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幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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トルストイが生涯書き続けた日記の冒頭(トルストイ19歳の決意!)

2007-10-12 | 人生の目的


 ロシアの大文豪トルストイは、

大学時代から、死の数日前まで膨大な日記を

書き続けました。

その冒頭は次のような言葉でした。

「もし、自分の人生の目的を(人々と共通の有益な目的を)、
 見出せなかったら、ぼくは人間のうちでもっとも
 不幸な男であろう。
 今こそぼくの生活は、ことごとく、この唯一の目的の
 達成のための不断の努力と化するであろう」
 

ときにトルストイ19歳。

燃える思いを感じます。

それにしても、人生の目的が見いだせないと、もっとも不幸な
人間になってしまうのでしょうか?
実は「そうなんです!」
なぜ、そうなのか、知りたい人は、ブログでは伝えきれないので
直接聞いてくださいね☆


レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ
(Лев Николаевич Толстой,)
1828年9月9日 - 1910年11月20日
ロシアの小説家。
(当時ロシアではユリウス暦が採用されていた為に
当時の暦のまま8月28日生まれと表記される場合も多い。)
代表作は、『アンナ・カレーニナ』、『戦争と平和』、
『人生読本』『懺悔』など。
平和主義者としても知られる。
ロシア文学と政治の両方に大きな影響を与えた。
19世紀を代表する小説家のひとりである。
また時間論に関し、
「過去も未来も存在せず、あるのは現在と言う瞬間だけだ」
という言葉を残した。

   

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男子競歩50キロ:誘導ミスで山崎勇喜選手失格(救済措置も不適用)

2007-09-09 | 人生の目的



競歩山崎“失格”!競技員が誘導ミス(スポーツニッポン) - goo ニュース

2007年09月01日【世界陸上】「ぼくはゴールしたんですか」 山崎勇喜、係員の誘導ミスで失格に …男子50キロ競歩

 

男子50キロ競歩で、8位争いをしていた

日本記録保持者の山崎勇喜さんが

係員の誘導ミスのために失格になってしまいました!

ゴールした時、山崎はカメラマンに向かって

「ぼくはゴールしたんですか」とひと言いって倒れたそうです。。

  

しかも救済措置も不適用となったようです。。。

山崎の特例内定は見送り=世界選手権競歩の誘導ミスで-日本陸連 (時事通信) - goo ニュース

50キロの努力、のみならず、この大会にむけての努力が

水の泡に。。。


何とも大問題です!

それにしても、人生またしかり、幸せへと導いてくれると

思っていた人が、とんでもない方向に引っ張っていたり、

検討違いの方に、導かれていたりすることはあるもの。


特に、臨終に、価値観は180度変わるともいわれています。

最後の最後で、ゴールを間違えたら、それまでの苦労も

報われないですよね。。。

よくよく考えねばなりません。


以下、ブログの記事からです☆

元記事はコチラ


<世界陸上:男子50キロ競歩>◇8日目◇1日◇

長居陸上競技場発着

日本記録保持者の山崎勇喜(23=長谷川体育施設)が、

まさかの誘導ミスで棄権となった。

ゴールまで5キロを切り、あとわずかとなったところで、

誘導係員に誤って競技場内に誘導されて、そのまま「ゴール」。

周回コースをあと1周する必要があったが、そのまま

倒れこみ、もう歩く気力は残っていなかった。

山崎はこの時点で自動的に北京五輪代表に

決まる入賞圏内の8位を争っており、運営側の大失態となった。

http://www.nikkansports.com/sports/athletics/2007/f-sp-tp0-20070901-249738.html

動画:山崎勇喜 誘導ミス棄権/世界陸上男子50km競歩

http://www.youtube.com/watch?v=9Joq70JAG9o&eurl=about%3Ablank

山崎勇喜 誘導ミス棄権/世界陸上男子50km競歩


72 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2007/09/01(土) 11:25:45 ID:+IneT0Rm0

○詳細
・序盤から30キロくらいまではトップ争いで首位にたつこともあり
・その後若干遅れるも、入賞も狙える8位前後を競歩
・残り周回1周、競技場に戻る道の近くで山崎の後ろを走るランナーが山崎を追い抜く
・山崎を追い抜いたランナーは山崎の周回遅れと勘違いされ、係員スルー
・係員は山崎をラスト周回と勘違いし、3人がかりで道を封鎖し競技場内へ誘導
・誘導され、もう競技場内へ入りかけのとこで間違いに気づいた係員が走って山崎のほうへ
・しかし、なぜか係員は山崎を止めずそのまま山崎はトラックへ
・満場の拍手の中、山崎偽8位でゴール(しかし1周足りないため棄権扱い)
・ゴール後、グロッキー状態の山崎のもとへ係員が状況を伝える
・山崎、担架で搬送

