日々を笑いと共に

日々楽しかったことを綴っていこうかな

1人親方工務店で家を建てる11~外壁材の選択~

2024-02-19 09:22:09 | マイホーム
ハウスメーカーで建てると何の疑いもなく窯業系サイディングの中から選択する事になる。しかし親方は金属サイディングのガルバリウム鋼板を推してくる。そしてこれまた偶然にもCのご実家が外壁屋さんで、金属サイディングを主としている様だ。これだけだ聞くと縁故による推しか?ともとれるが、建築系のYoutubeなんかを見ても一押しされているものが多く実際そうなのだろうと思う。

窯業系サイディングも最近は光触媒で汚れを付き難くするものもあるが、お値段高目でその効果はいまいちはっきりしないと聞けば自ずと金属系を選ぶよね。でも、窯業系を選んだからと言って何処まで差が出るのかは、素人には分かり難い。ただ、例外的に安価な建売は、数年後に大規模メンテに繋がる場合もあるので注意が必要。



ぱっと見綺麗な外壁だけど、よく見ると釘で外から打ち付けてある これも教えてもらわないと分からないよね

最初は白いガルバリウムを全体に使う予定であったが、去年あたりから出てきたフッ素コートされたものを使う事になった。これだとメインテナンスが格段に楽らしく(車のコーティングと似ているのかな?)実際これを使っている家を見せて貰ったが1年以上経過をしていても綺麗な状態を保っていた。しかし、白の設定が無く秘かに進行していた”白鷺城計画”は頓挫したのであった。

まぁ、元々K子さんが使いたかった色への変更だから良いんだけどね。。。お値段アップの見返りという訳でもないが、無償で屋根材もフッ素コートされたものにグレードアップして頂いた。20年たっても色落ちせず差は明らかとの事でCさんのお父様には感謝しかない。





1人親方工務店で家を建てる10~蒼穹に顕現する我が城~

2024-02-15 11:09:12 | マイホーム
最低気温-1℃、最高気温17℃澄んだ空気に何処までも青い空、加えて無風は上棟の日としては絶好と言えるのではないか?


前日に組みあがった足場 低く感じたが翌日のクレーン車での作業のためだそう

8人がかりであっという間に組み上がった1階


青い空に高々とブームを伸ばすクレーン車

昼休み前に2階部分まで組み上がる

僅かな歪みも見逃さない この機械も初陣らしくより高精度


ペントハウス部分の作業は見ている方がハラハラする しかし凄いバランス@@

屋根も付いてついに上棟が完了。結構大変だったらしく皆さんお疲れでした。




作業終了後各階に登らせて頂いた。前回諦めた屋上からの見晴らしは、周囲に高い建造物が無いためとても良好でテンション爆上り。早くここでワンコ達と遊びたいのだ。重量鉄骨、軽量鉄骨ときて今回木造にしたのだが、やはり木の香りは良いね!


帰りがけ空が赤く燃えていた

1人親方工務店で家を建てる9~どこまでも水平~

2024-02-12 18:03:40 | マイホーム
基礎の仕上がりの良さが土台の仕上がりの良さにつながり、床面の平行性が担保される。



床束も全てキッチリ4か所をボルトで固定 接着のみやボルトを2本だけとか安い現場ではよくあるらしい


平行を取る機械 基礎が対角で誤差1㎝以内だったそうでほぼ調整がいらなかったそうで

なので床材も綺麗に並べられている


柱の一部が到着

いよいよ14日の上棟まで2日、親方、大工3人、クレーン、建方屋4人の計9人で朝6時集合8時開始。今の所晴れ時々曇りでこれは良いとして、最高気温19℃は馴染んでいない体には酷かな。何事も起きませんように。。。昨日今日でお礼のビールやらおつまみやら、手提げ袋に小袋を買い出し。

それは良いとして、今日エコキュートが壊れた。急遽明日交換を依頼、水曜には職場のメインの給湯器(職場の自分の部屋は先週交換)を交換と、ここに来て給湯器全滅は手痛い出費。特にエコキュートの44万は痛い。でも、この家を引き渡して3カ月以降に故障したら買主さんが可愛そうなので、新品エコキュートで新生活をスタートしてもらえて良かったかも。家の心臓部だし外壁塗装は3年前にしているから不安な部分は無くなるはず。

1人親方工務店で家を建てる8~檜だってヒバだって産地が重要~

2024-02-08 10:43:41 | マイホーム
昨日、両親のマイナカードの申請に行き、父親の誕生プレゼントを買った後、現場近くの電気屋にエアコンの見積りに行った。この見積りを親方に渡し商社で見積りを取って条件の良い方で行く方針。現場は基礎に土台を組んでいる所で3日かけて断熱材を入れて床まで組み上げるそうだ。その土台に使っている木材が青森ヒバで材木屋さんが仕入れたままになっていたものを、檜と同額で卸してくれたらしい。

