新リール

新しいベイトリールを購入した。シマノ・スコーピオンXT1000だ。ワインレッドカラーをまとった小径スプールのリールである。この色ならば、ボクのロッド、バンタムスコーピオン及びスコーピオンEVにもピッタリだ。

価格は店頭で18000円台で、ボクのメインリールであるメタニウムXTが発売された頃に比べて大幅に下がっている。それでいて性能ははるかに上だ。ちょっと試した感じでも、ルアーの飛距離が全然違う。

このルアー飛距離が大事なのだ。
ゴールデンウィークには広島へ帰省するが、向こうでのバス釣りは野池がメインフィールドになる。野池は霞ヶ浦エリアと違って、岸辺に近付ける場所が限られることが多い。極端な話、取水口の所の1箇所しか入れない場合もある。そういう時、投げられる距離によって、探れる範囲が決まってしまうのだ。今までのメタニウムでは届かなかったアシにルアーが届く、そのためのスコーピオンXTである。

飛距離だけでなく、剛性もしっかりしているし、クラッチのオンオフの際のカチッした感触も悪くない。メタニウムの感覚に近い。巻き心地に少し粘度を感じるが、これは新品のためにグリスが過多の状態と思われる。

軽量ルアーの使用を考慮して、ラインは細めの14ポンドを巻いてみた。メインがメタニウムXTなのは変わらないが、状況に応じて、これから出番が増えるだろう。