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幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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一日生きることは、一歩進むことでありたい(湯川秀樹)

2009-03-09 | 人生の目的
一日生きることは、

一歩進むことでありたい

 (湯川秀樹)科学者

「食」という字は「人」が「良」くなるために

と書くのだそうです。


食べたからには成長、向上せねば、無益な殺生になって

しまうでしょう。


しかし、ココで大きな問題があります。

それは、前とはどこか、

上とはどっちなのか、ということです。

漠然と、向上、前進という言葉を使っていますが、

本当にそっちが前(上)なのか?

例えば、出世は本当に上といえるのか?

出世=幸せ とは必ずしもいえないのでは?

昨日より設けたことが前進なのか?

世界一の金持ちが苦しんでいる(た)現実や、歴史があるではないか。

ここで一歩立ち止まり、自分が目指すべき最終目的地を

確認し、そちらの方に向かっての向上、前進を目指したい。


※感想、ご意見などのコメント、TBお待ちしてます~♪



野村美月“文学少女”と慟哭の巡礼者(生きる価値を決定するもの)

2008-01-08 | 人生の目的



●ライトノベル作家・野村美月の小説

『“文学少女”と慟哭の巡礼者』のなかに、

 次の一節があります。

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賢治は、農学校の先生をしていたとき、生徒に尋ねたそうよ。

『人間は何故この世に生まれたか?』って。

賢治自身は、こう答えているわ。

『人間は何故生まれてきたか、

 ということを知らなければならないために、

 この世に生まれてきたのです』
って。

そして、この問題を本気で考えるか考えないかによって、

その人の生きる価値が決定するのだと思うって。

   『“文学少女”と慟哭の巡礼者』 



野村 美月(のむら みづき、女性)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
詩人・小説家
日本のライトノベル作家。福島県出身。
東洋大学文学部国文学科卒。

大学在学中にデビューすることを望んでいたが、
それが叶わず卒業後に就職するも一年で退社、
本格的に投稿し、2001年、『赤城山卓球場に歌声は響く』で
第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)
小説部門〈最優秀賞〉を受賞。
同部門で優秀賞を超える賞を獲得したのは、
第1回に最優秀賞を受賞した荒井千明に続き2人目だった
(後に第5回で田口仙年堂が、第3回までの最優秀賞に当たる大賞を受賞)。

氷室冴子や新井素子の小説、『赤毛のアン』『若草物語』などの
児童文学に強い影響を受け、少女小説的な作風の作品を得意とする。
ファミ通文庫にデビュー作を応募したのは、
「少年向けのレーベルなら逆にかわいい女の子をいくらでも書ける」
と思ったからだそうである。
キャラクター描写と、ストーリーの伏線の回収の巧みさには定評がある。

現在の『文学少女』シリーズで早くも6シリーズ目になることや、
文庫では完結した『Bad! Daddy』の続編がイラストを担当した
煉瓦(貴島煉瓦)により『マジキュー』で漫画化されるなど、
2007年時点のファミ通文庫内における評価は比較的高いと見られる。



幸福をねがい手に入れることが、結局、生きるということ(トルストイ)

