3月11日(日)晴れ

昨日は、娘の高校の卒業式だった。
雨だし、寒いとは聞いていたが、まさか雪になるとは・・・
思い出すねえ~3年前の合格発表の日も雪だった。
そして・・・リビングのテーブルの上に残る受験票・・・
駅で待ち合わせして一緒に発表を見に行くことになってから良かったものの
「もう、高校では忘れ物届けられないからねっ(怒)」としこたま怒られる娘であった。
そんな娘も、いよいよ高校卒業。ずいぶん成長致しました。
朝、オムレツの上に「おめでとう」とケチャップで書く母。(母が成長していない?)
そして、母より一足先に学校へ向かった娘からメールが届きます。
「カメラ忘れた!持ってきて。」
ったく!
その3分後にはまたメール。
「メガネも持ってきてくれませんか。」
きーーーっ!!!まったく成長しとらんではないかっっっ。
落ち着け!落ち着け!今日はハレの日。
いつも一緒に行くぬかるみ仲間T代さんは、ご主人も行かれるとのことなので一人で学校へ向かう。
おしゃべりにうつつを抜かして乗り過ごすこともなく、ずいぶん早く到着してしまう。
クラスごとに別れて座るようになっているので最前列の端っこのパイプイスに座る。
隣にG君のご両親が座られる。
ワタクシの隣がお父上だ。
ちなみに、少しだけ開けたとなりのクラスの端っこにもパパが座られてて、両側パパ達に挟まれ窮屈な感じ。
さて!このG君というのは、娘と2年間保健委員をしたという子である。
その話はコチラ。
このG君、柔道部の部長である。
お勉強とか全然しないくせに、「俺、W大に行きたいんだよなあ。」とぬかし、
母に洗脳されてW大に尊敬の意を持つ娘から「W大を甘く見るんじゃないよっ!」と陰で罵られていた。
本人は「人見知り」だの、「人前でしゃべるの苦手」だの言ってるらしいが
将来はお笑い芸人になりたいらしく、文化祭の中夜祭でやった漫才のDVDを見た母は
少しだけ彼のことを見直す。
結構面白かったのだ、この漫才が。
そんなことを思い出しながら待ち時間をやり過ごし、いよいよ卒業式が始まる。
オーケストラ部の演奏の中、卒業生たちが入場してくるだけでうるっとしてしまう母。
しかし・・・その母の涙も途中ですっかり乾くことになる。
まずは、左隣のパパの、元気な国歌斉唱で驚く。
驚きつつも、「いいことです、きちんと国歌斉唱されることは。」と思う。
しかし、その次に、校歌斉唱。
これまた元気に歌われる。
え?え?もしかしてこちらの高校の卒業生ですか?
それとも、わざわざ覚えられたのですか?
気になる気になる。
きちんと歌えてるわけじゃないところが、
卒業生だけど少し忘れちゃったのか
はたまた、この3年間で何となく耳に残っただけというレベルのうろ覚えなのか。
ときおり外れる音程に少しイラッとする。
そして今度は反対側のG君のパパ、しきりに鼻をぐずぐずさせておられる。
風邪をひかれているのか?
こんな天気なのに花粉症なのか?
はたまた泣いてらっしゃるのか?
気になる気になる。
そして、グズグズの鼻を手の甲で何度も拭かれる。
あ~奥様、ご主人にティッシュをさしあげて下さい。
式も後半に差し掛かった頃、そのぐずぐずは涙のせいと判明。
とうとうポケットからハンカチを取り出し、メガネを外して涙を拭かれる。
申し訳ないが、どん引きするワタクシ。
いや、いい卒業式だったんですけどね、そんな、泣くほどのことはなかろう?と思ってしまう。
さっきは、少しうるっときたくせに。
彼のおかげで、冷静さを保てたのであった。ある意味ありがとう。
余談ですが、このG君、見事にW大に合格。
はじめ、スポーツなんちゃら科というところに合格ということで
口の悪い娘は「えーーーーっ!スポーツなんちゃら科って簡単なのっ?」と失礼なことを言ってたが、
さらに別の科も受かったと聞き「う~む・・・恐るべし男子の底力!」と敗北宣言。
卒業アルバムの裏表紙にお友達からのメッセージを書いてもらってたので見せてもらうと・・・
このG君『二年間保健委員でメイワクかけました。
音楽の趣味、合うような大学生になります。
お笑いのライブとか出るようになったら是非招待させて下さい。』
娘冷ややかに、「べつに、音楽の趣味、合わせてもらわなくてもいいんだけど・・・」
とはいえ、なんだかんだで、すっかりまとまりのある良いクラスになったので
今後もG君とは縁があるだろうなあと言っておる。
と、卒業式からどんどん逸れて、G君の話になってしまったが・・・
卒業、おめでとう。
今度は大学だね。
高校生活と同じくらい、いや、それ以上に充実した楽しい毎日なることを期待します。
高校も自宅から遠かったが、大学はさらに遠い。
忘れ物しても絶対届けませんから、その点は注意して下さい。

昨日は、娘の高校の卒業式だった。
雨だし、寒いとは聞いていたが、まさか雪になるとは・・・
思い出すねえ~3年前の合格発表の日も雪だった。
そして・・・リビングのテーブルの上に残る受験票・・・
駅で待ち合わせして一緒に発表を見に行くことになってから良かったものの
「もう、高校では忘れ物届けられないからねっ(怒)」としこたま怒られる娘であった。
そんな娘も、いよいよ高校卒業。ずいぶん成長致しました。
朝、オムレツの上に「おめでとう」とケチャップで書く母。(母が成長していない?)