檜もピンからキリで東に行くほど木の締まった強度の高い檜になり価格も上がるらしい。ヒバも同様で青森ヒバはその希少性から高値になりやすい。まぁこういう話は知らないと産地による品質差なんて考えないからねぇ~。これまた貴重な話が聞けて良かった。


前日除雪をして水を抜いている所で基礎完成後、土台を組む前だったのが幸いだった


断熱材も届いて準備万端

1人親方工務店で家を建てる7~対A家のみ?最強コーディネーター登場~

2024-02-07 23:47:26 | マイホーム
地元工務店を選んだ二つ目の理由はこの世に存在するあらゆる建材、商材を選択できること。そして選んだ製品に強い商社で安く仕入れ価格を抑えてくれること。Dハウスで家を建てた時、システムキッチンや便器、壁紙、床材など提示されたものの中から何の疑いも持たず選択した。ものぐさな自分には適していたかもしれないし、商品コンセプトの珪藻土壁は今でもとても気に入っている。

ただ、同じ金額を掛けて遥かに良い家が建つことを取るか、大企業故の安心感を取るかは意見の分かれるところかもしれない。

今回のスタートがDハウスで見たリシェル。親方C君にその旨伝えると別メーカーの同クラスも見た方が良いと各社展示場を見て回ることに。比較論は後程個人的意見を書くが、展示場として一つ上だったのがリクシルで次がパナソニック。クリナップはちょっと残念だったかな。。。初日に回ったのがパナソニックでこの段階でキッチン、バス共にパナで決まりかなぁというくらい気に入った。午後にクリナップを見たがセントロは訴求ポイントが我々の感覚とはズレているというか何もないというか。。。別日に行ったのがTOTO(主にトイレ)とリクシル。リクシルは展示場規模、展示の仕方、商品構成力がが頭一つ抜けている感じ。ただ、これだけであればパナのLクラスとBEVASに決まっていただろう。

しかし、最後のリクシル(正直この時点ではついで感があった)で、この後我々4人をまとめて翻意させるコーディネーターTさんが担当についた。パナソニックの担当もなかなかだったが頭二つくらい上かな。杉並の時は印象に残っていないので、リクシルのコーディネーター全員が凄いのかどうかは分からない。このTさんは決して客のリアクション待ちはせず、淀みなく商品説明をしてくれる。こちらの質問にも的確に答えられる商品知識も豊富で、他で度々あった後でお調べしておきますという対応は一度もなかった。これだけでも満足だったが、自分がプリントアウトしたリシェルの構成をチラ見したのかは分からないが、制限時間も差し迫った中、最後にお見せしたいものが有りますと連れて行かれた先が1つの演出空間となっているリシェルの展示コーナー。これがドストライクでLクラスからリシェルにひっくり返った瞬間で、飽きて来ていた所でのこのインパクトは強烈だった。

この時点でキッチンはリシェルで浴室はBIVAS、洗面台はTOTO,トイレはINAXに

一度のインパクトだけで決めるのは危険とパナはフリーで、リクシルはTさん指名で再訪問。結果、浴室はスパージュ、1F洗面はルミシスと何れもリクシル製品に。今回も乗せられました^^;親方を納得させた時点で勝負あり?

2月4日に最後の詰めのため三度Tさん指名で訪問。今回も巧みに誘導されルミシスのグレードアップをしてしまった。リクシルの見せ方も商品構成もとても上手いと思うし、Tさんと我々4人との相性が良過ぎ(悪過ぎ?)てより高くなってしまったが満足度も高い結果となった。

今までコーディネーターに限らず店員の話しに左右された事は無いが、相性が合うとここまで動かされるものかと良い経験になった。

◎システムキッチン

Lクラスはキッチンの天板と完全フラットな3連横並びのIHクッキングヒーターがとても気に入ったが、揚げ物が一番外側でしかできない事が配置上ネックになった。また、設置がパナ指定でしかできずその費用がバカ高い。セントロに特筆すべき点は無く、オプションの水栓が海外製の高い物らしいが清掃性に著しく劣るため何だこれ?の感想。リシェルはIHも換気扇も白が選択出来て、引き出しの動きもパナより軽く滑らか。水栓もシャインニッケルという特殊な色を選択可能。その上キッチンクローゼットの出来が素晴らしく、これも予定になかったが併せて購入予定。



