Pegasus_rc's blog

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MotoGP : スズキ、テスト終了

2009-11-20 22:37:23 | MotoGP 2009






スズキのプライベートテストが終了しました。
スズキは、他のメーカーも誘っていたらしいですが、他はセパンでテストする事になっています。
他のライダー達の比較対象がいないので、何とも言えませんが、結構バウティスタのタイムが良かったようです。
先日の当ブログ記事でも取り上げた投票では、評価が低かったアルバロ君ですが、案外イケるかもしれません。

Crash.Netの記事ですが、時間が無いので端折って翻訳しています。






Bautista under Vermeulen at Estoril test




スズキのテストチームが、エストリルで3日間のテストを終えた。

テストの参加者は、テスト制限から外された新人のバウティスタと青木である。

バウティスタは、1分38秒5のタイムをコンスタントに出している。

参考:10月4日に行われたポルトガルGPにおけるタイム

カピロッシ    1分38秒291
バーミューレン  1分38秒930

ファステスト・レースラップ
ペドロサ     1分36秒937


しかし、バウティスタのテストタイムは、気温が低くグリップが低下している状況でのタイムである。

今回のテストで、バウティスタは200周以上の周回をこなしている。

テスト内容としては、バレンシアでカピロッシがテストした新しいエンジンと空力パーツ、アクラボビッチの排気管の確認作業等を実施した。

ポールデニングは、言う。
「アルバロは、3日間、212ラップをミスなく見事にこなしてくれました。
彼のラップは非常に良く、特に低温であったし、路面にラバーが乗っていない状況においては素晴らしい。」

カピロッシは、テスト制限がある為、テストライダーの青木が今回のテストに加わっている。

「今回のテストは二つの理由から有意義であった。
まず、日本以外ののグランプリコースでテストが出来た事はとても重要な事でした。
それと、アルバロにGSV-Rを経験させられた事も意義があった。」
と、デニングは述べている。


バウティスタ以外のルーキーたちは、12月にセパンでテストする予定です。




MotoGP : ロッシ、耐久出場

2009-11-20 21:32:49 | MotoGP 2009




ロッシが、フェラーリで耐久レースに出場するようだ。

先週のモトクロスに続いて、今週末の耐久レースとゆっくりしないのがロッシのシーズンオフらしい。
全て関係者たちが段取りしているからこそ、こなせるスケジュールだろうね。

耐久で組んで走る相棒のウーチョも、4輪は結構な腕前を持つらしい。

組んで走る耐久だけに、ロッシだけの能力で上位に進出する事は出来ないが、成績は気になる。
結果が出たら、またここでお知らせします。






crash.netより


Valentino Rossi to race Ferrari at Vallelunga



ヴァレンティーノ・ロッシは、今週末のバレルンガ6時間耐久レースにフェラーリ430で参戦する。

この事は、数日前から噂として出ていたが、本日、公式に確認が取れた。

ロッシは、MotoGPでアシスタントを務めているウーチョ(アレッシオ・サルッチ)とイタリアの友人アンドレア・チェッカートと共に耐久レースに臨む。

プラクティスが金曜と土曜の朝、予選が土曜の午後に、決勝は日曜の午前9時半から始まります。

ロッシは4輪の素人では無い。

2004年以来、フェラーリF1チームの為に時々テストドライブを実施しているし、ラリーには、3回のWRCエントリーを含めて何度もドライブした経験を持つ。

彼が、再びYAMAHAのMotoGPマシンをライディングするのは来年2月まで待つ必要があります。


カワサキ、工場閉鎖

2009-11-20 21:23:56 | バイクその他
先週の事だが、カワサキの大分工場が閉鎖されるとニュースが流れていた。

この工場は、カワサキ全車両のスイングアーム製造を担っていたが、生産量の大幅縮小に伴い、ラインを明石に移管する。

従業員は、全員解雇し、会社も清算されるとの事。



この所、良いニュースが聞かれなくなった2輪業界であるが、このニュースは、私にとっても最近の2輪不況を肌で感じる残念な出来事だ。

このカワサキの大分工場は、2輪専用サーキットのSPA直入に隣接しており、サーキットに行った時は目にする工場であった。

ホンダは、2輪の生産拠点を熊本に持っているのだが、カワサキも完成車ではないが、九州に工場を持っている事で親近感を抱いていた。

オートポリスも手放すのではないかとの噂もあったのだが、SPA直入と共に現状維持の方向みたいなので、これはホッとした。

しかし、性格が異なるサーキットとは言え、二つのサーキットを維持するのは経済効率から言うと無駄が多い。

工場に隣接するミニサーキットの必要性が低いと判断されたら同じく閉鎖の道を辿るのではないかと懸念する。

国内のメーカーが、海外に生産拠点をシフトする動きが加速しているが、オートバイ人口の減少、レース人口の減少などのデフレスパイラルに陥る事だけは避けたいものである。




話は変わるが、今週の18、19日にオートポリスで、スーパーバイクのテストが行われてたはず。

クリス・バーミューレンを見たかったが、行けなかった。(忘れていたとも言う)

今週、九州は非常に寒くて、山の中にあるオートポリスは更に寒かっただろう。

この気温では、十分なテストは出来なかったと思うが、初のカワサキマシンのポジション合わせとフィーリングを掴むぐらいだったのかな。



ワイン・ガードナーが、シーズン終了後にスーパーバイクに参戦している全メーカーの車両をテストしたらしいが、その時、彼はカワサキのマシンは非常に良いマシンだと高い評価を下している。

そして、良いマシンだから、良いライダーが乗る必要がある、と言っているのだ。

つまり、今年の時点でも完成度が高かったと言っている訳だが、逆に言うとライダーがダメだったとも取れる。


工場閉鎖やMotoGP撤退など、暗いニュースが多かったカワサキであるが、来年はスーパーバイクに資源を集中するようだし、先日のミラノショーでは、ホンダとヤマハが不在の中、新モデルを多数投入し気合いの入ったところを見せている。

隠れカワサキファンとしては、ぜひとも勢いを取り戻して頑張ってもらいたい。(実はカワサキだけは所有した事が無いのだ)






カワサキ大分 来年3月末で閉鎖 - 大分合同新聞