パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

恥ずかしいという事

2024年07月30日 | おもいで
7月30日(火)晴れ

今朝、こちらの記事を読みながら・・・
クスッとなったのが「40になったら、『忘れる忘れる!』って言いながら首を振ると忘れられるから」というアドバイス。

小学生や中学生、高校生という多感な時期、お年頃と言われる時期、その時々にいろんな恥ずかしかったことがあったように思う。
と書きながら、具体的にどんな恥ずかしい事があったっけ?と思い出そうとするけど、思い出せない。
それは、小さい頃から恥ずかしがり屋で、恥ずかしい事をしたくないという自意識が異常に高かったワタクシが、なるべく「恥」をかく事のないよう暮らしていたからだ。
恥はどういう時にかくか。
何か一生懸命にしたのに報われなかったり、結果が出なかったりを恥と思っていた節がある。
今なら、それは違うよと学生時代の自分に説教したいが、当時はそう思っていたんだからしょうがない。
ただ、自分の事だけならいいが、一生懸命な人をちょっと小馬鹿にしていた節もあって、それはまぢで良くなかったぞ自分!と言いたい。

中学生の頃。
体育祭で黒田節だったかを踊る時、ものすごく真面目な顔して、指の先まで神経ゆきとどかせて一生懸命踊っているQさんを見てクスクス。
昼休み時間にまで勉強しているF君を鼻で笑ったり。
いや、彼が秀才だったり絵に書いたガリ勉君だったらそんな事も思わなかったんだろうけど、どっちかというと、おっとりとしていて、何をやらせてもダメダメなぼお〜っとした男の子が、何を思ったのか突然昼休みに勉強を始めた。
これで一気に学年首位に!なんてなったら漫画的で面白いとこだが、そうなるわけでもなく、ワタクシはなんてみっともないんだろうと思った。
勉強なら自分ちでやれよと。
この辺りまでは、それこそマンガチックに、全然勉強してない風なのにテストの点数がいい事をカッコいいと思っていた。

しかし高校生になった時、テスト前にみんなで言い合う「勉強してな〜い」に安心していたら、いざ答案用紙が返されてみると一番「勉強してな〜い」と言ってたMが98点とかの超高得点。
この時、今までの概念が覆った気がする。
Mのことを、ちょっとカッコ悪いぞと。恥ずかしいぞと。
いや、ほんとに勉強してなくて50点とかの自分の方がカッコ悪いのだが・・・
さすがに勉強してなくて98点は嘘だろと。
それ以降、ちょっと盛ってでも「めちゃ勉強した。今、しゃべると忘れそうだから、話しかけちゃダメよ」とか言うようになった。
変に自意識過剰なJKである・・・

話がどんどん逸れていってる気がするが・・・
恥ずかしかった事で唯一思い出すのが、最初に働いたとある情報処理関係の会社。
入社したてで、まだ会社内部の事もよくわかっていない頃、「お客さんにお茶出して!会議室ね!5人」と言われた。
お茶を入れて、会議室をノックすると、頼んだ人ではない人たちが会議中。
今なら、しれっと、「お茶をどうぞ」と出して去れば良かったものの、そこはまだ20歳のあほ娘。
パニックに陥りつつ、見えるはアコーディオンカーテン。
広い会議室をそれで仕切ってあり、お茶を頼んだのはその奥の人だと思い、ババーンとアコーディオンカーテンを開けた時のおっさん達驚愕の表情よ。
会議室の入口は2箇所あり、そのアコーディオンカーテンを開けるのは大会議室として使う時だけなので、そこからお茶汲み女子社員が登場するとは思わない。
ポーカーフェイスでお茶を出し、あゝこっちにもドアがあったのかと、静かに一礼してドアから出て、あゝあの通り過ぎた部屋にもお茶を出さねば申し訳ないと慌ててお茶を入れて持っていくも、お客様お帰り〜
打ちひしがれ、恥ずかしさに身を震わせながら、お弁当食べながらその話をすると、先輩社員が
「お茶と言えば、私、社長に頼まれてお茶を出した時、緊張しながら4階の社長室に持っていってお客様に出す瞬間に『はっ!このお茶はお昼に社員が飲む用の玄米茶だっ!』
それほど広くない社長室に広がる玄米茶の香り〜〜〜
辛かったわ〜」と社内でも評判の楚々とした美人が言うので可笑しさ百倍で、自分のミスが吹っ飛んだ。
恥ずかしかった話と言えば、いつもこのお茶2話をセットで思い出すくらいで、ほんと40過ぎれば忘れます。
若人よ、恥を恐れず突き進め。
やって後悔する方が、やらなくて後悔するよりいいぞ、と言う事も申し添えておきますね。
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