2Fは比較対象が無くTio一択。ペニンシュラタイプでテーブル付き。2Fで2人で食べる時はハイチェアーに座りこちらで

◎ユニットバス

BIVASとルミシスの差はコストパフォーマンスの違い。後者は同価格でアクアフィールが付けられるのでこちらを選択。一番汚れる取り外し側面パネルが無いため衛生面で優れる。天井を含め黒基調にエコアクアSPAシャワーも選択したリラックス空間をライン照明で演出、調色調光でムーディーにも。

◎洗面化粧台

1Fはルミシス。キレイアップ水栓+ナビッシュで機能面、清掃性が大幅アップ。2FはTOTOドレーナ。これは完全にK子さんの趣味

クリナップは担当アドバイザーもやる気なく、展示場の規模も配置も2社に比べ著しく劣る。商品の良さが全く伝わらないので、早々に選択肢から排除。webのクリナップのページを見ておくだけの方がはるかにイメージが良い。

1人親方工務店で家を建てる6~基礎工事で分かる違い~

2024-02-04 22:58:44 | マイホーム
昨日基礎工事が完了した。仕上がりはとてもきれいで親方から聞いていた通りの仕事ぶり。親方自体ハウスメーカーの下請けもしているため、現場で一緒になった職人さんのうち仕事の丁寧で上手い職人さんに声掛けして、繋がりを持った職人さんを使って請け負った家を建てる体制を整えているそうだ。よくハウスメーカーは下請け次第というが、やはりその質はピンキリで工期をせかす場合は急でも入れる様な職人になるのではずれ率があがる。腕の良い職人はそういう仕事はそもそも受けないそうだ。ここが地元工務店を選んだ理由の一つであり、しがらみを持たない親方だからこそ温情で職人を選択しない信頼感がある。




上が我が家の地盤改良の様子で下が隣の建売り 強度の違いは明白で余裕がある方が安心感が高い









最後の画像は本日の画像で仕上がりが非常に綺麗で見出し画像の様に掃除1つとっても細やかで丁寧。比較してばかりで悪いが隣の建売の基礎は層が出来たり、凸凹していたり画像に残すのも躊躇われる仕上がり。それでいて3世代60年住める家を謳っているから余計なお世話だがどうなの?と疑ってしまう。反対側の隣の造成工事が始まった。〇条工務店の現場はどうなるのか興味があるな~・

1人親方工務店で家を建てる5~2つの壁と縁は異なもの味なもの~

2024-02-03 10:55:50 | マイホーム
1つ目の壁は農転。物件の地域は農地が多く、良いなぁ~と思う所は大体34条11号区域か12号区域。抜け道はあるにせよ12号区域は手が出せない。いくつか候補を絞っていくうちに、我々にとって好立地の11号区域の土地が売りに出て即契約。その時の不動産屋の話しでは簡単に農転は進みそうであったのだ。しかし、蓋を開けてみればここの地域は土地+建築費の全額の残高証明若しくは+融資証明のいずれかのみでしか農転申請を受付ないとの事。他の地域では10%とか1,000万で良いところもあるのだが、この地域はその部分だけは厳しく金融商品などは認めないそうだ。

後から聞いた話では提出する建築見積書の金額は何でもよく、1,000万位にしておけば良かったんですよ~と言われた。色々と策を弄した末、最後は小規共済の職員の方が預金と同じようなものだと説明してくれたらしく何とか金額が揃った。融資を受ける際、農転許可が下りないと本申し込みは出来ないので、一方からは農転許可証、他方からは融資証明書を要求されて暗礁に乗り上げる可能性もあるので、34条11号区域の土地を買う場合は注意が必要。見込みより2か月遅れたが、後にこれがタイミングとしてベストになるのだから分からないものである。

2つ目の壁は現住居の売却。農転と同時進行で7月末に地元不動産と8月頭に〇急リバブルに相談。前者は11月頃から売り出す方針で、後者は前者の了解を得てその間高めの価格設定で売り出して反応を見るために。2件話があったが結局纏まらなかったのだが、2件目の時知り合いの伝手で丁度物件を探していて買いたいという方が現れた。1度遊びに来たことがある方で、間取りが好みであったらしく売りに出た事を知り話が巡ってきた。

どうせなら知っている方に買ってもらった方が良いし相互の利害も一致させやすいので2件目の方はお断りをした。こちらの条件は新居完成時に明け渡す(農転の関係で上棟までに名義変更が必要)代わりにお友達価格から4か月分の家賃+α分を減額。通常ビルトインされていないものは全て撤去しなければならないが、エアコンで言えば7基撤去処分するのも新たに揃えるのも大変だし、他にもカーテンや照明、お客様用食器類等々も同様でこの点はお互いにメリットも大きかったと思う。

