日々を笑いと共に

日々楽しかったことを綴っていこうかな

Basic Canter A 167鞍 Basic Canter B 168鞍

2013-07-14 21:14:52 | 乗馬
いやぁ~暑い。前日までより緩んだとは言え、エアコンガンガンの職場に引きこもって仕事をしている身には十分暑い。暑さ自体は良いのだが、それによる発汗量が恥かしい。普段からフットサルをやっているので、全身から発汗できる体はありがたいのだが、乗馬のような上品なスポーツでは肩身が狭い。。。対策に買ったゼロフィット。これなかなか良いなぁ~。汗で冷感が増しているかどうかはわからないが、汗を吸ってもさらったしているのは広告の通り。これだけでやれたら良いのだけれど、変態に思われるので残念。

167鞍:スターリッド ○春指導員 ⑬



専用馬スターリッド8回目の騎乗。本来は、ジョークランズの予定であったが、脚を痛めていて変更。乗ってみたい気もするが、縁がなかったということで、代わりと言ったらバチが当たる優秀なスターリッド。前回も楽に乗れたし、今回も変な緊張はない。しかし、3頭レッスンでトゥザとグレースと言うちょっと継続の難しそうな子達。特にトゥザの方が、駈A本日デビューの2時間目という事で、まぁ気楽に行こう。レッスンは速歩から継続が難しく、スタートを遅らせて出るもやはり詰まる。駈歩も同じ。レッスン最初に『○○さんは、次の段階に行くので、細かい事を言います』宣言を受けて、わずかな間にも色々指示が飛びなかなかの楽しいレッスンになった。

・速くなると感じたら、右の拳を握って開いてこれ以上前に行けないよと教える。手綱を引くのではない
・爪先を開いて圧迫する時、踝を使う
・駈歩中は、すねで圧迫する意識で、踝で押す
・押す時は、外方前肢に向けて押す
・発進の合図に鈍くなってきたら、踝で5秒かけてゆっくり持ち上げる
・踵は使わないこと
・脇が開かないように脇を付けておく

トゥザとグレースのおかげで、馬間距離を保つ意識を持って乗れたのは良かった。駈歩中もあれこれ考えたり、自然に前の状況を見ながら乗れているのは進歩。その点は褒めて頂いた。今一番難しいのは、踵を使う癖を抜く事。だいぶ減ってはきたけれど、一度速歩発進の際に使ってしまった。今日の駈歩は参考程度だけれど、それなりに収穫もあったし良いレッスンだった。

168鞍目:ダイワスペリアー 澤○指導員 ⑳+⑬



専用馬ダイワスペリアー7回目の騎乗。今日は担当指導員がお休みで、代わりにS指導員がいらした。2頭によるレッスンで、1頭1サークル専有。これはラッキーなパターンだ。最初に常歩から愚図る。先頭は嫌だと、中に入る素振りを見せるが、他に馬が居ないことに気づく。渋々歩き始めるスペリアー、可愛いのぅ。しかし、なかなか歩度が伸びない。ここでS指導員から鞭を入れて怒らせるくらいで良いからと。ようやく歩度が伸び始め、速歩も何とか出る。一度常歩に落として再び速歩へ。ここで、もっとスピードを出す様指示が出る。『そんなんじゃ遅すぎる』の声。脚、脚、脚位押さなきゃと。常歩に落として、すぐに駈歩の指示。しかし出ない。『常歩をもっと速く動かせないと、駈歩出ませんよ。』『腰の動きが小さいから、もっと動かす』『鞭3発くらい入れて』
『速く歩かせるけど、走らせない様我慢させる』矢継ぎ早に指示が飛ぶが、その通りにすると駈歩が出る。駈歩自体も今までの、馬に合わせる動きをしていると、『もう一つ上の段階に行きます』と駈Aと同じキーワードが出た。それは押す動き。スペリアーの縦の反動を前下方に変える動き。スペリアーの反動で自然に前に動いた位置から、さらに前下方に腰をスライドさせる動き。これが初めての動きなので、どうもギクシャクする。でも、いろんな動画で見ていた、駈歩時の騎乗者の動きだ。これが出来れば、脚の扶助は支えたり湾曲させたりする事に集中でき、尚且つ、今まで駈歩を速くする事が出来なかった弱点を克服できる。S指導員が隣のサークルに行っている間も、駈歩していて良いと言われたので、やってみる。この段階で、最早継続する事よりも随伴の方に集中していた事に後で気がついた。よく走ってくれたスペリアーに感謝。

・随伴とは、馬の動きに合わせるのではなく、人が動いて馬に合わせさせる事
・拳はじっとしておいて、前に出さない
・脇が開くと、拳が動いてしまう
・拳を動かさないで固定しておくと、馬の首の動きを止めないためには、自然に自分が前に出る
・脇をしめて、肘を付けておく

最後は、速く走らせた方が分かり易いという事で、S指導員が後ろから鞭で追って下さった。まだなんとなくだけれど、感覚は掴めた様に思う。後は自然に出来るようにレッスンに取り組んで行きたい。今日も2時間収穫の多いレッスンになった。

蹄洗場で、スペリアーの手入れをして、黒砂糖をたくさん上げて馬房に返した。自分の鞍を仕舞おうと蹄洗場に戻ると、ボロをしたまま放置されている子がいた。急いでほうきとちりとりを取りに行って、ボロをとっていて気がついた。あれ?この子スターリッドだ。先程の時間、連続レッスンで手入れする時間もなく、スペリアーの馬装に行った。何時もなら指導員が返してくれるのだが。。。近くでトゥザを洗っていたI田指導員に事情を言って、リッドを手入れした。可愛そうに、すぐに馬房に帰りたい子なのにごめんねリッド。

そしてもう一つ。レッスン前スペリアーの馬装が終わり、黒砂糖をあげ横に立っていると正面からの視線を感じた。よく見るとアインちゃんだ。前回隣の繋ぎ場に入って来た時には、撫でる位しかできなかったが、今日は騎乗の方も見当たらないので、ここぞとばかりにあげてきた。これにも満足。今日も満足感いっぱいの良いレッスンだったのだ。