日々を笑いと共に

日々楽しかったことを綴っていこうかな

1人親方工務店で家を建てる6~基礎工事で分かる違い~

2024-02-04 22:58:44 | マイホーム
昨日基礎工事が完了した。仕上がりはとてもきれいで親方から聞いていた通りの仕事ぶり。親方自体ハウスメーカーの下請けもしているため、現場で一緒になった職人さんのうち仕事の丁寧で上手い職人さんに声掛けして、繋がりを持った職人さんを使って請け負った家を建てる体制を整えているそうだ。よくハウスメーカーは下請け次第というが、やはりその質はピンキリで工期をせかす場合は急でも入れる様な職人になるのではずれ率があがる。腕の良い職人はそういう仕事はそもそも受けないそうだ。ここが地元工務店を選んだ理由の一つであり、しがらみを持たない親方だからこそ温情で職人を選択しない信頼感がある。




上が我が家の地盤改良の様子で下が隣の建売り 強度の違いは明白で余裕がある方が安心感が高い









最後の画像は本日の画像で仕上がりが非常に綺麗で見出し画像の様に掃除1つとっても細やかで丁寧。比較してばかりで悪いが隣の建売の基礎は層が出来たり、凸凹していたり画像に残すのも躊躇われる仕上がり。それでいて3世代60年住める家を謳っているから余計なお世話だがどうなの?と疑ってしまう。反対側の隣の造成工事が始まった。〇条工務店の現場はどうなるのか興味があるな~・

1人親方工務店で家を建てる5~2つの壁と縁は異なもの味なもの~

2024-02-03 10:55:50 | マイホーム
1つ目の壁は農転。物件の地域は農地が多く、良いなぁ~と思う所は大体34条11号区域か12号区域。抜け道はあるにせよ12号区域は手が出せない。いくつか候補を絞っていくうちに、我々にとって好立地の11号区域の土地が売りに出て即契約。その時の不動産屋の話しでは簡単に農転は進みそうであったのだ。しかし、蓋を開けてみればここの地域は土地+建築費の全額の残高証明若しくは+融資証明のいずれかのみでしか農転申請を受付ないとの事。他の地域では10%とか1,000万で良いところもあるのだが、この地域はその部分だけは厳しく金融商品などは認めないそうだ。

後から聞いた話では提出する建築見積書の金額は何でもよく、1,000万位にしておけば良かったんですよ~と言われた。色々と策を弄した末、最後は小規共済の職員の方が預金と同じようなものだと説明してくれたらしく何とか金額が揃った。融資を受ける際、農転許可が下りないと本申し込みは出来ないので、一方からは農転許可証、他方からは融資証明書を要求されて暗礁に乗り上げる可能性もあるので、34条11号区域の土地を買う場合は注意が必要。見込みより2か月遅れたが、後にこれがタイミングとしてベストになるのだから分からないものである。

2つ目の壁は現住居の売却。農転と同時進行で7月末に地元不動産と8月頭に〇急リバブルに相談。前者は11月頃から売り出す方針で、後者は前者の了解を得てその間高めの価格設定で売り出して反応を見るために。2件話があったが結局纏まらなかったのだが、2件目の時知り合いの伝手で丁度物件を探していて買いたいという方が現れた。1度遊びに来たことがある方で、間取りが好みであったらしく売りに出た事を知り話が巡ってきた。

どうせなら知っている方に買ってもらった方が良いし相互の利害も一致させやすいので2件目の方はお断りをした。こちらの条件は新居完成時に明け渡す(農転の関係で上棟までに名義変更が必要)代わりにお友達価格から4か月分の家賃+α分を減額。通常ビルトインされていないものは全て撤去しなければならないが、エアコンで言えば7基撤去処分するのも新たに揃えるのも大変だし、他にもカーテンや照明、お客様用食器類等々も同様でこの点はお互いにメリットも大きかったと思う。

今回、不動産売買は最終売値はともかく非常に幸運に恵まれた。で、この幸運はどこから続いてきたのかを遡って考えてみたらキリがないので、K子さんの運動不足解消で始めた軽登山を理由を付けてさぼり始めた事をスタートにする。代案として動物好きを生かせるかと、何でこんなところにあるのか不思議な近所の乗馬クラブの門をたたいた。そこで退会するまでの殆どの期間担当してくれたK指導員と出会う。その同期の指導員が買主のS指導員。この頃レッスンの内容を忘れない様にブログを開始。

