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WSBK 第14戦 ポルトガル アフター・ザ・フラッグ

2009-10-26 17:55:25 | Superbike 2009
スーパーバイク世界選手権 第14戦 ポルトガル 決勝コメント




■開催日:2009年10月25日(日)
■開催地:ポルトガル/ポリティマオ(1周4.692km)
■PP:B・スピース(ヤマハ/1分42秒412)
■FL:M・ファブリツィオ(ドゥカティ/1分43秒529)






REPORT

B・スピースが、第1レース優勝、第2レース5位の成績となりチャンピオン獲得。
同チームに初めての世界タイトルをもたらした。

第1レースで、スピーズは、ホールショットからトップで第1コーナーへ進入してレースをリード。
後続に2秒近い差をつけ、トップでゴールした。
タイトル争いのライバル、芳賀紀行は6ラップ目で転倒リタイヤ。
これでスピースは、いくらかの余裕をもって第2レースに臨むことができた。

第1レース終了後、ポイント上でリードし、プレッシャーも軽くなったスピース。
第2レースでは芳賀の位置を確認しながら安定したペースをキープし、栄冠獲得までの残り周回数を数えていく。
何台かを先行させたあと、しばらくはM・ビアッジ(アプリリア)の後ろにつけていたが、ビアッジがコーナーで何度もはらむのを見てパスを決意。
もう一度ペースを上げてこれをとらえ、5位に浮上してチェッカーを受けた。
芳賀紀行は10番グリッドから巻き返して2位。
しかし、わずか6ポイント差で悲願のタイトル獲得はならず、またもランク2位でシーズンを終えることになった。


スピースはワールドスーパーバイク・デビューの今シーズン、優勝14回、ポールポジション11回という見事な記録を残した。
シリーズポイントでは合計462ポイント。
ランキング2位となった芳賀との差は6ポイントであった。







RIDERS COMMENT




DUCATI



芳賀紀行(リタイア/2位・456ポイント・ランク2位)



「今週末は、マシンのセットアップに問題があり、特にタイヤの信頼性が得られなかった。
通常だと、どのサーキットでもマッチするパッケージが持っており、ここでも特にセッティングを変える必要は無かった。
タイヤだけが問題であった。
レース1では、ハードタイヤを選んでいたのだが、グリップが得られず、ブレーキングもダメでした。
そして、それ程プッシュしていなかったのに残念ながら転倒してしまいました。
そこで私達は、第2レースに向け、タイヤは当然ですが、マシンも交換する事にしました。
その結果、レース2は、グリップが増し、良いレースが可能となりました。
残念ながら、レースは2位となり、タイトルを取るには十分ではありませんでした。
しかし、素晴らしいチームと素晴らしいマシンと共にあった最初の一年でした。
ドカティや、スポンサー、技術スタッフ、クリニカモバイル、今シーズンに支えてくれた全てに感謝しています。
今年、強敵だったスピーズにも賛辞を贈りたい。
彼は、来年、MotoGPに行きますが、ずっと友人であり続けるでしょう。
今週から、来年に向けたテストが始まります。
今年は、ドカティと新たな冒険でしたが、2010年も100%で戦い続けます。」



ミッシェル・ファブリッツィオ(5位/2位・382ポイント・ランク3位)

「第1レースは、非常に難しかった。
ベストなスタートとは言えず、すぐさまプッシュして前を追わなければいけませんでした。
芳賀の後ろに着いている時、彼が転倒して、少し集中を失ってしまいました。
そして、トップグループに捕らえようとしましたが、フロントタイヤに十分な感覚が得られず、残り8周になってからは、リアタイヤもグリップが失われました。
一方、第2レースでは、レアと激しいバトルができました。
最後までレアとの勝負になったが、ミサノでは負けていたので、今回は僕が同じ事をすることができました。
レアがとても速かったけれど、ラストラップで彼はミスをしたので、パスする事ができた。
ノリの件は、とても申し訳ないが、我々の強さを証明出来たし、最後までタイトル争いをして、素晴らしいシーズンを与えてくれたスピーズとノリ、両方が勝者と思っているよ。」







YAMAHA


スーパーバイク


B・スピース選手(1位/5位)

「僕にこのマシンを与えてくれたヤマハに感謝しているよ。
第1レースはほとんど完璧で、第2レースもチャンピオン獲得のためにしなければならないことを思い通りに行うことができた。
ペースがとても速いのでポジションをチェックするのは難しかったんだけれど、僕の後ろには何台かがいて、もしもノリが優勝したとしても僕は6位に入ればいいということはわかっていた。
そしてまさにそのポジションにいたから、後続を少し引き離し、何かの問題に巻き込まれないようにしようと思ったんだ。
そのうちにマックス(ビアッジ)が僕のインに入ってきて、そのあとは僕の前で何度もコースを外れるからいやになってしまってパス。
あとは安定したペースをキープして最後まで走ることができた。
まさに劇的な一日。
僕を支えてくれたみんなには、どんな言葉でも感謝の気持ちを表しきれないだろう。
スーパーバイク1年目の今年、僕がこうしてチャンピオンになったことは、ヤマハにとってもいいことだったと思う。
今はまだ事の次第に気が付いていないけれど、きっと何日か経つと実感が湧いてくると思うよ!」


T・サイクス選手

「ここへ来てみて、怪我の状態がよくわかったんだ。
それでもはじめのうちは、すべてを賭けて少しでも上を目指して頑張りたいと思っていたよ。
でもレントゲン検査の結果、骨に重大なひびがあってライディングは不可能だということがわかった。
自分のベストを発揮できないので、今回は欠場することに決めたんだ。
チームはここまで、僕のために大変な苦労をしてきた。
それに何とか恩返しがしたかったのに、こんなことになって非常に残念だ。」


M・メレガリ、ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム監督

「最高に気分がいい!
この勝利の感覚は、私にとって初めての経験なのだ。
実はこの1週間は非常にナーバスになっていた。
ベンは十分なスピードを持っていたが、ノリも、そしてドゥカティもとてもいい。
だから私はずっと、何が起こるのかと心配でしかたがなかったんだ。
終わってみれば、素晴らしい結果になった。
今はすべての人に感謝の気持ちでいっぱい。
ここにいるチームやヤマハだけでなく、家で待っている僕の、そしてチームスタッフの家族たちの支えも不可欠だった。
彼らにとっても厳しいものだったと思うから、今私は、妻に感謝の気持ちを伝えたい。」


L・K・コーカンプ、ヤマハ・モーター・ヨーロッパ・レーシングマネジャー

「ヤマハにとって素晴らしい日になった!
ベンとチームの1年間の苦労の結果が、今日の栄冠というわけだ。
ベンと初めて仕事をしたときすでに、彼には何か特別なものがあると確信した。
ヨーロッパのコースのなかには初めて走る場所もたくさんあったが、彼はルーキー・シーズンとは思えない見事なパフォーマンスを見せてくれた。
また常に100%の力を注いで頑張ってくれたチームのみんなにとっても最高の結果になった。
彼らの苦労はよく理解しているので、それがようやく形になったことを本当にうれしく思っている。
このタイトルは新型R1の実力の証明であり、ヤマハのマシン開発のビジョンの承認にもなったといえるだろう。
そこには日本のエンジニアたちの努力があったのだ。」



SSクラス


C・クラッチロー選手(4位)


「4位というのは、今季最低の順位なんだ。
リタイヤは何度かあったけれど、完走したレースのなかでは4位は最低。
でも今日は、とにかく安全に走りきりたかった。
ラバティーをプッシュしていく必要などなかったんだ。
彼は今回、とてもよく乗れていて、ずっと僕にプレッシャーをかけていたけれどね。
バトルになりたくなかったのでスタートではソフオグルの後ろについて行ったが、彼のペースは速すぎたから先に行かせた。
そのあとマッコイも先行させて、その後ろにつき、あとは彼にゴールまで連れてきてもらったというわけなんだ。
厳しいシーズンだったけれど、僕はいつもヤマハを全面的に信頼していた。
だからいつも自信が持てたんだ。僕を支えてくれたチームとスポンサー、一緒に頑張ってくれた父と母、ガールフレンドのルーシーに感謝しているよ!」

