ぱおんの小部屋

水郷爆釣隊隊長のひとりごと…

辛うじて

2012-05-28 08:03:58 | Weblog
休日出勤はバレーボールの試合開始に間に合うように切り上げて、五輪予選最終日のセルビア戦を見る。試合は木村沙織が完全に潰されてフルセット負け。ただ、荒木が爆裂して2セットを取ったので、辛うじて五輪出場権を得た。

しかし、情けない結果になった。日本を出場させるために優遇されている予選(対戦順、試合開始時間固定、完全ホーム、日本戦のみ休憩有り等々)で、3位内に入ることもできず、アジア枠での出場である。選手や監督も優遇されているのを知っているから、スカッと1位通過をしたかっただろうに。

空気の読めないフジテレビのアナウンサーは、負けた試合の後にロンドンでの目標を執拗に質問。しかし、眞鍋監督は頑張るとしか言えなかった。恥ずかしくて「金メダルを狙います」とは口にできなかったようだ。見ていて監督や選手が気の毒に思えるアナウンサーの馬鹿ぶりだった。

とはいえヤバい状況なのは間違いない。選手選考と戦術がなっていないからワールドクラスの木村沙織を擁していながらこの結果。全てを木村様にお願いする眞鍋監督の戦術はもう通用しなくなった。セルビアが攻略法を見つけてしまったからだ。全選手で木村をマークして潰すという戦法を。

この試合、ブロックもディグも徹底的に木村をマーク。他のアタッカーは完全に無視。荒木が大活躍したのも、実は全くのノーマークだったからだ。セルビアは木村以外のアタッカーはマークしなくても何とかなると判断したわけで、実際、ノーマークでも江畑、新鍋、平井、山口の攻撃は通用しなかった。

そして決定的にマズいのが監督の選手起用法。何で2枚替えをあんな形にしちゃったのかが謎。血迷ったんでしょうか?

まあ五輪本番に向けてはマトモな選考をして欲しい。怪我の具合にもよるが、木村の対角には栗原、オポジットには狩野がベストなのは間違いない。狩野の控えには守備的のある新鍋、栗原の控えは迫田でいいんじゃないかな。
何にせよ、五輪本番では頑張って欲しいですよ。これから男子の予選も始まりますが、そっちはさらに期待薄なんだから。
コメント
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