ミノー

都内某所へ販売に出かけたが、釣銭を入れる箱を忘れてきた。これでは現金をテーブルに広げてやり取りしなければならず、それはあまりにも胡散臭い。

そこで、100均か何かのトレーみたいなのが売っていないか、辺りを探してみたが、そんな店はどこにもない。そこで釣具屋へ。明邦のタックルボックスを釣銭箱に使おうというのである。

うむ、よし、十分に使える。これで販売は大丈夫だ。ついでにルアーを一つ買っておくか。ベントミノーを。

並木がいつもボッコボコに釣っているルアー。これを使えばあんなふうに爆釣できるのか？ とりあえず今シーズン中に、コイツで1本釣ってやるか。

運の無い男

ボクの釣り仲間にはいろんな人がいる。人智を超えた奇跡の釣果を上げる神様、嫌がらせを生きがいとする男、純輝が全てだという魔法使い、そして運の無い男。

全てワールドクラスのスキルを持つ男達だが、中でも運の無い男は凄い。世界一かも。10年連続バロンドールのレベルで、メッシを超えている。

運の無い男が現れると、急に暴風が吹いて釣れなくなったり、鳥が現れて釣り場を荒らしてしまったりする。

今週のパル佐野への釣行。日曜日だ。天気予報では土曜日は大荒れ。日曜日は雨は残るが、なんとか釣りができそうだった。

そこへ運の無い男からの参戦の連絡。

天気予報。日曜日は大荒れ。「外出は控えた方がよい」。

チ～ン…