4月4日(金)晴れ

このまま夏?と思うような暑い日の後、ファンヒーターを一日中つける日が来て、嵐のような風と雨で我が家の桜はあっという間に散り、お花見に行った公園のソメイヨシノは寿命なのか元気がない。
ワタクシ自身も、突然の腰痛に悩まされ、行った整形外科とも相性悪く、麻薬のような痛み止めを飲み続ける。
今、災害が起きたらどうしようと不安を覚える。
ワタクシという人間は結局のところ何もかもが「他人事」なのだと思い知らされる。
自分事になって初めて真剣に考えたり嘆いたり反省したりちょっと努力したりする。
というのも・・・
去年の暮れ辺りから従姉で天才ユーチューバーのKemiちゃんが、肩が痛いのよぉ〜と言ってた。
初めは打ち身だと思うと言ってたが、やけに長引くなあとは思った。
今年初めにもまだ言うから、病院行きなよ、と言っても筋金入りの病院嫌いの彼女、痛い痛い言いながらユーチューブ制作に勤しんでおった。
会うたびに「イタタタ」と言ってた彼女、流石に娘ちゃんから怒られて病院へ。
病院近くのマックで待ち合わせて結果を聞くと・・・
「50肩だって言うのよっ!それも軽い方だって!!!」
やはり医者は信じられないっと見立て違いと言わんばかり。
しかし、ワタクシはちょっと安心した。
「な〜んだ、50肩か」と。良かった良かった、くらいに思っていた。
ワタクシの周りにいた50肩経験者の事を思い出してアドバイスしたりして。
その二日後である、ワタクシの突然の腰痛。
いつもの、年一くらいに発症するギックリ腰だと思ったのだが、いつものような治り方をしない。
どんどんマイナス思考炸裂するし、なんせ痛い。
Kemiちゃんと同じ病院に駆け込む。
ドクターからは恐ろしい事を言われるし、薬は飲んでも飲んでも痛み治まらないし、夫の平常心にはイラつくし・・・
もう少し考えて、先回りして、病人をいたわれよっっっと。
トゲトゲ、ツンツン、殺伐とした日々を過ごす。
そしてやっとここ数日、コルセットをぎっちり巻いて動くと、動けるようになった。
よかったよぉ。
で、心に少し余裕ができてきて、あゝKemiちゃんは肩が上がらないのに頑張ってユーチューブ作ってるなあとか、
運転、大変そうだけど、買い出し手伝ってあげるべきだったなあとか、
今さらながら思うわけで。
それと、ちょうど図書館に予約してた本「護られなかった者たちへ」を入手したので、動けない事を理由に一気読みした。
かなり辛い話で、でもその前に読んだ「夜が明ける」と繋がるところもあって。
ここでも「あゝワタクシってやはりどこか他人事だったりするのよなあ」と思い知らされた気がする。
娘にまた貸ししているので、またこの本の話は後日詳しく。
ただただ今は、人に優しく、自分にも優しく、時に自分には厳しくと思っている。