そこで知り合ったOさんのお友達が一番付き合いの深いSさんで今回のキーパーソンである。そのSさんの担当がS指導員でかなりの仲良しな関係。今では指導員と会員の交流は禁止されているが、K指導員の同期4人とSさんを通して知り合った仲間達とすき焼きパーティーをした時に、S指導員がうちを見て気に入ってくれていたのだ。コロナ渦で仕事柄3年クラブから遠のいていたが、Sさんとは繋がっていたのが細い細い糸が切れなかった要因。興味の有りそうなS指導員をプッシュしてくれて話が進み始めた。

一方親方C君の場合、事業所開設がきっかけ。オープニングスタッフ2人のうちの1人で後にC君と結婚する高卒ルーキーC(当時T)。当時顔黒ブームで既に十分黒かったがさらに焼いてきたので、戻るまで謹慎するか退職かを選ばせ、まだ焼きたいと僅か8か月で退職。因みにその時の髪は銀髪でかなり黒かったが流石にメイクは普通。清潔感の必要な職場なのだがそこまでは許していた。

普通ならここで切れる縁だが、その後もスタッフやお客さんを紹介してくれたり、本人やC君、その子供達も通ってくれたりと、交流は続いていた。C君ともフットサルクラブを作るのに、コアチームの一員に勧誘して8年位毎週水曜の全体活動と各種大会に出る程の間柄に。3年半前たまたま事業所に来ていたCに欠員が出そうなので人材の相談をした所、16年振りに復帰が決まり現在に至る。建築に係る事はCを通して情報交換できるので非常に風通しが良い。

話しはココで止まらず、SさんとCは事業所で顔を合わせワンコの帽子の事で、C君とS指導員はリフォームの相談で31日に会ったばかり。人と接するのが苦手な7474necoの数少ない細い人脈が結びつくなんて何があるか分からない。しかし、今回のマイホーム計画にはどれ一つ欠けても成り立たなかった。

1人親方工務店で家を建てる4~地元工務店という選択肢~

2024-02-01 11:03:40 | マイホーム
全く知らない間柄ではないが、工務店という選択肢を持っていなかった。2回目のコンペのがっかり感からちょっと相談したのがきっかけ。もう一度だけチャンスをくれと言ったDハウスの4回目の出来に絶句。図面の食卓からチェアーが無くなっていたが置くスペースないもんね。何故4回目が必要だったのか謎だが、営業と設計の間での温度差が大きかったのかと推測。

3回目のコンペの直前でものは試しと親方に設計を依頼、1回目をすぐ作って貰いダメなところを指摘して修正依頼。でも、要点は捉えてくれていた上、間取りは自分の作った間取り図の完成度が高いからそこは崩さず細部をブラッシュアップした方が良いのではとの提案。そこで頂いた2回目の提案がほぼ最終型に近いものとなった。



Dハウスは頑なにインナーバルコニーを崩さなかったが、出来るのであればカーポートバルコニーの方が良い。外構の商品もある事をDハウスに紹介したが、全くご存知なくお教えしても最後までインナーバルコニーだった。結局は狭い選択肢とオリジナル商品でしか作らないってことかな?贔屓目で見ていたがこれで心は遠のいた。ルーフバルコニーのメリットは延べ床面積に含まれない上、バルコニーを作る上で一番の懸念材料である雨漏りの心配がいらない事だ。また、カーポートの上を丸々使えるので、広めのバルコニーに出来る。

ハウスメーカー2社に断りの返事をして、1人親方工務店と話を進める運びとなった。先ず最初に親方と設計事務所を訪問。そこで契約と話を少々してご自宅を見せて頂いた。ここで驚いたのが非常にコンセプトが似ていた事。カーポートバルコニーこそ後付けタイプとは言え、屋上バルコニーもサイズ感が近く大変参考になった。ホームエレベーターも付いていて(検討していたが断念)これだけ似ていればこちらの意図も理解しやすいだろうと一安心。本来掛かるはずの設計料もこちらの案に乗っただけだからと固辞された。

リアルタイム

基礎工事がほぼ終了し3日に細かい作業をして終了予定。養生期間を経ていよいよ14日に上棟となった。現自宅の売買も昨日でほぼ決着して流れが明確になりつつあるが、まだどうもしっくりこない。。。色々あったので疑心暗鬼になっているのかもね。