2007-11-28 | 人生の目的





人はだれしも自分の利益のため、幸福のためだけに

生活している。

自分のうちにこの幸福に対する欲求を感じないなどという

人がいたら、その人は自分を生きているものとも感じて

いないのである。

人は自分の幸福をねがわずに人生を考えることなぞ

できない。

誰にとっても、生きるということは、とりもなおさず、

幸福をねがい、それを手に入れるということなので、

幸福をねがい手に入れることが、結局、生きるということに

なるのである。

  トルストイ『人生論』

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「人は何のために生きるのか」その答えの第一歩が

「幸せになる為」

ですよね。

いくら価値観がさまざま、人それぞれ、といっても

ここは共通しているでしょう。

美味しいものを食べて、幸せになりたい

お金を得て、幸せになりたい。

恋人を得て、幸せになりたい

伴侶を得て、幸せになりたい

地位を得て、幸せになりたい

名誉を得て、幸せになりたい
        
ぐっすり休んで、幸せなになりたい

  などなど

表面は違っても、根っこは一緒。

だから、

お金を得たけど、幸せではない

恋人を得たけど、幸せではない

伴侶を得たけど、幸せではない

地位を得たけど、幸せではない

名誉を得たけど、幸せではない

ぐっすり休んだけど、幸せではない
    
ならば、表面的に求めていたものは、

本当に求めていたものではなかったということです。

さらに、

お金を得たために、煩わしさが増えた

恋人を得たために、煩わしさが増えた          

伴侶を得たために、煩わしさが増えた

地位を得たために、煩わしさが増えた

名誉を得たために、煩わしさが増えた

ぐっすり休んだために、宿題が増えた(笑)

となれば、よくよく考えねばなりませんね。

概して自分のことは分からないもの。

死ぬほど求めていることが、逆に自分の首を絞める

ことにもなりかねないので、今一度、生きる方角を

確認すべきかも知れませんね☆
      
                  

歌詞に「酒と麻薬」がはんらん=ラップでは8割に登場-米

2007-11-12 | 人生の目的
      歌詞に「酒と麻薬」がはんらん=ラップでは8割に登場-米 (時事通信) - goo ニュース

アメリカのラップの約8割に、「酒と麻薬」にからんだ内容をふくむ
歌詞が登場するそうです。。

以下はその記事です。

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歌詞に「酒と麻薬」がはんらん=ラップでは8割に登場-米
米ピッツバーグ大学医学部の研究チームは10日までに、米ヒット曲の33%にアルコールや麻薬に絡む歌詞が登場するとの調査報告を発表した。その大半が利用に伴う陶酔感を肯定する内容で、子供への悪影響を懸念する声もある。

 調査では、2005年にヒットした279曲の歌詞を分析。ジャンル別で酒や麻薬絡みの歌詞の登場比率を見ると、若者に人気のラップでは77%に上った。一方、かつて「反社会的な若者文化」とされたロックはやや保守化したのか、14%にとどまった。このほか、カントリーは37%、ポップスは9%。

・・・・・・・・・

これは生きづらさの反映でしょうか。
なぜ生きる』という本には次のように書かれています。

・・・・・・・・・・・・

「どんなときが一番楽しいか」と聞かれたら、趣味に熱中しているときを
あげる人が多いでしょう。
たとえば水泳で記録に挑戦する、チェス大会で相手の動きを読む、
足を踏みはずさぬよう気をつけてロッククライミング、などです。
こういった状況では神経が一点に集中し、この危機をどう乗り切るか、
どうやって勝つか、”目の前のこと”しか考えていません。
「あんなひどいことを言われた」
「上司から叱られた」
「嫌いな人と今日も会わねばならない」などの、もやもやした感情に
煩わされないのです。
あれこれ考えず流されるのが、最高の幸せと感じる人が多いから、
「無知は至福なり」の諺まであるのでしょう。
趣味や生きがいの喜びは、欲望を満たす快感と同質で一時的なものですから、
楽しいひとときが終わってしまえば、嫌な宿題、やり残した仕事、
たまった家事と、つまらない現実に逆戻りです。
有名なテニス選手が、コートの外では気難しく、つきあいにくいと
いわれたことも、絵を楽しんで描いていたピカソが、
筆を置いたとたんに不機嫌になったといわれるのも、そのためでしょう。

ラッセルが『幸福論』で「道楽や趣味は、多くの場合、もしかしたら大半の場合、
根本的な幸福の源ではなくて、現実からの逃避になっている」と言っているように、
「趣味に熱中する楽しみ」とは、苦痛を一時的に忘れる時間つぶしといえるかも
しれません。
飲んだ酒に酔っ払っている間だけ、借金を忘れて気持ちよくなっているのと、
似たようなものでしょう。