F・フォレ選手(8位)

「厳しい戦いになった。
昨日の予選でもっと前へ行きたかったんだけれど、フロントのフィーリングがあまり良くなかったんだ。
決勝に向けて変更を行っていくらか改善できたけれども、まだ完璧とはいかなかったから、あとは何とか安定したペースをキープするために自分のベストを尽くすことしかできなかった。
今シーズンのチームのサポートには心から感謝している。
そしてカルのタイトル獲得を祝福する。」


W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ワールドスーパースポーツ・チーム監督

「今日の結果は本当にうれしい。
ヤマハのすべての人々が、バレンティーノとベンとカルの勝利を喜んでいることだろう。
そして私はもちろん、とくにカルと我がチームのタイトル獲得が嬉しいんだ。
今日は非常に戦略的なレースだったと言えるだろう。
カルはしっかりと走りきり、とてもいい仕事をしてくれた。
彼はシーズンを通して最速のライダーだったと思っている。
またこのタイトル獲得を可能にしてくれたチームの努力にも感謝している。
ファビアンのほうは、マシンのフィーリングが完璧でなかったにもかかわらず懸命に頑張ってくれて、最後まで安定した走りをキープしたことはとても良かったと思う。」


L・K・コールカンプ、ヤマハ・モーター・ヨーロッパ・レーシングマネジャー

「R6カップでの活躍から今日のスーパースポーツ・タイトル獲得まで、カルの成長を見守ることができたことは私にとっての大きな喜びだ。
今シーズンは様々な機会で圧倒的な速さを見せつけてきたが、今日は彼の賢明さと成熟ぶりをも見ることができた。
そしてその結果、しっかりとタイトルを勝ち取ったのだ。
そして市販車としてのR6はこれからも、レースマシンの遺伝子を引き継いでいくだろう。
チームのみんなも本当によく頑張ってくれたが、現時点でまだ2010年のプランが決定していないことが、ちょっと気がかりでもある。」






HONDA


スーパーバイク


ジョナサン・レイ(2位/3位 ランキング5位)

「第1レースで2位、第2レースで3位と両方で表彰台に立てた。
シーズンを通じて最もリザルトのいいレースになった。
第2レースはファブリッツォとすばらしいバトルができた。
総合ポイントでもビアッジに接近していたし、とにかく、シーズン最後のレースを優勝で飾ろうと全力を尽くした。
ファブリッツォとの戦いは最高だった。最終ラップにオーバーランして優勝のチャンスを逃したが、ベストを尽くせたと思う。
今年はシーズン中盤まで思うようなレースができなかったが、後半はリズムに乗れた。
1年目のシーズンで優勝できたし、総合5位にもなれた。
来年のシーズンが本当に楽しみだ。」



カルロス・チェカ(7位/リタイア ランキング7位)

「予選まで抱えていた問題が決勝になっても解消せず、第1レースはフラストレーションがたまる戦いだった。
そこで第2レースはサスペションのセッティングを変えて、リアタイヤもソフトに変えた。
それでフィーリングはかなり改善されたが、トラブルが出てリタイアしなければならなかった。
今年は自分にとって貴重な経験ができた一年だった。
チーム、スタッフに感謝したい。
そして、タイトルを獲得したベン(スピーズ)におめでとうと祝福の言葉を送りたい。」



マシュー・ラグリブ(9位/13位 ランキング19位)

「厳しいレースになり、2レースともに完走できたことには満足しているが、昨日まで抱えていたリアのグリップ不足が最後まで解消せず、フラストレーションのたまる走りだった。
両レースともにスタートに失敗したことも影響した。
そのため追い上げのレースになってしまった。」



SSクラス

ユージェーヌ・ラバティ(優勝 ランキング2位)

「今回は、PPを獲得して決勝でも勝つことができた。
ファステストラップはほかの選手に取られてしまったが、今日は完ぺきなレース運びができた。
後ろにいるケナン(ソフォーグル)とのリードを広げた後も、彼のサインボードを見ながら走った。
6秒離れても彼はペースを緩めようとしなかったし、最後まで集中しなければならなかった。
ここで行ったテストの成果が出たレースだった。
チャンピオンシップはわずかに届かず2位に終わったが、初めてのシーズンでチャンピオン争いができたことには満足している。」


ケナン・ソフォーグル(2位 ランキング3位)

「今回は総合3位をキープするのが大きな目標だったが、3位争いをするラスコルツ(カワサキ)が止まったときに、その目標を果たすことができた。
ラバティには終盤追いつくことができたが、ペースを上げるタイミングが遅かった。
今年はシーズンを通じて満足できるものではなかったが、今年のデータを生かし、来年はタイトルを取りたい。」


マーク・エイチソン(5位 ランキング9位)

「今日はギアが入りにくいというトラブルがあって、思うような走りができなかった。
フラストレーションのたまるレースだったが、5位でチェッカーを受けられてよかった。
シーズンを振り返ってみれば、表彰台にも立てたし、トップグループで戦えるレースもあって満足のいくものだった。」


アンドリュー・ピット(11位 ランキング6位)

「決勝レースに向けてセッティングを変えたが、あまりいい方向にはいかなかった。今
週は全体的にセットアップに苦しんでしまった。
ランキングも6位と厳しい一年になってしまったが、全力を尽くしてくれたチームとスタッフ、そしてスポンサーには感謝している。」






KAWASAKI



スーパーバイク


ブロック・パークス(11位/12位)

「第1レースはトップ10を狙って激しくプッシュしたが、思ったようにグリップしなくて厳しい闘いになった。
トップ10という目標は果たせなかったが、集団の中ですごくいいバトルが出来た。
ポイントも獲得出来て良かった。
第2レースはセッティングも良くなってペースも上がったが、脱落するライダーもなく13位とポジションを落としてしまった。
最終戦も決して満足のいく結果ではなかったが、シーズン終盤に向けてバイクの状態は確実に良くなっていたし、これからもっと良くなると思う。
総合18位というランキングには満足していないが、ベストを尽くしたシーズンだった。」



玉田 誠(12位/16位)

「今日は2レースともにスタートが悪くて、レースを厳しいものにしてしまった。
バイクは、第2レースの方が良かったが、第2レースは序盤の遅れが最後まで響いた。
しかし、2レースともにベストを尽くした。
完走できたことにも満足している。
今年は怪我も多く、欠場するレースも多かった。
自分自身納得のいかない1年、完璧な体調で走れるレースがほとんどないという厳しい1年だったが、最後までベストは尽くせたと思う。
怪我と欠場でチームに迷惑を掛けてしまうシーズンになったが、最後までサポートしてくれたチームに感謝したい。」





SSクラス




ホアン・ラスコルツ(リタイヤ)

「今回は予選から厳しい戦いだった。
トップグループのタイムが接近していたし、最初のセッションから思ったほどタイムも更新出来なかった。
セッティングは完璧ではなかったが、トップグループに加わり優勝争いをする準備は出来ていた。
決勝は一周目3番手。
ラバティとソフォグルとでトップグループを形成したが、4周目にクラッチトラブルが出てバイクを止めなくてはいけなかった。
あのまま走っていれば、表彰台は勿論、優勝争いも出来たと思う。
残念な結果だったが、ファステストラップをマーク出来たことは嬉しい。
今年はシーズンを通じていいレースが出来た。
来年はタイトル獲得を目標に頑張りたい。」



藤原克昭(13位)

「レースウィークを通じてフロントの接地感に課題を抱えていたが、決勝になっても完璧にならず、低速コーナーでタイムをロスしてしまった。
決勝も5、6周目からフロントのグリップがなくなり苦しかった。
最後まで集中しなければならなかったし、ポイントを獲得しようと全力を尽くした。
今年はシーズン中盤からいい感じでバイクも仕上がり、表彰台争いにも加われるようになった。
最終戦は何としても表彰台で終わりたいと思っていたので残念だった。
今年のリザルトには不満だが、来年に向けて今年はいい仕事が出来たと思う。
来年は、ラスコルツとチャンピオン争いが出来たら嬉しい。」




