パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

フジフジ富士Q 完全版上映會

2011年04月15日 | おでかけ
4月15日(金)晴れ

あの、熱く暑かった夏、富士急ハイランドでの夢のような一日よ、ふたたび!
ってことで、昨日、娘と渋谷のCCレモンホールで開催された『フジフジ富士Q完全版上映會』に行く。
3時半開場、4時開演。
このときほど、娘の高校が渋谷に近くて良かったと思ったときはないよ。
普段は「ったく、渋谷が近いだなんて、不良のはじまりだわっ!」なんて思ってるくせに。

申し込んだのが早かったおかげか前から7列目。
娘に「泣かないでよねっ!」と言っておきながら、いきなりスクリーンに
「1980年7月10日 志村正彦誕生」と出た瞬間、
じわ~~~っと泣けてくる。
しかし、大丈夫。会場は節電のため、非常灯すら消されて真っ暗。
涙を拭う気配で娘にバレたら恥ずかしいので、静かに涙は頬を伝わせっ放しにする。
ちなみに!彼とワタクシ、誕生日が同じなのだ。
たったこれだけのことなのになんだかしあわせ~
ライブ当日は、物販と熱気と興奮だけで終わったところもあり、
今回、綺麗な画像、綺麗な音で聞くと
再びあの日が蘇ってきたり、あらためての新発見があったり。
観客席が写ると、あ~、あの辺りで見てたなあと思い、あちら側からと
こちら側からと、両方からステージを見てるような気分になっておもしろい。

若い頃、ワタクシは、「まず歌詞ありき」という音楽の聞き方をしていた。
だから、歌の意味のわからない洋楽には、全く興味なかった。
いや、「歌詞ありき」だからと英訳に励んでいれば、今頃、外人さんを見てこそこそ逃げ隠れするようなことにはなってないはずだったのに・・・
そのころ全盛期だったアイドルたちにせよ、ユーミンやサザンという王道にせよ、
とにかく歌詞が好みかどうかというのが基準だった。
しかし、最近は、そこまで音楽にのめりこむ(歌詞カードを熟読するような)暇もなく、
娘に言われたままに、手当たり次第邦楽ロックを聞いていると・・・
歌詞のウエイトより、曲のおもしろさやアレンジのおもしろさのほうが気になってきつつある。
いや、志村さんの歌詞は、とても個性的だしおもしろく素敵なのだが、
それ以上に、気持ち悪い半音の上がりかた的なものが気持ちよい。
歌詞はその後からになるので、すっかり曲が耳慣れてしまい、勝手にうそばかりの歌を口ずさむことになる。
♪全力で走れ 全力で走れ 36度5分の体温
 上空で光る 上空で光る 星めがけ♪
という歌詞を
♪全力で走れ 全力で走れ 36度ぼくの体温
 上空デジタル 上空デジタル 星めがけ♪だと聞きまつがっていた。
娘から「上空デジタルって何なのよっ?」と聞かれたが「知らん!そう聞こえたんだも~ん」
フジファブリックの音楽は、メロディとかイントロとかアレンジとか、そういうのがとても新鮮な気がする。
年を取ると、たいていの音楽は、なにかしら「○○に似てるわ」とか「△△っぽい曲だねえ」とか思ってしまうけど、フジファブリックの曲は46のワタクシに衝撃を与えた。
こんなの聴いた事無いっ!
そんなことを思ったり、志村さんを想ったり、これからのフジファブリックのことをおもったりしながら上映會を満喫致しました。
コメント (4)
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