1人親方工務店で家を建てる3~求めるものが通じない~ 修正

2024-01-24 10:52:40 | マイホーム
見出し立面図と↓の間取り図が修正を重ね2回目に提出したもので、自分達の希望を盛り込んだほぼ最終型に近い間取り図になる。これをプロの視点からもっと魅力的で機能的なものに昇華された提案を最終の3回目に期待する。

1階

今の家の間取りによく似ているが、よりコンパクトで機能性を求めた。1Fの主役はキッチン

・両親の部屋からトイレにすぐに行けるように
・高齢なので今の家とあまり間取りを変えない
・部屋の構造はシンプルに
・2階から1階の様子を窺いやすいようにリビング階段にする
・2階廊下にワンコ扉を付けて下への行動を制限する

2階

2階はベッドを置かず

・インナーバルコニーはトラブルの原因になりやすいので、駐車場の屋根をバルコニーとして利用
・客間が無いため畳とリビングを仕切れるようにする
・そのためリビングを通らずに風呂、トイレ、1階に行ける動線を作る
・その副産物として雨やお留守番時回廊としてワンコが遊べる
・サニタリーは雨天時乾燥室として使うのでこの構造を変えない

Y住建
1回目セッション後、2回目に提示されたプラン。ここで上の希望を伝える






自分の作った間取り図を生かそうとしてくれてるなぁ~という感想 立面図は平凡






最終プランは自分のプランをトレースしただけで、提案を受ける事は無かった。この会社の方針として設計士が関わってくるのは契約後だそうだ。営業がソフトを使って簡易の構造計算。ここは大きな不安材料で、これがそのまま実現するのか不明のまま見積りを頂いても現実的ではないのは明白。金額も割高感があり探りを入れるもこれ以上は無理との事。1度持ち帰り3社揃ったところで理由を伝えて断りのメールを送ると、屋上バルコニーの金属防水をステンレスに、内装・設備をプレミアム仕様に無償アップグレードすることを提案してきた。でも、ポイントはそこではないんだよね~。客の前で構造計算をしている時、赤い数字で50%を表示。50%あれば大丈夫と言っておりましたが、到底信用できる訳もなく不信感はぬぐえず。

Dハウス
20年前目当ての商品の展示場が関東には無く、三重の展示場まで招待して頂いたいたのをはじめ、とても親切でこちらの希望をすぐに理解してくれて印象が良くとても満足したのが大きなアドバンテージとなっていた。最初は安くコンパクトに纏める方針のためY住建1本で行くつもりであったが、成功体験からD社も捨てがたく展示場に赴いたわけだが、正直第一印象はバイアスが掛かっていたことは否めない。細かいヒアリングに次回から1級建築士が帯同するとの事でこれも好感触。

そして出たプランがこちらで、ここからどう修正されるのか見もの。ただ、1回目とは言え動線がぐちゃぐちゃなのがどうにも不安な上、ダメプランで出した見積り6,600万をワクとして確証して頂いても良いかと打診されこれにはさすがにノーコメント。見積りもよく見るとDハウス2棟目特別値引き500万の赤文字@@実体のない値引きは不信感しか生まない。その他も結構値引きされていて、では、元は7,500万位って事かい?さらに1,2階のシステムキッチンはリシェルを確約。ここで初めて今まで考えても見なかった工務店の親方に、こんなんだけど大丈夫かな?と相談









見栄えは良いね。2Fキッチンから階段へのパース図はかっこ良いし惹かれる。でもコンセプトから外れるよね~。。。

こちらが最後の提案。毎回Y住建を見下した発言をしていたが、競合が2社だけか聞かれたので、もう1社知り合いの工務店にも打診している旨伝えると固まってしまい長い沈黙があったのだが、この時はその理由が分からなかった。工務店のプランが出る3日後に結果を伝えてお暇







1人親方工務店で家を建てる2~GWは展示場巡り~

2024-01-20 15:55:07 | マイホーム
4・26所沢の展示場へ。屋上の有る所が近場ではここしかなかったから。ここは体験お泊りも出来るそうで、前日に泊まられたご家族がいたらしい。予めHP上の3D内覧ツアーを見ていたため主に見るのは質感と全館空調の具合及び屋上の雰囲気。内装類はプレミアムオプション仕様と言っていたが、そもそもの標準仕様との比較材料が無いのでわからい。なので現在居住のDハウスの内装との比較になるが、全体的に質感が劣るかな~といった感想。ただ、今回は終の棲家にはこの時点ではしない予定なので、金額とのバランスがとれていれば妥協する部分かと。。。