WSBK 第14戦 ポルトガル 決勝

2009-10-26 00:49:32 | Superbike 2009


スーパーバイク世界選手権

最終戦 ポルティマオ 決勝リザルト








Race results (1)



1. Ben Spies USA Yamaha WSB YZF R1 22 laps
2. Jonathan Rea GBR HANNspree Ten Kate Honda CBR1000 +1.697s
3. Max Biaggi ITA Aprilia Racing RSV-4 +2.113s
4. Shane Byrne GBR Sterilgarda Ducati 1098R +2.757s
5. Michel Fabrizio ITA Ducati Xerox 1198R +14.753s
6. Leon Camier GBR Aprilia Racing RSV-4 +20.044s
7. Carlos Checa ESP HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR +25.634s
8. Ruben Xaus ESP BMW Motorrad S1000RR +31.104s
9. Matthieu Lagrive FRA Althea Honda CBR1000RR +36.689s
10. Matteo Baiocco ITA Guandalini Racing Ducati 1098R +39.331s
11. Broc Parkes AUS Kawasaki SRT ZX-0R +41.827s
12. Makoto Tamada JPN Kawasaki SRT ZX-10R +41.882s
13. David Salom ESP Team Pedercini Kawasaki ZX-10R +54.967s
14. David Checa ESP Yamaha France GMT 94 YZF R1 +1min 38.533s
15. Luca Scassa ITA Team Pedercini Kawasaki ZX-10R +4 laps

Not Classified

16. Roland Resch AUT TKR Switzerland Suzuki GSX-R1000 19 laps completed
17. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR 16 laps completed
18. Leon Haslam GBR Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR 10 laps completed
19. Jakub Smrz CZE Guandalini Racing Ducati 1098R 8 laps completed
20. Sylvain Guintoli FRA Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 8 laps completed
21. Vittorio Iannuzzo ITA SCI Honda CBR1000RR 7 laps completed
22. Noriyuki Haga JPN Ducati Xerox 1198R 6 laps completed
23. Fonsi Nieto ESP DFX Corse Ducati 1098R 3 laps completed
24. Yukio Kagayama JPN Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 0 laps completed

DNS Tom Sykes GBR Yamaha WSB YZF R1
DNS Ryuichi Kiyonari JPN Ten Kate Honda CBR1000RR














Race results (2)



1. Michel Fabrizio ITA Ducati Xerox 1198R 38mins 19.654secs 22 laps
2. Noriyuki Haga JPN Ducati Xerox 1198R +1.195s
3. Jonathan Rea GBR HANNspree Ten Kate Honda CBR1000 +1.494s
4. Shane Byrne GBR Sterilgarda Ducati 1098R +5.553s
5. Ben Spies USA Yamaha WSB YZF R1 +5.842s
6. Max Biaggi ITA Aprilia Racing RSV-4 +7.374s
7. Leon Camier GBR Aprilia Racing RSV-4 +9.658s
8. Jakub Smrz CZE Guandalini Racing Ducati 1098R +10.434s
9. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR +17.010s
10. Sylvain Guintoli FRA Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 +24.509s
11. Yukio Kagayama JPN Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 +27.195s
12. Broc Parkes AUS Kawasaki SRT ZX-0R +34.825s
13. Matthieu Lagrive FRA Althea Honda CBR1000RR +35.135s
14. Luca Scassa ITA Team Pedercini Kawasaki ZX-10R +1min 01.842
15. David Checa ESP Yamaha France GMT 94 YZF R1 +1min 09.782s

16. Makoto Tamada JPN Kawasaki SRT ZX-10R +1min 30.818s
17. David Salom ESP Team Pedercini Kawasaki ZX-10R +4 laps

Not Classified

18. Matteo Baiocco ITA Guandalini Racing Ducati 1098R 15 laps completed
19. Leon Haslam GBR Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR 8 laps completed
20. Carlos Checa ESP HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 7 laps completed
21. Ruben Xaus ESP BMW Motorrad S1000RR 7 laps completed
22. Fonsi Nieto ESP DFX Corse Ducati 1098R 7 laps completed
23. Vittorio Iannuzzo ITA SCI Honda CBR1000RR 3 laps completed

DNS Roland Resch AUT TKR Switzerland Suzuki GSX-R1000
DNS Tom Sykes GBR Yamaha WSB YZF R1
DNS Ryuichi Kiyonari JPN Ten Kate Honda CBR1000RR

















RIDERS STANDINGS



Ben Spies Yamaha 462
Noriyuki Haga Ducati 456
Michel Fabrizio Ducati 382
Max Biaggi Aprilia 319
Jonathan Rea Honda 315
Leon Haslam Honda 241
Carlos Checa Honda 209
Shane Byrne Ducati 192
Tom Sykes Yamaha 176
Jakub Smrz Ducati 169
Ryuichi Kiyonari Honda 141
Yukio Kagayama Suzuki 128
Troy Corser BMW 96
Shinya Nakano Aprilia 86
Règis Laconi Ducati 77
Max Neukirchner Suzuki 75
Ruben Xaus BMW 74
Broc Parkes Kawasaki 51
Matthieu Lagrive Honda 34
Leon Camier Aprilia 32
Fonsi Nieto Ducati 22
Karl Muggeridge Suzuki 21
John Hopkins Honda 17
Matteo Baiocco Ducati 17
Marco Simoncelli Aprilia 16
Lorenzo Lanzi Ducati 15
Makoto Tamada Kawasaki 12








WSBK 第14戦 ポルトガル SP予選

2009-10-24 23:42:03 | Superbike 2009


スーパーバイク世界選手権

最終戦 ポルティマオ SP


ベン・スピーズが、スーパーラップを刻みポール獲得。
今期、11度目のトップグリッドとなった。

一方、芳賀はレースへ向けたセットアップを続けたが、思うようにグリップの改善が進まず10番手となる。
後方から、ライバルを追う展開となり、明日のウォーミングアップで、不利な状況を覆す策を練り直す。

これまでのセッションンでは、スピーズ、レア、ビアッジが、一貫して上位に来ており、バーン、ファブリッツィオが続く展開であった。
レースも、これらのライダーを軸に展開していくと予想される。
芳賀も、ぜひレースまでにはセットをまとめて、スピーズを逃がさない展開を期待したい。




Superpole qualifying times


1. Ben Spies USA Yamaha WSB YZF R1 1min 42.412s
2. Shane Byrne GBR Sterilgarda Ducati 1098R 1min 42.996s
3. Michel Fabrizio ITA Ducati Xerox 1098R 1min 43.015s
4. Jonathan Rea GBR HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 43.126s
5. Leon Haslam GBR Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR 1min 43.523s
6. Max Biaggi ITA Aprilia Racing RSV-4 1min 43.526s
7. Fonsi Nieto ESP DFX Corse Ducati 1098R 1min 43.553s
8. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR 1min 44.719s

↑ SP3

9. Jakub Smrz CZE Guandalini Racing Ducati 1098R 1min 43.240s
10. Noriyuki Haga JPN Ducati Xerox 1098R 1min 43.377s
11. Sylvain Guintoli FRA Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 1min 43.406s
12. Carlos Checa ESP HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 43.461s
13. Leon Camier GBR Aprilia Racing RSV-4 1min 43.671s
14. Yukio Kagayama JPN Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 1min 43.717s
15. Makoto Tamada JPN Kawasaki SRT ZX-10R 1min 44.050s
16. Matteo Baiocco ITA Guandalini Racing Ducati 1098R 1min 45.439s

↑ SP2

17. Matthieu Lagrive FRA Althea Honda CBR1000RR 1min 44.453s
18. Broc Parkes AUS Kawasaki SRT ZX-0R 1min 44.458s
19. Ruben Xaus ESP BMW Motorrad S1000RR 1min 44.483s
20. Luca Scassa ITA Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 1min 44.851s

↑ SP1

↓Positions 21-26 decided in Q2

21. Tom Sykes GBR Yamaha WSB YZF R1 1min 44.978s
22. David Salom ESP Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 1min 45.153s
23. Vittorio Iannuzzo ITA SCI Honda CBR1000RR 1min 45.518s
24. Ryuichi Kiyonari JPN Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 45.676s *
25. David Checa ESP Yamaha France GMT 94 1min 46.006s
26. Roland Resch AUT TKR Switzerland Suzuki GSX-R1000 1min 46.596s

