パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

男を立てる

2011年04月21日 | 子供ネタ
4月21日(木)曇り

我が娘は今悩んでいる。それも、男の事で!!!
なんつって!
娘は今年、高三。花の受験生である。頑張れ~~~
と、それはさておいて。
娘は、クラスの保健委員になった。
なぜ保健委員なのか。
一年の時、保健委員になったら、チョー楽だったらしい。(担任:男。結構おおざっぱ)
で、味をしめて二年も保健委員になった。
そしたら、二年の担任(女)は非常に厳しく几帳面で細かくて、委員会の中でも特に保健委員の仕事は大変だったらしい。
そして今年・・・
クラス替えはあったものの、また今年も去年と同じ担任。
娘はホントのところは図書委員になりたかったらしいのだが
「去年大変だったから、もう今年はやらないのね」と担任に思われるのが嫌で
また保健委員に。
(こういう思考回路が、ワタクシに似てるようで・・・かわいそうになる)
ここまではまあ良かったのだが、男子の保健委員に、去年同じクラスで同じ保健委員だったG君が手を挙げたことで彼女がっくり・・・
ただでさえ大変な保健委員だったのに、このG君、全く使えない男だったらしいのだ。
大変だったってわかってるのに、どうしてお前が手をあげるんだよっと、彼女は心の中で罵ったらしい。
そして・・・
またも口うるさく担任からの指示が飛ぶ中、娘はコマネズミのように働く。
分別ゴミ箱作りやら、掃除の担当決めやら・・・
さらには、放課後、委員会の集まりとかもある。
しかし、G君、なにひとつやらないらしい。
忘れたのかわざとなのか委員会にも出ないで、翌日「ごめんごめん、部活に行っちゃってて・・・」
我が娘の仕事の進め方にも問題があるのかもしれないが(娘の話を一方的に聞くだけだから、G君にも何か言い分があるかもしれん)
いつも、仕事が終わってから、人の良さそうな顔で「ごめん!ごめん!」とG君が謝るというパターンらしい。
去年一年間、ずっとそんな感じだった。
担任も、薄々気づいてたようで
「nさんって、エラいわね。G君をちゃんと立てて!」的なことは言ってたらしい。
母は少し違和感を感じる。
クラスで、何か発表することがある時、「何を言えばいいの」的なことを聞くから(おまえは小学生かっ!)
黒板の前に出てから娘があーだこーだ小声で説明し、
それをG君がぼそぼそと説明する。
説明が下手でわかりづらいから、先生から質問が飛ぶ。
答えられずもたもたするG君、あわてて娘が答える。
今年もまた同じようなパターンになりそうなので、娘が「あたしが説明しようか?」と言っても
「いや、オレが・・・」とは言うらしい。厄介なタイプだ。

このG君、人前で話す事が苦手(本人談)で、まわりからは典型的な「いいやつ」と思われているタイプ。
娘も昨年までは「良い人なんだけどねえ~」とは思ってたらしい。
しかし、今年もまた同じクラスになり、何一つ変わってない彼に対し、だんだんイメージが変わりつつあると言う。
いっそ、わざとさぼったり、仕事を押し付けたりするような人のほうが
まだ罪が無いというのだ。
人の良さそうな顔して、そのくせ、うっかり忘れてるのか、まぢボケたヤツなのか
仕事はせず「ごめんごめん」ですませる。
そっちのほうが罪があるとご立腹。
さらに彼女を怒らせたのが、先日フジフジ富士Qの上映会の日のこと。
放課後、委員会があるが、これだけは譲れないと、G君に「かくかくしかじかだから、
今日は絶対委員会に出てねっ!」と念押しして彼女は学校を飛び出した。
そして翌日。ほかのクラスの保健委員のYちゃんから
「昨日の保健委員会で、nさんが来てないねってことになったら
G君が『なんかあわてて帰っちゃいました』って言ってたよ。
だからあたしが「nは、今日は用事があって出られないとのことです」って言っておいた。」
娘、まぢギレ。
その後も、身体測定だの、仕事があるたびに、G君はトボケたことをやらかしたり、
はたまた何もしなかったり。
キレた娘は、去年の副担だった若い女の先生に愚痴る。
そしたらその先生曰く「もう、nさんがどんどん仕切っちゃえばいいのよ。
G君を尻に敷いてさぁ~」
ここでも母は少し違和感。
夫婦喧嘩の仲裁じゃないんだから、もう少し先生がたのアドバイス、何とかならないものか。
「男を立ててえらいわぁ~」
「尻に敷いちゃえば?」
ワタクシの学生時代、女の先生方は、どちらかというと「ウーマンリブ思考」(古いっ)が強い方々が多かったような気がする。
間違っても、「男を立てる」だの「尻に敷く」なんて言わないと思う。
っつーか、教師たるもの、現実はさておき、理想として『男女平等』を高く掲げるべき位置にいるのでないのかなあ。
ワタクシ自身は、「三歩下がって」夫についていくタイプですが(・・・どの口が言う?)
それを娘には求めない。
いや、娘が「あたしは、そういう亭主関白みたいのが理想なの」と言えば、
それはそれで良しとして、あえて「ダメですっ!そういうのはっ!」なんて止めもしない。
ただ、『学校』という教育の場では、もう少しだけ『田島陽子センセ』的要素が強くてもいいんじゃないかなあ。
コメント (3)
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