それでも、「生きる意味なんか考えたって、暗くなるだけ。
好きなことに没頭して、しばらくの間でも楽しめれば、十分だ」
どこからかこんな放言が聞こえてきます。

「趣味や生きがい」を「酒」にたとえるならば、
「酒ほどおいしいものはない。酒がなくて、なんの人生か。酒飲まぬ馬鹿」と
言うのと同じです。
ところが逆に、「こんな面白い人生に、なんで酒やタバコが必要なんだ」と
笑う人もいるのです。
今の人生を満喫できれば、苦しみやさびしさをごまかす努力は、いりません。

「なんと生きるとは素晴らしいことか!」人生の目的を達成すれば、
現在の一瞬一瞬が、かの星々よりも光彩を放つでしょう。

・・・・・・・・・・・・・
依存症的な一時の快楽でなく、「自分自身が幸せ」な状態を手に入れたい

ものですね☆

 

知識あっても活用できず 全国学力テスト結果公表(フィンランドメソッド「ミクシ?」)

2007-10-25 | 人生の目的


全国学力調査、「活用力」に課題 文科省が結果公表(朝日新聞) - goo ニュース
知識あっても活用できず 全国学力テスト結果公表(共同通信) - goo ニュース
基礎はOK、活用に課題=都道府県、国公私立で格差-小6、中3全国テスト (時事通信) - goo ニュース


最近は、「知識」は増えても「理解」ができていないから

「応用」が利かないようですね。

ここでは「活用力が足らない」という表現をされています。

ハッキリいいますと、これは大きな問題です。

たとえば、科学もこれだけ進歩しましたが、十分に活かせている

とはとても言えません。

「科学兵器による戦争」「環境破壊」は分かりやすい例でしょう。

「科学の進歩」と、「人間の幸福」は比例していません。

自殺が増えている現状からもいえるでしょう。

いってみれば科学を「活用」できていないわけです。

ネットも「いじめ」や「自殺」の為に使っていたのでは

うまく「活用」されているとはいえませんよね。

人は「幸せ」を求めて生きているのですから、

「幸せ」に活かせないなら、それはうまく「活用」

されていないわけです。


学力世界一といわれるフィンランドには、

フィンランドメソッドといわれるものがあります。

その中で「ミクシ?」(フィンランド語で「なぜ?」「どうして?」の意)

という言葉が頻繁に使われることが特徴の一つとして

あげられています。

(「ミクシィ」とは関係ありません☆)

常に「なぜ?」「どうして?」と問い、答えを探す

習慣が大事だと思いますね。

そして、究極であり、根本になければならないのが

「なぜ生きる」という問題でしょう。

生きる意味が分からないと、働く理由も、勉強する理由も

不明確となり、それはいらだち、不安、となり、

外へ向かえば「いじめ」「暴力」「殺人」「戦争」となり

内へむかえば「自殺」へとつながっていくことになります。


昨日も紹介した、セネカ(ローマ哲学者)のことばを記しておきます。
 
 「我々は、学校のためではなく、人生のために学ばなければならない」 
 と。

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フィンランドメソッドについて
元記事はコチラ

フィンランドは、ここ数年OECDが実施した『学習到達度調査』で好成績を収めており(読解力の分野で1位)『教育先進国』として、『どういう授業を行っているのか?』注目を集め、世界的な調査対象となっています。

その実態が書かれた本『フィンランド・メソッド入門』に、『小・中学校でどういう授業を行って成功しているのか?』『なぜ、学力があがっているのか?』について、書かれていましたので、要点をまとめました。
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●フィンランドでは、発想力・論理力・表現力・批判的思考力・コミュニケーション力を鍛えるための練習を、子供のときから(授業によっては8歳~)沢山やっている。
練習量が多いから、力がついている。
(逆に日本人は論理力を身につける練習が足りないから、OECDテストの成績が落ちている)

①【発想力を鍛える】【論理力を鍛える(頭の中に論理回路を作る)】

事例①カルタ(マインドマップやメモリーツリーとまったく同じ)を作る集団授業。

・白板に大きくテーマを書き、(例えば『携帯電話』と書く)そのテーマについて、『いつ・どのように・どうして・どうなった』が分かるよう、みんなで、枝葉をどんどん記入していく。ストーリー(昔話など)も、カルタ(マインドマップ)にする。
・まず発想力を高めることで、分析力・創造力を養っていく。