* Has withdrawn from the race weekend


WSBK 第14戦 清成、走行断念

2009-10-24 21:52:36 | Superbike 2009



中野に続いて、清成も最終戦の出走を断念することになった。

鎖骨骨折をプレートで固定しての強行出場であったが、レーシング走行が出来る状態ではなかったようだ。

最終戦を締めくくれなかった悔しさは、心情察して余りあるが、またチャンスを掴んで這い上がってきてほしい。





Crash.Netより



Injured Kiyonari withdraws from final round





清成龍一は、鎖骨骨折を押して最終戦に臨んだが、初日の走行後、2009年シーズンをやむを得ず終わらせることにした。


テンケイト・ホンダに所属する清成は、前戦のマニクールでクラッシュし右の鎖骨を骨折する重傷を負っていた。
今回、プレートで鎖骨を固定した状態で走行を始めたが、症状が思わしくなかった。

元BSBチャンピオンの彼は、失望を抱えながらシーズンを終えることを決断した。

「最終戦に出場出来なくなった事がすごく悔しです。
今シーズン、懸命に頑張ってくれたチームと、スポンサー、そしてホンダにお詫びしたいと思います。
レースには出たかったのですが、医師と相談して、走行が不可能だとの決断に至りました。
この様な形でシーズンを終了する事は非常に残念ですが、来期に万全を期する為にも肩の治療に専念していきたいと思います。」

清成は、今期はとても困難なシーズンとなりました。
昨年のデビューイヤーは、3勝を得て、今期はタイトルを争うとみられていましたが、結局、モンツァで2回表彰台に乗っただけで、マシンの熟成が困難であった事を認めている。

来期、テンケイト・ホンダは、ジョナサン・レイとマックス・ノイキルヒナーとの契約を発表しており、清成の行き先は決まっていない。
おそらく、全日本に戻るか、BSBに戻る事になるでしょう。



WSBK 第14戦 ポルトガル FP1 & 予選1

2009-10-24 00:41:51 | Superbike 2009


スーパーバイク世界選手権

最終戦 ポルティマオ FP1 & 予選1



Free practice times

1. Jakub Smrz CZE Guandalini Racing Ducati 1098R 1min 44.855s
2. Noriyuki Haga JPN Ducati Xerox 1098R 1min 44.934s
3. Yukio Kagayama JPN Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 1min 44.976s

4. Broc Parkes AUS Kawasaki SRT ZX-0R 1min 45.006s
5. Leon Haslam GBR Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR 1min 45.078s
6. Carlos Checa ESP HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 45.101s
7. Ben Spies USA Yamaha WSB YZF R1 1min 45.118s
8. Michel Fabrizio ITA Ducati Xerox 1098R 1min 45.165s
9. Jonathan Rea GBR HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 45.198s
10. Fonsi Nieto ESP DFX Corse Ducati 1098R 1min 45.400s
11. Shane Byrne GBR Sterilgarda Ducati 1098R 1min 45.475s
12. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR 1min 45.660s
13. Max Biaggi ITA Aprilia Racing RSV-4 1min 45.769s
14. Ryuichi Kiyonari JPN Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 45.796s
15. Matthieu Lagrive FRA Althea Honda CBR1000RR 1min 45.994s
16. Tom Sykes GBR Yamaha WSB YZF R1 1min 46.171s
17. Leon Camier GBR Aprilia Racing RSV-4 1min 46.183s
18. Luca Scassa ITA Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 1min 46.351s
19. Makoto Tamada JPN Kawasaki SRT ZX-10R 1min 46.492s
20. Ruben Xaus ESP BMW Motorrad S1000RR 1min 46.633s
21. David Salom ESP Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 1min 47.080s
22. Sylvain Guintoli FRA Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 1min 47.132s
23. Matteo Baiocco ITA Guandalini Racing Ducati 1098R 1min 47.257s
24. Vittorio Iannuzzo ITA SCI Honda CBR1000RR 1min 47.697s
25. David Checa ESP Yamaha France GMT 94 1min 47.890s
26. Roland Resch AUT TKR Switzerland Suzuki GSX-R1000 1min 49.494s








Qualifying times (1)


1. Jonathan Rea GBR HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 43.786s
2. Jakub Smrz CZE Guandalini Racing Ducati 1098R 1min 43.866s
3. Ben Spies USA Yamaha WSB YZF R1 1min 43.870s
4. Carlos Checa ESP HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 43.945s
5. Shane Byrne GBR Sterilgarda Ducati 1098R 1min 43.947s
6. Fonsi Nieto ESP DFX Corse Ducati 1098R 1min 44.005s
7. Michel Fabrizio ITA Ducati Xerox 1098R 1min 44.154s
8. Max Biaggi ITA Aprilia Racing RSV-4 1min 44.210s
9. Noriyuki Haga JPN Ducati Xerox 1098R 1min 44.254s
10. Leon Haslam GBR Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR 1min 44.324s
11. Yukio Kagayama JPN Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 1min 44.674s
12. Ruben Xaus ESP BMW Motorrad S1000RR 1min 44.822s
13. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR 1min 44.830s
14. Broc Parkes AUS Kawasaki SRT ZX-0R 1min 44.963s
15. Makoto Tamada JPN Kawasaki SRT ZX-10R 1min 44.977s
16. Luca Scassa ITA Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 1min 45.077s
17. Matthieu Lagrive FRA Althea Honda CBR1000RR 1min 45.133s
18. Tom Sykes GBR Yamaha WSB YZF R1 1min 45.239s
19. Leon Camier GBR Aprilia Racing RSV-4 1min 45.333s
19. Matteo Baiocco ITA Guandalini Racing Ducati 1098R 1min 45.345s
20. David Salom ESP Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 1min 45.390s
21. Sylvain Guintoli FRA Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 1min 45.508s
22. Ryuichi Kiyonari JPN Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 45.676s
23. Vittorio Iannuzzo ITA SCI Honda CBR1000RR 1min 46.512s
25. David Checa ESP Yamaha France GMT 94 1min 46.775s
26. Roland Resch AUT TKR Switzerland Suzuki GSX-R1000 1min 47.961s




WSBK 中野、最終戦欠場

2009-10-22 21:23:01 | Superbike 2009
WSB 中野真矢が最終戦に欠場することになった。
非常に残念だ。




NAKANO56 より転載




最終戦 ポルティマオRd 欠場のお知らせ


前文略





痛みも治まって来た為、予定通り最終戦ポルティマオに向け出発したのですが、飛行機での移動など負担が掛かったのか、状態が思わしくなく、日常生活では問題は無いのですが、レースウィーク3日間走行するには無理があると判断し、誠に遺憾ながら最終戦を欠場することに致しました。



中文略






ライダーも急遽予定を変更し、帰国することに致しました。
帰国しましてから、またあらためて、近況などお知らせさせて頂きたいと思います。

office48





WSBK 中野、最終戦OK

2009-10-20 23:14:02 | Superbike 2009




中野が、最終戦に出場できるようです。
一時は、追い出されたのかと心配しましたが、最後のレースは、ガツンと結果を残してほしい。






crash.netより

Nakano returns, Aprilia to run three RSV-4s




アプリリアは、マックス・ビアッジ、中野真矢、そしてレオン・キャミアの体制で、最終戦に臨みます。

アプリリアは、スーパーバイク最終戦において、中野真矢が戻ってくる事で、3台のマシンを用意する事を決定した。

元GPライダーの中野真矢は首を痛めて、最初のスーパーバイクの挑戦シーズンを一時中断して、イモラとマニクールを休養に当てていました。

その後、アプリリアは、ポルトガル戦においては、ビアッジとキャミアがRSV-4に乗る事を明らかにしていましたが、中野が戻ってくる事になったので、初めての3台体制を組むことになりました。

BSBで新チャンピオンとなったレオン・キャミアは、前戦のマニクールでは、レースを完走することができませんでした。

中野は、総合ランキング14位で、レースでの最高順位は、カタールでの4位です。



WSBK 芳賀、タイトルに向けて

2009-10-20 22:00:24 | Superbike 2009
チャンピオンシップのかかった芳賀のコメントがありましたので、一つだけアップします。



いよいよ最終決戦の時が近づいてきた。
いつもチャンピオンが手に届くところに居ながら、あと一歩及ばなかった芳賀選手。
ベン・スピーズという若くて才能にあふれる強敵が向かってくるが、彼の燃えるようなライディングで、攻撃をかわしてくれる事を願う。