今回、不動産売買は最終売値はともかく非常に幸運に恵まれた。で、この幸運はどこから続いてきたのかを遡って考えてみたらキリがないので、K子さんの運動不足解消で始めた軽登山を理由を付けてさぼり始めた事をスタートにする。代案として動物好きを生かせるかと、何でこんなところにあるのか不思議な近所の乗馬クラブの門をたたいた。そこで退会するまでの殆どの期間担当してくれたK指導員と出会う。その同期の指導員が買主のS指導員。この頃レッスンの内容を忘れない様にブログを開始。

そこで知り合ったOさんのお友達が一番付き合いの深いSさんで今回のキーパーソンである。そのSさんの担当がS指導員でかなりの仲良しな関係。今では指導員と会員の交流は禁止されているが、K指導員の同期4人とSさんを通して知り合った仲間達とすき焼きパーティーをした時に、S指導員がうちを見て気に入ってくれていたのだ。コロナ渦で仕事柄3年クラブから遠のいていたが、Sさんとは繋がっていたのが細い細い糸が切れなかった要因。興味の有りそうなS指導員をプッシュしてくれて話が進み始めた。

一方親方C君の場合、事業所開設がきっかけ。オープニングスタッフ2人のうちの1人で後にC君と結婚する高卒ルーキーC(当時T)。当時顔黒ブームで既に十分黒かったがさらに焼いてきたので、戻るまで謹慎するか退職かを選ばせ、まだ焼きたいと僅か8か月で退職。因みにその時の髪は銀髪でかなり黒かったが流石にメイクは普通。清潔感の必要な職場なのだがそこまでは許していた。

普通ならここで切れる縁だが、その後もスタッフやお客さんを紹介してくれたり、本人やC君、その子供達も通ってくれたりと、交流は続いていた。C君ともフットサルクラブを作るのに、コアチームの一員に勧誘して8年位毎週水曜の全体活動と各種大会に出る程の間柄に。3年半前たまたま事業所に来ていたCに欠員が出そうなので人材の相談をした所、16年振りに復帰が決まり現在に至る。建築に係る事はCを通して情報交換できるので非常に風通しが良い。

話しはココで止まらず、SさんとCは事業所で顔を合わせワンコの帽子の事で、C君とS指導員はリフォームの相談で31日に会ったばかり。人と接するのが苦手な7474necoの数少ない細い人脈が結びつくなんて何があるか分からない。しかし、今回のマイホーム計画にはどれ一つ欠けても成り立たなかった。

1人親方工務店で家を建てる4~地元工務店という選択肢~

2024-02-01 11:03:40 | マイホーム
全く知らない間柄ではないが、工務店という選択肢を持っていなかった。2回目のコンペのがっかり感からちょっと相談したのがきっかけ。もう一度だけチャンスをくれと言ったDハウスの4回目の出来に絶句。図面の食卓からチェアーが無くなっていたが置くスペースないもんね。何故4回目が必要だったのか謎だが、営業と設計の間での温度差が大きかったのかと推測。

3回目のコンペの直前でものは試しと親方に設計を依頼、1回目をすぐ作って貰いダメなところを指摘して修正依頼。でも、要点は捉えてくれていた上、間取りは自分の作った間取り図の完成度が高いからそこは崩さず細部をブラッシュアップした方が良いのではとの提案。そこで頂いた2回目の提案がほぼ最終型に近いものとなった。



Dハウスは頑なにインナーバルコニーを崩さなかったが、出来るのであればカーポートバルコニーの方が良い。外構の商品もある事をDハウスに紹介したが、全くご存知なくお教えしても最後までインナーバルコニーだった。結局は狭い選択肢とオリジナル商品でしか作らないってことかな?贔屓目で見ていたがこれで心は遠のいた。ルーフバルコニーのメリットは延べ床面積に含まれない上、バルコニーを作る上で一番の懸念材料である雨漏りの心配がいらない事だ。また、カーポートの上を丸々使えるので、広めのバルコニーに出来る。

ハウスメーカー2社に断りの返事をして、1人親方工務店と話を進める運びとなった。先ず最初に親方と設計事務所を訪問。そこで契約と話を少々してご自宅を見せて頂いた。ここで驚いたのが非常にコンセプトが似ていた事。カーポートバルコニーこそ後付けタイプとは言え、屋上バルコニーもサイズ感が近く大変参考になった。ホームエレベーターも付いていて(検討していたが断念)これだけ似ていればこちらの意図も理解しやすいだろうと一安心。本来掛かるはずの設計料もこちらの案に乗っただけだからと固辞された。

リアルタイム

基礎工事がほぼ終了し3日に細かい作業をして終了予定。養生期間を経ていよいよ14日に上棟となった。現自宅の売買も昨日でほぼ決着して流れが明確になりつつあるが、まだどうもしっくりこない。。。色々あったので疑心暗鬼になっているのかもね。