督を務める。