攻めろ、芳賀紀行





crash.netより


Haga prepares for title D-Day



芳賀が、10年越しの悲願であるスーパーバイク世界選手権のタイトルに王手をかけている。

芳賀紀行は、彼のWSB経歴の中にチャンピオンの経歴はまだないのだが、ポルトガル戦を前に、戦略を変えるつもりはないらしい。

過去、258レース中、41勝で、歴代3番目の勝利数をあげている芳賀だが、ようやく彼のスーパーバイクでの名声にふさわしい所までやってきた。
重要なのは、歴代リストにあるカール・フォガティや、トロイ・ベイリス、トロイ・コーサー達と違い、彼は7年連続トップ5に入っているにもかかわらず、タイトルを勝ち取っていないのです。

しかし、2009年にチャンピンチームのドカティ・ゼロックスに移籍し、芳賀の挑戦は勢いづきました。
今シーズンは、8回の勝利を得て、年間で最も勝利を重ねた年になっている。

芳賀は、ポルチィマオで、ベン・スピーズとの対決に臨むが、10ポイントのリードを守るのではなく、あくまでも勝利を目指すと主張している。


「昨年のポルティマオは、思うようにいきませんでした。
何かと不運がありました。
今年は、良いポジションに付けており、最後の戦いで全てが決着します。
戦略には、何ら違いはなく、ただ、いつも通りやるだけだ。
僕は、いつも勝つことだけを考え、100%で戦うだけです。
今まで、スーパーバイク世界選手権において、この5年間は、2位か3位ばかりで終えており、タイトルを逃してきました。
今週末は、なんとしてもタイトルをドカティと日本に持ち帰る事を願っている。」


芳賀は、昨年のポルティマオでは、リタイヤとジャンプスタートにより14位という悔しい結果で終えている。




WSBK 来期の確定シート情報

2009-10-15 21:34:01 | Superbike 2009






2010年のスーパーバイク世界選手権のラインナップ(10月14日現在)




crash.netより


2010 World Superbike Championship grid





契約済みライダー

DUCATI
1. 芳賀 紀行 JPN Ducati Xerox
2. ミシェル・ファブリッツィオ ITA Ducati Xerox

YAMAHA
3. ジェームス・トーズランド GBR Yamaha Sterilgarda (MotoGPから移籍)
4. カル・クラッチロー GBR Yamaha Sterilgarda (WSSから移籍)

HONDA
5. ジョナサン・レア GBR Ten Kate Honda
6. マッククス・ノイキルヒナー GER Ten Kate Honda (アルスター・スズキから移籍)

SUZUKI
7. レオン・ハスラム GBR Suzuki Alstare (スティッギー・ホンダから移籍)
8. シルバン・ギュントーリ FRA Suzuki Alstare (BSBから移籍)

KAWASAKI
9. クリス・バーミューレン AUS Kawasaki SRT (MotoGPから移籍)


以下は、未発表だが確実と言われているライダー

APRILIA
10. マックス・ビアッジ ITA Aprilia Racing

BMW
11. トロイ・コーサー AUS BMW
12. ルーベン・ザウス ESP BMW


残っているファクトリーのシート

13. TBA Aprilia Racing
14. TBA Kawasaki SRT





2010年のスーパーバイク世界選手権には、7つのマニュファクチャラーが14人のライダーを擁して参戦する。

今現在、既に9人の契約が発表されており、ファクトリーの5つのシートが確定していない。
しかし、アプリリアのビアッジは確実であり、BMWのコーサーとザウスも残留は間違いないだろう。

そこで、アプリリアとカワサキの計2つのシートを狙っているのが、トム・サイクス、シェーン・バーン、レオン・キャミア、アレックス・デ・アンジェリス、カルロス・チェカ、ブルック・パークス、清成龍一、中野真矢である。







他の記事などの情報を元にすると、今のところ、カワサキのシートは、パークスのチーム内の評価が高いのだが、サイクスが最有力との事。
よって、カワサキの玉田は放出は決定。
アプリリアは、セカンドチームの件は別にして、中野は厳しいだろう。
MotoGPを放出されたグレシーニの二人は、エリアスは、Moto2狙いのようなので、デ・アンジェリスの存在が大きくなってきた。
今、アプリリアは、キャミアとデ・アンジェリスの二人を吟味しているのだろう。
清成がホンダ以外に移籍する事はあり得ないので、彼はBSBかMoto2の道を選ぶだろう。




WSBK 加賀山、BSBへ

2009-10-13 21:11:54 | Superbike 2009
本日もスズキ関連の話題3つをピックアップ。




WSBK 加賀山、BSBへ



アルスタースズキの加賀山が、BSBに復帰。
入れ替わりで、BSBのギュントーリがWSBに行く事になった。



crash.netより

Kagayama back to BSB with Worx Crescent



加賀山就臣が、2010年に根強いファンの多いブリティッシュ・スーパーバイク選手権にWorx Crescent Suzukiから復帰する事が発表された。

この日本人ライダーは、2005年にワールド・スーパーバイクに競争の場を移す前、2003年と2004年にリズラ・スズキから参戦していました。

この発表と同時に、今年BSBに参戦していた元GPライダーのシルバン・ギュントーリが、マックス・ノイキルヒナーに代わりWSBに参戦する。

イギリスで多くのファンを確立している加賀山のBSB復帰は、このシリーズにとって大きな魅力になる事でしょう。

Worx Crescent Suzukiのマネージャーであるジャック・バレンタインは、ギュントーリに代わる価値あるライダーとして、加賀山の復帰を歓迎している。

「イギリスに就臣が戻ってくるのは、とても素晴らしいニュースです。
彼は、過去、このシリーズで戦っていた2年間は、信じられない程イギリスのファンに人気があり、依然人気は衰えていません。
彼は、相変わらず強い信念を持って、ここでのタイトル争いに挑戦する目標を掲げて戻ってきます。
また、2010年に二人のライダーを擁して戦う事が決まり、BSB及び、スズキ、私達のパートナーにとっても朗報になった事でしょう。」

加賀山は、ワールドスーパーバイクで4勝し、2005年のランキング5位がベストである。











WSBK アルスターは、ギュントーリとハスラム




WSBのオフィシャルチームとなるアルスターは、ギュントーリとハスラムのペアで参戦します。





crash.netより

Guintoli promoted to Suzuki WSBK team




スズキは、2010年にマックス・ノイキルヒナーに代わりシルバン・ギュントーリをワールドスーパイクで起用する事を確認した。
同時に、加賀山就臣がBSBへ復帰するでしょう。

アルスター・スズキから、ノイキルヒナーが離脱する発表のすぐあとに、ギュントーリのワールド・スーパーバイク参戦のホットなニュースが飛び込んできました。

元GPライダーのフランス人は、当初、2010年には、Worx Crescent Suzukiとの再契約を締結していたのだが、ワールドスーパーバイクの席が空いた事をきっかけに、この世界選手権への道が開かれた。

彼がスーパーバイクデビューしたブランズハッチ戦で勝利を収めた後、足を骨折し数カ月間、欠場を余儀なくされました。
にもかかわらず、素早い回復を見せ、彼はBSBで総合8位まで上り詰めました。

「シルバンは、既にGSX-Rとピレリタイヤを知っています。
そして、この新たなチャレンジは、彼のプロフェッショナリズムとモチベーションと共に、我々が仕事を始める好材料です。」
と、チームマネージャーのフランシス・バッタは言いました。

「また、アルスター・スズキにイギリス人ライダーを迎える事を歓迎します。
イギリスのスズキ・デストリビュータ(販売代理店)は、いつも我々のチームに多大のサポートを与えてくれました。
そして、2010年のワールド・スーパーバイクの為に、レオン・ハスラムとサイン出来た事を大変喜ばしく思います。」

