ぱおんの小部屋

水郷爆釣隊隊長のひとりごと…

リンかけ

2013-11-15 08:23:53 | Weblog
長岡駅。越後長岡といえば、越後の縮緬問屋の隠居だが、他にも「リングにかけろ」の河井武士が思い出される。そう、あのジェットアッパーの河井である。

この河井武士には「何を言ってるのか」とツッコミを入れたくなるセリフがあった。井の中の蛙である。子供の頃から気になって仕方なかった。

ボクシングの全国大会、チャンピオンカーニバルで新潟県代表、越後長岡の若武者河井武士は主人公高嶺竜児に言う。「キミは井の中の蛙だ」と。
高嶺は確かに代役だった。本来は都大会優勝者である剣崎が出場すべきところを、剣崎が怪我のため、推薦でチャンピオンカーニバル出場が決まった。だから井の中の蛙とは高嶺を侮っての発言だろうが、まがりなりにも高嶺は都大会の準優勝者なのである。

疑問だったのは、新潟県大会よりも東京都大会のほうがレベルが高いのではないかということだ。 参加選手の数も違うだろうし、都大会には今世紀最大の天才として世界的に有名な剣崎がいる。そこで準優勝だった選手をなぜそこまで侮れるのか?

長岡の街を歩いてみると、やはり新宿や渋谷とは比較にならない。人の数が違いすぎる。それはつまり大会の参加者の数も違い、やはり河井のほうが井の中の蛙である。最期は河井もそれを認めるが、普通、最初から気付くよなあ。

それにしても、長岡に来るたびに「越後長岡の若武者河井武士」「井の中の蛙」のフレーズが思い浮かぶんだから、子供の時の印象って恐ろしいな。
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