・しかもそのまま8位入賞ならオリンピック内定だった

五輪目前の悲劇! 競歩の山崎、誘導ミスで棄権 世界陸上
前回8位に続く日本選手初の連続入賞を視界にとらえ、
北京五輪切符も目前にしていた。
予想もしないトラブルに巻き込まれコース離脱による失格という結果に、
担架で運ばれる表情には無念さがにじんだ。

ゴールした時、山崎はカメラマンに向かって

「ぼくはゴールしたんですか」とひと言いって倒れたという。(抜粋)


誤誘導の競歩山崎に救済措置不適用(日刊スポーツ) - goo ニュース

誤誘導の競歩山崎に救済措置不適用

 日本陸連の沢木啓祐専務理事(63)は6日、
 陸上の大阪世界選手権で、誘導ミスにより途中棄権となった
 男子50キロ競歩の山崎勇喜(23=長谷川体育施設)について、
 北京五輪代表とする救済措置は適用しない方針を明らかにした。

 山崎は五輪選考基準となる8位入賞ラインを争っていたが、
 周回確認していた競技役員の勘違いで、
 1周早く競技場へ誘導され、そのまま“ゴール”。
 競技運営側が起こした前代未聞の大失態に競技終了後、
 同専務理事はマラソン以外の種目で入賞した日本人最上位者を
 来年の北京五輪代表とする選考基準を事実上満たしたとして、
 山崎に救済措置を取る可能性を示唆していた。

 しかしこの日、「結果としてレースが成立しなかった。
 ルールの解釈を検証し(高野進)強化委員長と話した結果、
 今回は見送ることになった」と話した。
 
 今後の理事会で異論が出れば、再考する余地はあるという。
 山崎は、代表選考レースとなる来年4月の日本選手権で
 五輪切符を目指す。


山崎“失格”の原因は聞き間違い(スポーツニッポン) - goo ニュース
世界陸上で誘導ミス 競歩・山崎選手「棄権」 北京へ救済検討(産経新聞) - goo ニュース

人質19人全員解放で合意、韓国軍年内撤退が条件(武力紛争による死者よりも自殺者のほうが多い)

2007-08-30 | 人生の目的


人質19人全員解放で合意、韓国軍年内撤退が条件

とりあえず、よかったです☆

 

以下、記事です。


 韓国大統領府の千皓宣(チョン・ホソン)報道官は28日夜、アフガニスタンの武装勢力タリバーンによる韓国人拉致事件について、アフガンに駐屯する韓国軍の年内撤退とアフガン内でのキリスト教宣教中止を条件に19人の人質全員の解放で合意した、と発表した。解放までは数日かかる見通しという。

 千報道官によれば、この日1時間半ほど、韓国側がタリバーン側と直接交渉を実施した結果、合意に達した。韓国政府として、「今回の合意を滞りなく履行し、(人質が)一日も早く家族のもとに安全に帰ることができるよう、すべての措置を取る」と明言した。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領も合意を受け、「滞りなく、最後までやり遂げるように」と指示した。

 19人の解放については「少し時間がかかる。具体的な手続きに関する合意が必要だ」とした。解放された場合、ただちに健康診断を実施し、可能な限り早く韓国への帰国手続きを取るとした。韓国政府は19人のうち、12人については直接電話で安全を確認している。

 一方、タリバーン側が固執していたタリバーン収監者の釈放など他の条件については「議論していない」と否定。タリバーン側が「誠意をもって協議したことを評価したのだろう。多くの人質を抱えることが負担だったのではないか」とした。

 しかし、韓国政府はすでに韓国軍のアフガンからの年内撤退を決定している。さらに今月1日、アフガニスタンを「旅行禁止国」に指定することを決定しており、宣教活動は事実上不可能な状態になっていた。このため、韓国側が新たな譲歩をしたとは言い難く、タリバーン側が譲歩した背景に注目が集まりそうだ。千報道官は具体的な交渉経過については説明を避けた。