そして、母より一足先に学校へ向かった娘からメールが届きます。
「カメラ忘れた!持ってきて。」
ったく!
その3分後にはまたメール。
「メガネも持ってきてくれませんか。」
きーーーっ!!!まったく成長しとらんではないかっっっ。
落ち着け!落ち着け!今日はハレの日。
いつも一緒に行くぬかるみ仲間T代さんは、ご主人も行かれるとのことなので一人で学校へ向かう。
おしゃべりにうつつを抜かして乗り過ごすこともなく、ずいぶん早く到着してしまう。
クラスごとに別れて座るようになっているので最前列の端っこのパイプイスに座る。
隣にG君のご両親が座られる。
ワタクシの隣がお父上だ。
ちなみに、少しだけ開けたとなりのクラスの端っこにもパパが座られてて、両側パパ達に挟まれ窮屈な感じ。
さて!このG君というのは、娘と2年間保健委員をしたという子である。
その話はコチラ。
このG君、柔道部の部長である。
お勉強とか全然しないくせに、「俺、W大に行きたいんだよなあ。」とぬかし、
母に洗脳されてW大に尊敬の意を持つ娘から「W大を甘く見るんじゃないよっ!」と陰で罵られていた。
本人は「人見知り」だの、「人前でしゃべるの苦手」だの言ってるらしいが
将来はお笑い芸人になりたいらしく、文化祭の中夜祭でやった漫才のDVDを見た母は
少しだけ彼のことを見直す。
結構面白かったのだ、この漫才が。
そんなことを思い出しながら待ち時間をやり過ごし、いよいよ卒業式が始まる。
オーケストラ部の演奏の中、卒業生たちが入場してくるだけでうるっとしてしまう母。
しかし・・・その母の涙も途中ですっかり乾くことになる。
まずは、左隣のパパの、元気な国歌斉唱で驚く。
驚きつつも、「いいことです、きちんと国歌斉唱されることは。」と思う。
しかし、その次に、校歌斉唱。
これまた元気に歌われる。
え?え?もしかしてこちらの高校の卒業生ですか?
それとも、わざわざ覚えられたのですか?
気になる気になる。
きちんと歌えてるわけじゃないところが、
卒業生だけど少し忘れちゃったのか
はたまた、この3年間で何となく耳に残っただけというレベルのうろ覚えなのか。
ときおり外れる音程に少しイラッとする。
そして今度は反対側のG君のパパ、しきりに鼻をぐずぐずさせておられる。
風邪をひかれているのか?
こんな天気なのに花粉症なのか?
はたまた泣いてらっしゃるのか?
気になる気になる。
そして、グズグズの鼻を手の甲で何度も拭かれる。
あ~奥様、ご主人にティッシュをさしあげて下さい。
式も後半に差し掛かった頃、そのぐずぐずは涙のせいと判明。
とうとうポケットからハンカチを取り出し、メガネを外して涙を拭かれる。
申し訳ないが、どん引きするワタクシ。
いや、いい卒業式だったんですけどね、そんな、泣くほどのことはなかろう?と思ってしまう。
さっきは、少しうるっときたくせに。
彼のおかげで、冷静さを保てたのであった。ある意味ありがとう。
余談ですが、このG君、見事にW大に合格。
はじめ、スポーツなんちゃら科というところに合格ということで
口の悪い娘は「えーーーーっ!スポーツなんちゃら科って簡単なのっ?」と失礼なことを言ってたが、
さらに別の科も受かったと聞き「う~む・・・恐るべし男子の底力!」と敗北宣言。
卒業アルバムの裏表紙にお友達からのメッセージを書いてもらってたので見せてもらうと・・・
このG君『二年間保健委員でメイワクかけました。
音楽の趣味、合うような大学生になります。
お笑いのライブとか出るようになったら是非招待させて下さい。』
娘冷ややかに、「べつに、音楽の趣味、合わせてもらわなくてもいいんだけど・・・」
とはいえ、なんだかんだで、すっかりまとまりのある良いクラスになったので
今後もG君とは縁があるだろうなあと言っておる。
と、卒業式からどんどん逸れて、G君の話になってしまったが・・・
卒業、おめでとう。
今度は大学だね。
高校生活と同じくらい、いや、それ以上に充実した楽しい毎日なることを期待します。
高校も自宅から遠かったが、大学はさらに遠い。
忘れ物しても絶対届けませんから、その点は注意して下さい。