神

上野駅前に神が降臨した。ボクは神の御姿を見た。神の声を聞いた。写真まで撮ってしまった。

神の名はイエスという。マタヨシ・イエス。参院選の東京地区候補者。自らを神と称して、野田前首相などに切腹するよう呼びかけていた。

彼がホントに神なのか、キリストなのか、それは愚かなボクには分からない。ただ、彼の信者はあまりいないように思える。写真にも聴衆は全然いないし、選挙も毎回落ちているからだ。

しかし、今回の参院選、東京は何が起こるか分からない。定員が5名と多いために、与党以外にも当選者が出るからだ。ドクター中松、マック赤坂、山本太郎、民主党…、いずれ劣らぬイエスのライバルである。神の戦い、聖戦に注目だぜ。

参院選

参院選が近付いてきた。NHKでは定期的に各政党の政見放送をしている。今朝、出勤前にチラッと見たのは幸福実現党だった。

この政党、言ってることは全く正しい。政策はどの政党よりも同意できるものばかりだ。自民党より幸福実現党の政策が優っている。しかし、人気はない。あの宗教団体が気になって仕方ないからだ。

報道では人気があるのは共産党だという。でも、まあ、さすがにもう国民は騙されないだろう。共産党は「アメリカ いいなり もうやめよう」などと言っているが、9条はアメリカが押し付けたものだということを忘れている。まあ支那の手先にとっては、日本が丸腰の方が都合がいいからな。

で、9条改正には絶対反対の立場をとる。社民党などを見ても分かるように狂信的に。普段、人権、人権と騒ぎ立てるくせに、9条は人権問題でもあることを理解していないのか。

基本的人権の最も重要なものは何か。言論の自由か。いや、命あっての物種の言葉通り、まずは人命だろう。9条は国が国民の命を守らないと定めているのだ。

今の憲法では、日本は武器を持つことも、戦うことも禁じられている。自衛隊は憲法違反だし、集団的自衛権もない。つまり中国軍が上陸して民間人を虐殺し始めても、憲法上は日本には手を出す術がない。襲われている国民には、どうぞ虐殺されてくださいと言うしかない。

現実には、民主党政権じゃないのだから、政府が黙っているわけはないが、今の憲法を遵守すればそうなるわけだ。これはおかしい。改憲すべきだ。

9条は国民の生命に関わるものだから、前提とか条件とかは必要ない。9条を改正したからといって戦争しようというわけではない。9条改正、すぐ戦争という短絡的な馬鹿が多いのは大問題だ。国が国民を守ると決めるだけの話で独立国としては当然の権利。普段、人権をやたらと叫んでいるくせに、それを理解していないのは馬鹿の極みとしか言いようがない。

今週末の参院選では、そのあたりもよく考えて投票すべきだろう。安倍総理が9条改正に踏み込んだ発言をしたが、それを危険だと考えるのは間違っている。むしろ、当然のことをやっと口にした感じだ。

世論調査では安倍内閣の支持が急落している。誘導のための捏造の可能性もあるが、ワタミの問題があるので油断はできない。
参政権があれば、在日中国人の51パーセントが共産党に投票するというアンケートもある。民主党と違ってアタマは良いから、共産党を躍進させては民主党以上に厄介だ。国民の正しい判断を望む。