事例②カルタを作る授業以外でもミクシ?(フィンランド語で「なぜ?」「どうして?」の意)が連発される。母国語を外国語のように教える。(著者は、ミクシ攻撃、と呼ぶ)

・基礎的な事柄でも、どうして?と問いながら進め、原因と結果がみんなに分かるようにしている。(例えば、文法の授業でも『机が名詞なのは、なんで?』などを聞いている。)

・子供は答えられないことが多いが、気にせず、聞きつづける。これによって『意見には理由をつける』ことを学ぶ。

③【表現力を鍛える】

事例 一番短い作文を書けるのは、誰かな?

・いくつかの単語から、作文をする授業。国語の教科書に採用されている。
(日本の国語の教科書では、せいぜい1個~2個の単語で文を書かせる程度)
・例えば『学校・友達・遊べる・先生・勉強できる・楽しい・つまらない・夏休み・会う』という15個の単語を黒板に書く。
・次に『これらの単語全部を使って、作文を書こう、一番短くかけるのは誰かな?』と聞き、すべての単語を関連付けた文を書かせる。
・これによって、言葉を自在に使いこなす練習になる。最小の文字数を指定することで、要約する力がつく。
 論理性があり、周到な論理を構築しても、それを的確に表現できなければ、相手に伝わらないことを学ぶ。

・その他事例として『フォーマットに従った作文授業(決して自由にかかせない)』や『何がどうした、を考える、カルタと組みあせた作文授業』『算数の文章題を国語の選択肢問題にする(解答するために必要な情報だけ抽出する力)』など。

④【批判的思考力(論理力応用編・本当にそうかな?)・コミュニケーション力を鍛える】

事例① 4~5人制の作文添削授業

・4~5人制で、作文の作成者を一人決め、その子が作った作文について、他の3人~4人が『いいところ』と『悪いところ』を10個づつ挙げ、修正していく。
・次に、他のグループと作文を交換して、さらに『いいところ』と『悪いところ』を挙げて、修正を重ねる。これをやると、とても小学生が書いたとは思えない、まとまった作文が完成する。
・最初は『悪いところ』だけ挙げていたが、そうすると授業が終わっても、延々議論が続くことになり、ケンカになることを学び、①『いいところ』も列挙し②『会議が終わったら、その話しはしない』こともルールに付け加えた。

事例② 4~5人制で、討論する授業

・誰か1人が班長となって進め議論に必要なルールや決まりごとを、子供たちで作っていく。
・例えば、【遠足に行く】というテーマで話し合うとき【そもそも、なんで遠足に行かなければならないのか?】といった議論はタブーであることを学び『それはルール違反だ』と発言できるようにする。(議論の前提を覆すような問いがあると、話しにならないことを経験させる。)
・もし、遠足に行きたくないのであれば、なぜ、そう思うのか?どうして?の問いかけを常に行う。相手の意見をまるごと否定したり、遮ったりするのはタブーで、常に最後まで聞く。その上で、相手がなぜそう思うのか?意見を言った理由を聞き出す。

・自分発のなんで?ではなく、相手がなんでそう考えたのか?を考えられるよう育成する。

・フィンランドには、元々『相手の目をみて話す習慣』がなかったが、相手の目を見ながら話すのを努力目標とすることで、子供たちも、恥ずかしくなるくらい、相手の目をよくみて話すようになっている。

 
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全国学力調査、「活用力」に課題 文科省が結果公表

 文部科学省は24日、小学6年生と中学3年生合わせて
 約222万人が4月24日に受けた全国学力調査の結果を
 公表した。
 平均正答率は、主に「知識」を問うA問題が70~80%台
 だったのに対し、知識を「活用」できるかを主に問うB問題が
 60~70%台と10~20ポイント低かった。
 
 文科省は「知識については相当数の児童・生徒がおおむね
 理解しているが、活用は課題がある」と分析。
 
 今後、教職員の加配(定数を上回る追加配置)などによって、
 正答率が低かった自治体の教育委員会を支援する方針だ。


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