2010年、加賀山はイギリス・スーパーバイク選手権に戻り、レオン・ハスラムはギュントーリと共に、それぞれ別のストーリーを歩もうとしています。










WSBK ノイキルヒナー、スズキを離脱




crash.netより


Suzuki Alstare confirms Neukirchner split




アルスター・スズキは、マックス・ノイキルヒナーとの契約を更新しない方針を決定した。

ノイキルヒナーは、モンツァのクラッシュで足を骨折し、さらにブルノ戦復帰を前にしたイモラテストでも背中を負傷してしまった。
この負傷は、胸椎骨折を含む重大なものでケムニッツの診療所での大手術を要しました。

「マックスには、イモラのレース期間中にクリニカモバイルの専門家たちにレース復帰の確認をしてもらう為に、診断書を持ってくるように依頼していました。

マックスは、土曜日に到着しましたが、彼の診断内容は不完全であり、レントゲン写真も新たに取り直す必要がありました。

そして、コスタ医師達によって撮り直されたレントゲン写真は、ドイツの外科医の素晴らしい仕事が見て取れましたが、同時に彼の長期にわたる重大な体へのリスクがある事を示していました。

アルスターは、マックスを同席させた上で、クリニカモバイルによる診断を持って、ケムニッツ診療所の神経外科医に電話で会談を行いました。
神経外科医は、マックスが再びレースに復帰するならば責任は取れないと述べました。

これら二つの専門家の意見を集約すると、マックスの回復には4~6ヵ月以上かかる事が予想できました。

ノイキルヒナーとの再契約を9月中に行わなければいけない状況であったが、彼の身体コンディションに疑いがあり、信頼できる状況ではありませんでした。

私達は、マニクールのレース後、彼の健康状態をはっきりと調べる為に、ベルギー(チームの本拠地)に来るようマックスに頼んでいました。
しかし、残念ながら彼は我々の前に姿を現しませんでした。

そういう訳で、アルスター・スズキは、3シーズンで2勝し、2008年にはランキング5位を得たノイキルヒナーと別々の道を行く事を確認したのです。

マックスとは、彼のキャリアを成功させる為、我々も懸命に開発し、彼との約束を果たす努力をしてきましたが、この3年間の共同作業に終止符を打ちます。
残念ながら、彼が私達の元へやってきて、話をしに来ないと言う事は、この共同作業が終わった事を意味します。

しかしながら、彼の迅速な回復と将来の幸運を願っています。」


身体状況に心配が残っているにもかかわらず、ノイキルヒナーは、今週、2010年の契約をテン・ケイト・ホンダと結んだという事です。



スペイン選手権 カタルニア戦の周平選手

2009-10-13 09:02:45 | Superbike 2009



スペイン選手権 カタルニア戦の青山周平選手の結果。

予選:16位

決勝:総合 17位 Moto2(5台中4位)


予選は、オイルを吹いたり、テスト作業が多く大変だったようだ。

決勝では、電機系トラブルが発生し、やっとの事でゴールした。




カタルニア戦 Extreme - Moto2 リザルト


1 35 KENNY NOYES KAWASAKI PALMETO RACING KAWASAKI USA 16 28:27.302 - - 159.5 6 1:45.802
2 22 IVAN SILVA INERZIA-INMOTEC KAWASAKI ESP +1.316
3 31 CARMELO MORALES SIEMENS GIGASET LAGLISSE YAMAHA ESP +10.865
4 34 JAVIER DEL AMOR SIEMENS GIGASET LAGLISSE YAMAHA ESP +12.510
5 76 BERNAT MARTINEZ TEAM BERNAT YAMAHA ESP +15.899
6 52 JOSE DAVID DE GEA SUZUKI MOTORRAD SUZUKI ESP +16.174
7 30 JOSE LUIS CARDOSO SIEMENS GIGASET LAGLISSE YAMAHA ESP +20.993
8 32 MANUEL D. TIRADO NEUGRIP RACING YAMAHA ESP +31.534
9 55 MARTIN M. SOLORZA KAWASAKI PALMETO RACING KAWASAKI ARG +36.139
10 21 XAVIER FORES SIEMENS GIGASET LAGLISSE YM-2 ESP M2 +36.920
11 7 DANIEL RIVAS BLUSENS BQR-Moto2 HONDA Moto2 ESP M2 +37.054
12 46 VICTOR CASAS GHER-BRUNO PERFORMANCE SUZUKI ESP +41.454
13 4 ALEIX ESPARGARO PROMORACING HARRIS/PROMOESP M2 +41.714
14 42 ALBERTO LOPEZ NEUGRIP RACING YAMAHA ESP +53.320
15 58 JAVIER HIDALGO HIDALVA TEAM SUZUKI ESP +53.414
16 65 JUAN ERIC GOMEZ ITJ YAMAHA FRA +55.501
17 64 SHUEI AOYAMA BLUSENS BQR-Moto2 HONDA Moto2 JPN M2 +55.702



BSB 最終戦 結果

2009-10-12 22:26:21 | Superbike 2009


BSBも最終戦が終わりました。

今回のレースに渡辺選手は参戦していません。
思ったより手の状態が悪く、最終戦を見ることなく日本に戻ってきています。

最終戦は、土曜日と日曜日に3レースが行われて、キャミア選手が2勝上積みし、全19勝となりました。

強力なライバルたちの怪我による脱落もありましたが、圧倒的強さを見せつけたキャミア選手でした。
彼の来期の動向は、まだ明らかにはなっていません。




British Superbikes


Oulton Park:





Race 3 results

キャミアが、勝利で最終戦を締める

11 October 2009 21:06


1.Leon Camier (Airwaves Yamaha)
2.Tommy Hill (Hydrex Honda) +3.734s
3.Josh Brookes (HM Plant Honda) +10.904s
4.Ian Lowry (Relentless Suzuki by TAS) +15.398s
5.Sylvain Guintoli (Worx Crescent Suzuki) +15.707s
6.Julien Da Costa (MSS Colchester Kawasaki) +20.009s
7.Chris Walker (Motorpoint/Henderson Yamaha) +20.967s
8.Glen Richards (HM Plant Honda) +24.402s
9.Tommy Bridewell (Team NB Suzuki) +25.830s
10.Gary Mason (Quay Garage Honda) +26.012s








Race 2 results


キャミアが、イーストンの追撃を僅差で押さえ勝利

11 October 2009 16:45


1 Leon Camier (Airwaves Yamaha)
2 Stuart Easton (Hydrex Honda) +0.080s
3 James Ellison (Airwaves Yamaha) +0.743s
4 Tommy Hill (Hydrex Honda) +1.953s
5 Sylvain Guintoli (Worx Crescent Suzuki) +4.042s
6 John Laverty (Buildbase Kawasaki) +7.721s
7 Josh Brookes (HM Plant Honda) +8.092s
8 Michael Rutter (Bathams Ducati) +12.441s
9 Simon Andrews (MSS Colchester Kawasaki) +15.175s
10 Glen Richards (HM Plant Honda) +15.328s





Race 1 results


イーストンが混戦の中、キャミアを押さえて勝利

10 October 2009 22:30


1 Stuart Easton (Hydrex Honda) 19m 21.434secs
2 Leon Camier (Airwaves Yamaha) +0.208s
3 Tommy Hill (Hydrex Honda) +0.222s
4 James Ellison (Airwaves Yamaha) +0.331s
5 Sylvain Guintoli (Worx Crescent Suzuki) +13.129s
6 Simon Andrews (MSS Colchester Kawasaki) +13.129s
7 Julien Da Costa (MSS Colchester Kawasaki) +13.599s
8 Ian Lowry (Relentless Suzuki by TAS) +13.837s
9 Chris Walker (Motorpoint/Henderson Yamaha) +14.771s
10 John Laverty (Buildbase Kawasaki) +14.815s


