パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

キャンパスツアー

2011年04月23日 | おでかけ
4月23日(土)雨

娘が、「大学のキャンパスツアー」に行こうと、母を誘う。
そんなのお友達と行きなよ!
しかし、そこを希望するお友達が見つからなかったというのだ。
だからって、中学生じゃあるまいし、親同伴ってどうよ!?
・・・あんなにノリノリで行ったW大のオープンキャンパスと、何が違うっていうんですか???
しかし、しつこく誘うので、優しい母はしょうがなく髪を巻く(←これって、おでかけするサインである)
目指すは中央大学多摩キャンパスである。
10時に着くために7時40分には家を出る。
雨女二人の力により、当然雨である。テンション下がる・・・
電車に乗り、乗り換え、バスに乗る。この時点で9時半。
15分かかるらしいから、ギリギリだねえと言いながら乗り込む。
懐かしの、後ろからの乗車である。
母はPASMOを使うが、娘は現金で・・・
あれ?どこにお金をいれるのか?もたもたしてると運転手さんが
「降りる時に払って下さい」
娘「でも、整理券が出てません・・・」
運転手さん「始発は出ないのです。」
へえ~~~場所によってシステムが違うのねえ~
やっと席に座り・・・待てど暮らせど出発しない・・・
5人乗らないと動かないとか?
運転手さん「このバスは9時40分発です」
えーーーーーっ!!そうなると55分頃着くってことか?
やっと40分になり、しゅっぱ~つ。
いや、あの、こんな田舎モンのワタクシが言うのもなんですが・・・
すっげー田舎っすね!このあたり。自然豊かなんて言葉では言い足りないくらい。
これは山でしょ山!
と、新緑に見とれながらバスにゆられる。
料金は、距離に応じた変動タイプ。
小心者親子は、料金が上がるたびに財布からお金を追加し、握りしめる。
その名も「中央大学」というバス停で降り、走る走る走る。
しっかし!広すぎる!後で聞くところによると、このキャンパスの広さは東京ドーム11個分だって!
受付をすませ・・・あれ?想像したより人(受験生)が少ない・・・
総勢25名くらいか。
そのうち母親が5人ほど。
ぞろぞろと並んで、ある教室に入り、学校の説明を受ける。
熱心に説明を聞く母。
へーーーっ、すんごい就職率ねえ~このご時世に!
説明を聞いているのかいないのか、ぱらぱらとパンフレットをめくってる娘。
そして、「はっ!」として指差す先には・・・
卒業した有名人に『加瀬亮』君の名前が!!!
少しテンション上がる母娘。
説明の後、4人の在学生が登場し、彼らがキャンパス内を案内してくれるという。
5、6人ずつくらいのグループに別れ、広大なキャンパスをまわる。
母は図書館か学食で待っていたいと訴えるが、娘は面白がって母まで連れ回す。
まじめそうな経済学部の男の子も、母がいたら説明とかしづらいだろうにと思うが、
そこはまじめでしっかりした学生さんゆえ、全く気にもせず、きちんと案内して下さいました。
さすがに広いだけあって、図書館とか、勉強するスペースの充実度は目を見張る。
学食も4階まであるのよ。
カフェテリア形式だったり、喫茶風だったり、がっつり学食風だったり。
朝、早かったから、お腹がぺこぺこである。早く学食で食べたいっっ。
丁寧に案内してもらってから解散。
いそいそと学食へ直行する母娘。
がっつり唐揚げ丼にする母。娘は塩ラーメン。
娘が「すんごいオシャレな二人組!」と指差すさきには、ハチクロの真山君が!!!
緑のリュック。
紺の花柄のシャツ、その下にはボーダーシャツを着ていて、裾からちらりとボーダーが見える。
ちょーどの丈のパンツ。
こんなオシャレな男の子、初めて見たよ。
お顔もかわいく、黒ブチの眼鏡がすごく似合ってて、髪型はまさに真山君。
真山君を演じる加瀬亮君を意識してるのか?と思うほどの素敵さ。
母と娘、いっきにテンションマックス!!!
母としては、この感動を、加瀬亮君好きのpさんにも伝えたい。
母「こっそり写真撮ってみようか、学食を撮るふりして。」
娘「さすがにそれは・・・でも携帯ならいけるかも。」と携帯を出す。
そして、ちょうど麺類の列に並んだ真山君が母の後ろを通るところを激写・・・のはずが、
テンションマックスの母が「今よ今っっ!」と声なき声で口パクしてる間抜け顔で写ってるのみ・・・
きーーーっ!ヘタクソっ!と罵る母に
「どーせ、彼女がいるんだよ、あんな素敵な人にはっっ!」
母「そんなのは関係ないのよっ。そんな事言うなら、母には夫がいるし!」と
わけわからんこと言い出すと
あろうことか、この娘「母の夫、太ってるし!」と言いやがる。
あなたっ!こんなひどいこと言ってるわよ、おたくの娘!
と、朝のテンションの低さはどこへやら、すっかりご機嫌になった母娘でありました。
真山君ありがとう。

今回、キャンパスツアー行って
娘も母も、「いいねえ~中央大学!」
来るまでは「遠すぎるっ!まだ着かないっ。ここって東京なの???」とさんざんだったくせに、説明やら受けるととってもよい大学だということがわかる。
設備も充実してるし、
娘は「真山君もいるし!!」(勝手に2回生だと信じきっている。だからまだ自分が来年入学しても間に合うらしい。)
つい先日、立教大学を見ながら「素敵なキャンパスっ!」とうっとりしたのは
どこのどいつだ?
こういう感じ、以前にも感じたような・・・
はっ!そうです。高校の学校見学です。
行く高校、行く高校、良く見えて・・・
後でAちゃんママから「そりゃ、いいところばっかり見に行ってるからよ」と言われハッと現実に戻ると・・・
回りは皆、がっちりと現実的に滑り止めの高校から確約を取り付けており、
すごく慌てたことを思い出す。
そりゃ、理想を高く掲げることはいいことだが、現実(=娘の出来)から目をそむけてはいけない。

今日の一枚は・・・学食の唐揚げ丼。
っつーか、こんだけ「中央大学っていいわぁ~」と言いながら、
大学の外観とかの写真が一枚もないってどういうこと?
唐揚げ丼と、娘の塩ラーメンの写真のみがデジカメに残り、
娘の携帯には、真山君が写り損ねた母の間抜け顔が一枚・・・
受験とか、大学とか、勉強とか、生き方とかを、もう一度冷静に考え直しなさい。
コメント (4)
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