人質19人全員解放で合意、韓国軍年内撤退が条件(朝日新聞) - goo ニュース
全員解放で合意と韓国政府 アフガンの韓国人拉致事件(共同通信) - goo ニュース

  

以下は以前の記事です☆

「誕生」という中島みゆきさんの曲、大好きなのです。
実際に聴いてほしい一曲です。

Today's music

強気で強気で
生きてる人ほど
些細な寂しさで
つまずくものよ

Remember
生まれた時
だれでも
言われたはず
耳をすまして
思い出して
最初に聞いた
Welcome

Remember
けれどもしも
思い出せないなら
わたし いつでも
あなたに言う
生まれてくれて 
Welcome

 「誕生」中島みゆき

ブログテンプレート




  強気で強気で生きてる人ほど
  些細な寂しさでつまずくものよ

みんなの前では元気にしてても、
フトしたことで、

「私、なんで生まれて来たんだろう」
「生まれてこなければよかった」
「私がいるだけ、みんなに迷惑」

と思ってしまうこともあるかもしれません。
それだけ、いろんな悲しみや苦しみがあふれています。

世界レベルでいうと

「世界の5人に1人は、1日1ドル未満で生活している」
「地雷によって、毎時間1人は死傷している」
「英国の15歳の半数はドラッグ体験済み」
「自動車は毎分2人を殺している」
「世界の7人に1人が飢えている」
「世界の人口の70%以上は電話を使ったことがない」
「世界には今も、2700万人の奴隷がいる」
「世界で3人に1人は戦時下で暮らしている」

「四方八方眺むれど唯愁嘆の声のみぞ聞く」
とは今から1300年前の善導大師の言葉ですが、
今もなお変わりはありません。

そして、日本をはじめとした先進国といわれる国々は
恵まれているな~と思われるでしょう。
確かに恵まれています。
でも、現実は

(経済的に)富める国の人も、貧しい国の人も
それぞれの苦しみをかかえて生きています。

「武力紛争による死者よりも自殺者のほうが多い」

という統計もあります。

アメリカでは、他殺よりも自殺のほうが多く、
殺人によって亡くなる人の1.7倍の人が自ら生命を絶っている
そうです。
また、この45年間で、世界の自殺率は60%も上昇したのです。

世界保健機関(WHO)によれば、
2000年には100万人が自殺。
未遂者はその10倍から20倍といわれています。

自殺は世界の15歳から34歳までの死因の3番目になっています。

「異邦人」で有名な、アルベール・カミュは

「本当に深刻な哲学的問題は一つしかない
 それは自殺である」
 
といいました。

そして、これは単に「そんなかわいそうな人を助けなければ!」だけでは
終わらないかも知れません。
潜在的自殺願望の人も多くありますが、
昨年まで幸せの絶頂、いや、昨日まで幸せにあふれていた人が
突然の不幸で、今日自殺することだって珍しいことではないのです。

人生に目的を見出せず、挫折したり、不幸な境遇にあうと
生き続けることが出来なくなってしまうのかもしれません。

自分だけはそうならないと言い切れるでしょうか?
どんな境遇がやってきても「苦しくても生きるのはこの為だ!」
というものを持っているでしょうか?  

自分自身も周りの人も、いよいよ追い込まれて、初めて生きる目的を
探すのでは遅いと思うのです。

すぐに見つからねば、耐え切れず自殺してしまうからです。

「生きる目的って、そこまで考えなくても」と思っておられる方、
肉低的も精神的にも元気な時に考えて欲しいのです。


もし、自分自身が、生きる目的を持たねば、自分の自殺も、友人の自殺も
とめることは難しいと思います。

そして、人生は素晴らしい!と心から感じることも、
人生の一瞬一瞬がかけがえのない素晴らしい価値を持っているんだよ!
と言うことも出来ないのではないでしょうか?    

人生の目的がハッキリした人は心からいえます。

 生まれてくれて Welcome!って。
 
タリバン、韓国人人質12人解放=拉致から40日、解決へ-アフガン (時事通信) - goo ニュース
 
 

 


2006年度大学入試出題No.1の本はどんな本?

2007-08-23 | 人生の目的



2006年度大学入試出題No.1の本はどんな本だと

思いますか?

