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MotoGP : ホンダ、組織再編

2010-02-10 22:02:08 | MotoGP 2010



「ホンダ、ファクトリー体制を再編成」




MCNより

Honda reshuffle factory team for 2010


2006年のニッキー・ヘイデンのタイトル獲得以来、無冠のホンダが体制立て直しに必死になっている。
先週のセパンテスト実施中に新たな組織編成を発表した。

最も重要な変化のひとつは、新たにテクニカル・ディレクターを配置した事である。
この役職には、国分信一氏が就任するだろう。

彼は、過去にRC212Vのプロジェクトリーダーを務めており、主に日本のホンダ本社を拠点とし、シーズン中は時々パドックを訪問するだけであった。

しかし、今年はペドロサとドビチオーゾから直接フィードバックを得て、RC212Vの開発改良の為、テストからレース全18戦に帯同する予定です。

また、HRCはライバルであるフィアット・ヤマハが採用している組織形態と同じような組織を編成しました。

ペドロサとドビチオーゾは完全にチームを分けられ、チームマネージャー(監督)の山野一彦氏が、新たにチームを統括するディレクターの職に就く。

ペドロサの監督に就任するのは、個人的なマネージャーで師匠でもあるアルベルト・プーチとなると思われる。

そして、ドビチオーゾの監督はジャンニ・ベルティになるでしょう。

ヤマハはロッシとロレンゾが2008年に異なるタイヤブランドを選択した時にチーム内が分割されていた。
今期、ロレンゾの監督を務めるのは、ワールドスーパースポーツでカル・クラッチローの監督を務めていたウィルコ・ツェーレンベルグです。
ロッシは引き続きダビデ・ブビリオが監督を務める。









MotoGP : BMWとアプリリアの沈黙

2010-02-10 22:01:24 | MotoGP 2010



「MotoGP進出に沈黙するBMWとアプリリア」





MCNより

Aprilia and BMW silent on MotoGP plans


MotoGPクラスは2012年に1000ccの4サイクル車へと変更されるが、アプリリアとBMWはまだMotoGPへ進出する意思を明確にはしていません。

MotoGPクラスの規則改正の一部が承認されたのはクリスマス前だったが、それは1000ccの4サイクルで、最大ボアが81mmというものであった。

新しい規則は、BMWの初参戦を促し、アプリリアも2004年に撤退したクラスへ再び戻る事を後押しするだろうと予測されている。

しかし、ドルナのボス、カルメロ・エスペラータは、今回の規則改正についてBMWやアプリリアから何らアプローチは無かったと述べている。
また、彼らヨーロッパのファクトリーからもレース計画の発表は未だ無い。

カルメロは先週のセパンでMSMA(Motorcycle Sport Manufacturers Association)の会議に出席した際、MCNに話しました。
「彼らがどう考えているのか分からないよ。
私達(ドルナ)には全くコンタクトが無いからね。
しかし、新たなメーカーが参入してくる可能性はあるだろうし、今は加わっていなくても、特別なエンジンを作っているかもしれない。
少なくとも今度の規則の方が、今よりもエンジン開発が容易になるだろうと思っています。」

先週のセパンで話し合われた主要な議題としては、現在の4サイクル800ccが2011年以降も参戦可能になるという事であった。

いくつかのファクトリーは、1000ccの開発への投資を避ける為に800ccを継続させて欲しいと意見を述べており、完全な1000cc化に遅れが生じるかもしれません。