WSBK キャミア、最終戦も参戦

2009-10-07 19:58:21 | Superbike 2009



公式発表ではないが、キャミアへのインタビューで、最終ポルティマオ戦に出場することを明らかにしている。

首の痛みで欠場していた中野も最終戦には復帰できる事をチームに伝えているのだが、キャミアが参戦するのであれば、中野がどうなるのか。

果たして、アプリリアが3台体制になるのか、中野が走れなくなるのか、今後の情報を待つしかない。






Crash.Netより

Camier ‘gutted’ but encouraged on Aprilia bow



レオン・キャミアは、アプリリアのマシンで、マニクールの二つのレースに参戦したが、マシントラブルにより不本意な結果となった。

今年のBSB新チャンピオンのキャミアは、来期、ワールドスーパーバイクでイタリアのチームに移籍する可能性に備えてデビューした。

この23歳のライダーは、金曜日のプラクティスで、初めてRSV4に乗り、未知のフランスのサーキットに挑戦しました。

それでも、キャミアは、予選16番手を得て、両方のレースでも着実な前進を果たしました。

レース1は、11番手走行中、あと残り3周という所で電機系トラブルによりリタイアしました。

レース2においては、コーサーや、ニエトと印象的なバトルをして9番手まで上がったのだが、別のメカニカルトラブルが発生してピットに戻ってきた。

フラストレーションの貯まる終わり方だったが、キャミアは、この3日間で急速に進歩し、喜ばしかった。

「両レースともリタイアに終わり、アプリリアチームに十分な結果を残せずに、とても落ち込みます。
しかし、フィーリングは良かったし、進歩することが出来てハッピーです。
両レースとも、プッシュしてトップ10には入るつもりでした。
この週末、とても多くの事を学び、ジェットコースターのような3日間でした。
僕が、ポルティマオ(次戦)でも適任であり、アプリリアに良い結果をもたらす事が出来る事を希望します。」


キャミアは、これから、イギリスにもどり本来のAirwaves YamahaのマシンでBSBの最終戦を戦います。
BSBが終わり次第、すぐにポルトガルのポルティマオまで飛び、アプリリアに乗り換え、グッドなリザルトを目指します。


「とにかく、次の週末は本来の役目であるイギリスのBSBに戻り、オールトン・パークで、Airwaves YAMAHAで決勝を戦います。
そして、更にその次の週末はポルティマオに向かい、WSBでアプリリアに乗ります。
この様な機会を与えてくれたアプリリアに感謝しています。
最終戦は、もっと上手くいくように願っています。」



WSBK アプリリアにキャミア&バーン?

2009-10-06 23:15:05 | Superbike 2009




アプリリアのセカンドチームに、バーンとキャミアが加入するという噂が出てきた。
今までの話だと、中野がセカンドチームに移るという話だったので、こうなると中野の行き場がどうなるのか気になる。


追加:
バーンとキャミアが、二人ともセカンドチームに行くのか、どちらかがファクトリーチームに行くのかなど、詳細はまだ不明瞭なままだ。
また、二人がアプリリアに移籍すると言う公式発表もまだなされてはいない。






MotoMattersより


WSBK: Camier/Byrne to 2nd Aprilia Team?


イギリスのウェブサイトが、二人のBSBチャンピオン、レオン・キャミアとシェーン・バーンが、アプリリア・チームで、RSV4に乗るのではないかと報じている。

このイタリアのメーカーは、2010年にチームを増やすだろうと言われており、広報のアラン・ロジャーが最近、インタビューで言及したとの噂である。

2008年、BSBで、バーンとキャミアはチームメイト同士であり、その年はバーンがチャンピオンを獲得している。
現在、バーンはスティリルガルダ・ドカティに乗っている。

バーンは、2010年のオファーを二つほど受けており、カワサキのポール・バードと契約する予定であった。
しかし、クリス・バーミューレンがポール・バード・カワサキと契約した為、エースライダーの地位が埋まってしまった。

今年、BSBのタイトルを獲得したキャミアは、先週末、怪我で欠場した中野真矢の代理としてマニクールのレースでアプリリアのファクトリーマシンに乗った。
RSV4に乗ったキャミアは、2レースともトラブルによりリタイアとなり、少々期待外れに終わった。





WSBK 第13戦 フランス 決勝 アフター・ザ・フラッグ

2009-10-05 21:13:22 | Superbike 2009
2009 スーパーバイク世界選手権 第13戦 フランス大会 コメント




■開催日:2009年10月4日(日)
■開催地:マニクール(1周4.411km)
■観客数:81,000人
■天候:曇り
■コースコンディション:ドライ
■気温:15℃(第1レース)/20℃(第2レース)
WSB
■PP:B・スピース(ヤマハ/1分37秒709)
■FL:L・レア(ホンダ/1分38秒662)
WSS
■PP:C・クラッチロー(ヤマハ/1分40秒980)
■FL:C・クラッチロー(ヤマハ/1分40秒980)




RIDERS COMMENT




DUCATI



芳賀 紀行 (2位、優勝)

「レース1は僕自身本当に楽しんだよ、それはとてもファンタスティックなレースだった。
ベストなスタートを切ることが出来なかった、そしてマックスを抜くまでに多くの周回を費やした。
一旦マックスをパスしたあとは、ベンを捕らえるのにそんなに多くの周回は必要としなかった。
そしてもしもう1周余分にあれば僕が勝っていたと思う。
最終ラップ、僕はベンがミスをするのを待っていて、彼がミスした瞬間に僕は彼に並んでコーナーへ侵入した。
でも残念ながら次のコーナーは彼に有利で、彼は僕をパスした。
レース2では僕たちは僕のバイクに幾つかの小さな変更を施しそれが上手く行き、僕に自信を与えてくれた。
この勝利は僕たちがわずかではあるがアドバンテージを取り戻すことが出来た素晴らしい結果だった。
そして僕の結果がコンストラクター・タイトルをドゥカティにもたらしたことを本当に嬉しく思う。
ドゥカティそしてレース2では素晴らしいバイクを僕に与えてくれたレースエンジニアのエルネストに感謝する。
そして全てのドゥカティ・ゼロックスチームメンバーにも感謝する。
なぜなら、僕のドゥカティでの1年目のシーズンをこんなにファンタスティックにしてくれたからね。
ベンと僕が2009年タイトル争いをするポルティマオに向けて移動する。
でも僕は本当に待ち遠しいよ。」



ミッシェル・ファブリッツィオ (4位、13位)

「今日の僕のレース結果には本当にがっかりしている。
もっと良い結果を残せると希望していたから。
レース1は、先頭集団を捕らえることが出来ず4位でフィニッシュした。
でもそれはそんなに悪い結果ではなかったけれど、表彰台に立ちたかった。
2レース目は、スタートに失敗した事が全ての結果を導いてしまった。
レース1でそうだったように、先頭集団を見失いたくなかったのですばやく挽回しようとした。
しかし残念にもストレートエンドでブレーキングをミスしてしまいフロントを失った。
本当にすまなく思う。
それは僕がスピーズを抜くことが出来たと思うし、ノリに幾つかのポイントでのアドバンテージをあげることができたはずだ。
ノリを祝福する。
今日のノリは本当に強く勝利に値するからね。」







YAMAHA




B.スピーズ (1位/4位)


「第1レースはいいところと悪いところがあった。
というのも、最終的に優勝はしたけれど、何回か小さなミスがあって、ここでコンマ1秒、あそこでコンマ1秒という具合に少しずつ追いつかれてリードを確実にすることができなかったんだ。
最終ラップでもミスをしてとうとう芳賀に抜かれてしまったので、アウトから行って取り戻すしかなかった。
そして第2レースは、正直に言って本当に悔しいよ。
リアタイヤのチョイスはよくも悪くもなかったが、フロントのほうはあのペースについて行くにはちょっと不十分だったんだ。
それでプラクティスのときよりもコンスタントにコンマ5秒遅れてしまっていた。
4位でゴールできたのが嘘みたいだよ。
今回はひとつ勝てたけれど、次のポルトガルもまた優勝を狙うしかない。
もう一度同じ気持ちで臨むだけ。」





T.サイクス (RT/RT)


