準備万端、秋の戦略を携えて出撃。葛西まで仁を迎えに行き、そこからは仁にハンドルを委ねる。そして、未明に潮来へと到着した。
嫁から渡されたクリームパンを食べて、さあ釣ろう。
最初のエリアはバイブレーションポイント。この場所も随分前からから通っている。もう20年以上になるか。
釣り雑誌にこの場所の紹介があり、その地図にバイブレーションポイントと書いてあったので、バイブレーションポイントと呼ぶようになった。
ところで、その雑誌には攻め方も解説してあった。解説:潮来釣具センターとあったので、王様が書いた物に間違いはない。まずウォーターソニックを遠投して・・・云々とあったが、ソニックを遠投すると根掛かりが連発して釣りにならない。
ところで、その雑誌には攻め方も解説してあった。解説:潮来釣具センターとあったので、王様が書いた物に間違いはない。まずウォーターソニックを遠投して・・・云々とあったが、ソニックを遠投すると根掛かりが連発して釣りにならない。
潮来釣具センターへ行き、王様に訊いてみた。あそこでソニックを遠投すると根掛かりばかりだが? すると、王様はニヤリと笑ってこう言った。「切れてくれないと、売れないじゃないか!」
やられた。
そのバイブレーションポイント。この日はスピナベと逮捕状で探ったが、何も起こらない。生命反応もない。完全に沈黙していた。
そこで移動を繰り返す。与田浦へ、逆浦へ、常陸利根川へ。しかし、異常はない。完全試合だ。
利根川へ出てみたが、まるで冬のような水の色。厳しい。こういう時はヘビーカバーの奥へ撃ち込むに限る。
こういうカバー。
しかし、カバーが厚すぎた。どうやっても入らない。シンカーを重くして、上に高く投げ、その勢いで・・・も突き破れない。何とか入れたい。カバーの奥にはバスがいるはず。何とかできないか?
足元のカバーに向かって、思い切り叩き付けるようにキャストしたらどうか? キャスト直後のシンカーにはお巡りさんのピストルのような威力があるから気を付けろと、昔、魚紳さんが言っていたが、その威力を持ってすればブチ抜けるだろう。
やってみた。足元のカバーにフルパワーで叩き付けた! バチーン!
!!!
ウルトラスーパーバックラッシュ!
ウルトラスーパーバックラッシュ!
ブチ抜くことだけに意識がいっていたが、そりゃフルキャストで足元に叩き付けたらバックラッシュするよな。それも、一度も経験のないスーパーバックラッシュ。どうやっても解けない。これで、メインのベイトフィネスタックルが死んだ。
その後は20ポンドナイロンでスピナーベイトを引きまくったが反応なし。昼となり、純輝で味噌チャーシューを食らう。
釣れてないので、チャーシューを奢った。楽しみがこれしかない。
いや、まだあった。道の駅潮来でジェラートを買ってみた。これがなかなか美味い。思ってたより美味い。今回は食べるためだけに潮来にやって来たようなものである。
そして、仁の運転で帰路に着く。アタリ一つも得られないまま。
いや、まだあった。道の駅潮来でジェラートを買ってみた。これがなかなか美味い。思ってたより美味い。今回は食べるためだけに潮来にやって来たようなものである。
そして、仁の運転で帰路に着く。アタリ一つも得られないまま。
ベイトを全く見かけなかったが、そういうエリアでは釣れないということだ。もう少し手広く回って、ベイトのいるエリアを探すべきだった。次回は水質とベイトにこだわってみよう。
■ヒットルアー
ボーズのため無し