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パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

高校野球閉幕

2019年08月23日 | 本・マンガ・テレビ・映画
8月23日(金)曇り

今朝の朝日新聞。
高校野球一色って感じで、どこ読んでもじわっとくる。
一番いいなあと思ったのが社会面の「星稜 見果てぬ夢」というタイトルの記事。
星稜のエース奥川君とバッテリーを組む山瀬君は小中高ずっとクラスメート。
中二の時に野球部の監督になったのが理科の福島先生。
野球経験は無い。
手がマメだらけになるまで毎日ノックをしてくれる。
「ここまで尽くしてくれる大人を初めて見た。
先生の本気を受け取って、下手くそなノックを部員全員、全力で捕りにいった。」
そして、彼らは全国大会で優勝するのだ。

これを読みながら、ワタクシは、知人の息子さんのことを思い出す。
学校の先生になり、剣道部の顧問になる。
剣道の経験はない。
すり足のし過ぎで足の裏の皮がべろりとはがれてるのよぉ〜母である知人は言う。
ワタクシはものすごく感動していた。
これが教育だ!!!

名選手が名監督になるとは限らないのはこういうこともあるのかと思う。
知りすぎてるから見えないものがあって、知らないから見えるものもある。
そして何より選手との心のつながり。
自分たちのために頑張ってくれる人がいる。
自分も「誰かのために野球をやる」

石川大会で優勝した時、奥川君は大泣きしたらしい。
智辯和歌山との延長戦を制した時も、「絶対に日本一を取ってくれ」と智辯の黒川君に言われ、泣いた。
決勝戦に敗れた直後、彼は泣いていなかった。
でも、スタンドに応援にきていた福島先生から声をかけられ、彼の涙が噴き出した。

それにしても履正社は強かった。よく打った。
ワタクシ、星稜を応援してたが(・・・だからか)正直勝つ気がしなかったんだよなあ。
春の選抜一回戦での敗北。
そこから「打倒星稜、打倒奥川」でやってきた。
優勝した履正社の子らも泣き、負けた星稜の子らも泣き、テレビの前のおばも泣く。
今年の夏もいい夏でした。
ありがとう。
コメント
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