「第1レースは自分のミスで、ブレーキレバーをいつもよりも少し外側を握ったために初期制動がかなり強くなってしまったんだ。
そのことはわかっていたんだけれど、一瞬のうちにフロントが切れ込んで立て直すことができなかった。
かなり激しいクラッシュだったので、怪我をせずにすんだのはラッキーだったよ。
第2レースはリアタイヤを替えて臨んだ。
それが合っているのかどうか確信はなかったんだけれど、とにかく行ったんだ。
そうしたら案の定あまり良くなくて、そうしているうちにカルロス・チェカがミスをして、僕はそれに巻き込まれてしまった。
路面に激しく打ち付けられて肩の筋肉を伸ばしてしまった。
骨折がなかったのは幸いだったけれど、今日のことは早く忘れたい。
そして次のポルトガルで、もっといいレースをしたいよ。」


M・メレガリ、チーム監督


「第1レースで優勝して、第2レースではさらにノリとのポイント差を詰めて行こうと考えていた。
ところが何かが噛み合わず、我々も、そしてベンもどうすることもできないままレースが終わってしまった。
最終戦の目標はただひとつ。
両レースで優勝することだ。
そしてもちろん、それは可能だと思っている。
トムのほうは、今回は合計3回もクラッシュしてしまった。
今日は何とか結果を残そうと懸命に頑張っていただけに、本当に残念だ。
すべてが彼にとって良くない方向へと進んでしまったようだ。
次のポルトガルには期待したい。」


WSS

C・クラッチロー選手談(2位)

「勝てると思っていたんだけれど、終わってみれば十分にいいレースだったと言える。
ただほんのちょっと運が足りなかっただけなんだ。ラバティーは転倒してしまったけれど、レース中はとても好調でまったく問題はなかったよ。
レース終盤、必要ならば1分41秒台前半までは出せたけれど、レースのペースが全体に遅かったので無理はしなかった。
必要なことをしっかりとやったということで、僕は着実に2位を獲得できたので満足しているよ。
今回もチームのみんなが一生懸命に頑張ってくれた。
最終戦もこの勢いをキープして、チーム一丸となって戦っていく。」




F・フォレ選手談(リタイヤ)

「コーナー進入で問題があって、不運にも転倒してしまった。
いいレースができると確信していたし、表彰台を目標にしていただけに残念で仕方がない。
早く気持ちを切り替えて最終戦に臨み、ランキング5位獲得を目指したい。」



W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ワールドスーパースポーツ・チーム監督談

「何というレースだ!
とても見応えのある素晴らしいレースだった!
とくに最初の数ラップは、トップグループの面々がタイトルを目指して競り合った。
カルは非常に落ち着いてリラックスしているように見えたが、ラバティーが転倒したのを知ると、プレッシャーが解けたようにさらに伸び伸びと走れるようになって、一気にコンマ5秒も速くなり、しかも安定して走行を続けることができた。
今日のラスコーツは絶好調で、カルも差を縮めてはいたが、私としては正直なところ、赤旗で終了となってほっとした。
ファビアンのほうは非常に残念だった。
序盤はとても好調で、本来の調子を取り戻していたが、コーナー進入で2速に入れようとしたが入らず、フロントが切れ込んでしまった。
これは彼のミスではない。
レバーか何かに触ってしまったのかもしれない。
今日は好成績を期待していただけに無念さは残るが、彼自身は本当によくやった。
誇れる結果だと思う。」








HONDA



ジョナサン・レイ(スーパーバイク リタイア/3位)

「今週はすべて順調だった。
先週のイモラと同じくらい仕上がっていたし、いいレースができると思っていた。
しかし、持てる力を発揮することができなかった。
第1レースはトラブルで仕方ないが、第2レースはいいリズムで走れず、腕上がりもあって遅れてしまった。
残念な結果となったので、最終戦ではイモラと今回のレースの雪辱を果たしたい。」



レオン・ハスラム(スーパーバイク 5位/5位)

「今日は小さな問題を抱えていたのでトップグループに離されてしまった。
第1レースに比べれば、第2レースの序盤はかなりいい状態だったが、それも中盤からは同様の問題が出てきて、完ぺきな走りができなかった。
しかし、2レースともに5位になれてとてもうれしい。」



カルロス・チェカ(スーパーバイク 6位/9位)

「昨日からバイクの状態は大きく進化しなかったし、それを思えば第1レースの6位には満足している。
第2レースはファブリッツオが転んだのを避けるために遅れた。
サイクス(ヤマハ)を抜いた直後で、サイクスも自分を避けきれずに接触し、転倒してしまった。
サイクスには申し訳ない気持ちだ。
そして、最終シケインでもほとんど転倒しそうになるなど厳しいレースだった。
その後、ペースを取り戻して9位でフィニッシュすることができた。
今週はいい走りが最後までできなかった。」



清成龍一(スーパーバイク リタイア/欠場)

「金曜日の転倒で痛めた右肩が痛くて厳しいレースだった。
痛み止めを打って第1レースに挑み、スタート直後はいい感じで走れたが、転んでしまった。
それでまた右肩を痛めて、とても走れる状態ではなかったので第2レースを欠場することにした。
今日の転倒で折れたのか、金曜日の時点で折れていたのかわからないが、右鎖骨が折れていることがわかったので、日本に帰ってすぐに手術をしたい。」



WSS

ケナン・ソフォーグル(スーパースポーツ 3位)

「スタートも決まり順調だったが、バックストレートでクロッチローに押し出されて転びそうだった。
それが故意だったとは思いたくないが、その遅れを取り戻すのに全力を尽くした。
今日は、前を走るライダーに比べてちょっとだけペースが遅かった。
優勝できなかったのは残念だが、3位になれてよかった。
最終戦ポルティマオ(アルガルベ・インターナショナル・サーキット)は大好きなサーキットなので、優勝してシーズンを終えたい。」



アンソニー・ウェスト(スーパースポーツ 4位)

「今日はとても気持ちよく走ることができた。
バイクの状態もよくてパッシングポイントもたくさんあった。
今日はトップグループにすぐに追いつくことができた。
しかし、追いついてからは、なかなか前に出ることができなかった。
今日の結果でランキングをひとつ上げることができた。
予選の遅れを取り戻すことができてよかった。」



ユージェーヌ・ラバティ(スーパースポーツ 13位)

「転倒するまでは、いいレースができると思っていた。
ストレートでは自分の方が速かったが、今日のラスコルツはブレーキングがすごくハードだった。
とにかく、自分とクロッチローの間にラスコルツがいてくれたらと思ったが、燃料が少なくなってきてからバイクのバランスが変わってしまい、フロントから転んでしまった。
これでクロッチローと19点差。
最終戦はとにかく優勝することだけを目標に戦いたい。」






KAWASAKI


ブロック・パークス(リタイヤ/15位)

「第1レースは、ギア抜けのトラブルでリタイヤすることになった。
もし最後まで走ることが出来たなら11位にはなれたと思うし、残念だった。
第2レースは、グリップが不足して厳しい闘いになった。
この課題はレースウィークを通じて抱えていたもので最後まで解決出来なかった。
シーズンも最終戦を残すだけ。
今回はたった1ポイントだけだったので、最終戦は良い結果を残したい。」


シェリダン・モライス(リタイヤ/19位)

「正直言って、厳しい3日間だった。
しかし、チームはいろいろなセッティングにトライしてくれたしベストを尽くしてくれた。
全力でサポートしてくれたチームに、まずは感謝したい。
結果は残せなかったが、素晴らしい体験だった。」



WSS


ホアン・ラスコルツ(1位)

「前回のイタリアでトップに出た直後にリタイヤしているので、今回の優勝は本当に嬉しい。
この日のためにチーム全体が頑張ってきたし、今日の優勝はチームとカワサキに捧げたい。
今回はレースウイークを通じてバイクの状態が良かった。
スタートしてから周回を重ねる毎に良くなって、前半より終盤の方がフィーリングは良かった。
特にブレーキングは抜群で、今日のレースの最大の武器になった。
本当に嬉しい。応援してくれたすべての人に感謝したい。」



藤原克昭(7位)

 「優勝したラスコルツに心からおめでとうと言いたい。
今日の結果は、チームにとって、そして自分にとっても素晴らしい結果だった。
何もかもが上手く行っていた。
ラスコルツには届かなかったが、4位争いの集団の中で気持ち良く乗れていた。
2周を残して赤旗中断になったが、あれがなければもっと上の順位でフィニッシュ出来たと思う。
最終戦は、ラスコルツに続いて表彰台、優勝を目指したい。」