全館空調は話をお伺いする限りうちには向かない。それぞれ感じる温度も違えば2階メインと1階メインとではその差も大きい。屋上は急階段な上に出口部分の平らな所が狭く、恐怖を感じる作りで屋上も狭い。屋上庭園ととてもかけ離れてはいるが、作る上で気を付ける点を知るのに大いに参考になった。ここの展示場は1~2階への階段の踏み板の幅も狭い。目を引いたと言えば畳の小上りで、ホテルの様に夜布団を敷いて寝るスペースとして活用すればベッドは必要ないなとの思いが浮かんだ。というのも2人+3ワンで寝ているので正直窮屈でどうしても眠りが浅くなってしまっていて、キングサイズを検討していたが、スペースを取り過ぎて現実的ではないと思っていたので大きな収穫だった。一通り見て打ち合わせ日を決めてお暇。

5・2現住居の体験からDハウスのΣも観てみることにして鶴ヶ島展示場に。質感はやっぱりワンランク上で高天井に1段下がったリビングなど見所は沢山。1番目を引いたのはシステムキッチンのリクシル製リシェル。K子さんが1発で気に入ってしまいさぁ大変。この時点でこういった装備品の個別の値段なんて気にしていなかったので、後でその金額に驚くことになるのだが。。。。Dハウスはハウスメーカーの中では自分の感性に合うメーカーで、結局他のΣのある2つの展示場を回りDハウスに大きく傾いていくのであった。

この2社でプランを進めて最終的にどちらかを選択する事になるとこの時は思っていた。

1人親方工務店で家を建てる1~設計にあたり~

2024-01-18 08:30:46 | マイホーム
昨年1月、ついに堪忍袋のをが切れて引っ越しを決意。元々職場から近い所で認知症の両親を目の届く範囲における事と、無駄な通勤時間から解放される身体的負担が軽減されるメリットが大きい事も考えていたので。認知症自体もわずかに進んではいるけれど、緩やかではある。改めて思うのはマリリンの存在が大きく貢献しているのは日々実感している事。

ネガティブ要素よりもポジティブ要素の方が大きいので、今は楽しい気持ちの方が大きくワクワク感しか感じない。

家を建てる場合、土地と建築業者の選定で善し悪しがほぼ決まってしまう。そこは一度家を建てて色々と経験しているのが大きい。うちの場合、如何にワンコとネコと楽しく暮らせるかが大前提。そこで考えたのが以下の条件。

・屋上をつくる(雨天時ワンコ用にウッドチップを敷き詰めた小庭を作ってみたが、自分達の生活空間が2階にあるため使かわない。)
・なるべく引き戸でドアで空間を遮らない(リリィが家の中を自由に行動出来る様にと閉じ込め事故対策や、歌人の気配を何時でも感じられる様に。)
・但し、来客時は2階の音を遮断出来る事
・ペット共存型ではあるが、ペットドアは作らない(全てのドアに付けるのもアレだし、そもそもマンション、現在の家でも良いとは思わなかった。)
・収納は最低限にとどめる(収納が多いと物を捨てないばかりか、次々と増えていく。不要な物を整理している所だがその多さに辟易。)
・両親の寝室を1階に(夜中2階トイレを使わず1階トイレに行くため。一方で足腰の健康維持のため風呂は2階に。)
・1階寝室はシンプルに使える事。
・全体的にコンパクト化(我々には広すぎる今の家から20%くらいコンパクトにしたい。延べ床面積が40∼43坪位を目標に。)
・車庫の電動シャッターは嫌いなので使わない。
・オール電化だがソーラーパネルには拘らない。

構想が固まってきたところで、言葉で伝えても受け取る方の感性で意図が伝わりに難いことも多く、マイホームデザイナーを購入して間取りを作る事に。それを見せながらこだわる部分の説明、より良いアイディアを出してもらった方が建設的で効率的だと思うから。


1階部分:クローゼットを通ってトイレに行く導線を確保。老人の場合間に合わない事があるので

2階部分:サニタリー部分は紆余曲折を経て以降この形を崩さない



出来上がった1号図案を引っさげて、住宅展示場に向かうのだが。。。本命は屋上庭園押しで業界最高基準の高気密化住宅が売りのY住建さんの住宅展示場兼建売住宅へ。