答えは文化人類学の上田 紀行(うえだ のりゆき)の

「生きる意味」という本です。

  

30大学以上に出題され、出題率第1位となったそうです。

残念ながらこの本で「人生の意味」の答えが分かる訳では

ありませんが、問題定義は素晴らしいと思いました。

同時に教育界で「生きる意味」が一番のテーマとなっていると

いってもいいのだなと感じました。

しかし、現実はどうでしょう?

大学生が人生について考えるのが「よし」とされる風潮は

どれだけあるでしょうか?

「暗い」「あぶない」「そのうち宗教にはまるぞ」的に

見る人が多いのではないでしょうか?

それより「今日を楽しく、明日を明るく」という、

せつな的な生き方が主流に感じます。

浅い人生観

甘い人生観

が横行してはいないでしょうか?


この本の「はじめに」には次のように書かれています。

・・・・・・・・・・・・・

私たちがいま直面しているのは「生きる意味の不況」である。

一部屋に一台テレビがあるような暮らし。

一家に一台も二台も車があるような暮らし。

それはこの地球上で一握りの人たちにのみ許された豊かさである。

しかしその中で私たちは生きることの空しさを感じている。

自分がいまここに生きている意味が分からない。

自分など別にいなくてもいいのではないか。

自分が自分でなくてもいいのではないか。

(中略)

経済的不況が危機の原因だという人は多い。

しかし、私たちの多くは既に気づいている。

景気が回復すればすべてが解決するのだろうか。

問題の本質はもと深いところにあるのではないか。

私たちをこれまで支えてきた確かなものがいまや崩壊しつつ

あるのではないか。

・・・・・・・・・・・・・・・

そして、本文の最初には次のようにあります。

・・・・・・・・・・・・・・・


いま私たちの社会を襲っている問題の本質とは何なのだとうか。

それは「生きる意味」が見えないということだ。

いま日本社会のいたるところで起こっているのは、

「生きる意味」の雪崩のような崩壊である。

何故自分が生きているのかが分からない。

生きることの豊かさ、何が幸せなのかが分からない。

その「崩壊」がまず目に見える形で現れているのが若者の危機

である。

若者だから「夢」がある。

若者だから「生きる活力」に満ちているといったイメージは

既に過去のものとなった。

いつも疲れている。

何故生きているのかが分からない。

そういった若者がむしろ標準となりつつあるのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

本の紹介には次のようにありました。

経済的不況よりもはるかに深刻な「生きる意味の不況」の中で、
「本当に欲しいもの」がわからない「空しさ」に苦しむ私たち。
時には命をも奪うほどのこの苦しみはどこから来るのか?
苦悩をむしろバネとして未来へ向かうために、
いま出来ることは何か?
生きることへの素直な欲求を肯定し合える社会づくりへ、熱い提言の書。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「なぜ生きる」というベストセラーであり、ロングセラーの

本の「はじめに」には、次のように書かれています。

  
 ※この本についてはコチラ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ママ パパへ
 わたしは いきていてもいみのない人げんです。
 わたしがいきていても みんながこまるだけです。
 ママパパ長いあいだおせわになりました。
 なにもいわず わたしをしなせてください。
 わたしはじごくでみんなのことをみまもっています」

 小学校二年の女の子の遺書である。
 自殺の増加と低年齢化に、世のなか戸惑っている。
 科学や医学などは急進したが、
 人類の闇はますます深まっているといえよう。
「強く生きよ」と励ます本が相次いでベストセラーになっているが、
「生きていても意味のない人間」と言われて、
どんな説得が用意されているのだろうか。
「生きよ生きよ」と連呼されても、
「人生は食て寝て起きてクソたれて子は親となる子は親となる」
「世の中の娘が嫁と花咲いてカカアとしぼんで婆と散りゆく」
禅僧・一休に人生の裸形を露出されると、むなしくこだまするだけである。

 戦争、殺人、自殺、暴力、虐待などは、「生きる意味があるのか」
 「苦しくとも、生きねばならぬ理由は何か」必死に求めても知り得ぬ、
 深い闇へのいらだちが、生み出す悲劇とは言えないだろうか。
 たとえば少年法を改正しても、
 罪の意識のない少年にどれだけの効果を期待しうるか、
 と懸念されるように、
 これら諸問題の根底にある「生命の尊厳」「人生の目的」が
 鮮明にされないかぎり、どんな対策も水面に描いた絵に終わるであろう。
「人生に目的はあるのか、ないのか」
「生きる意味は何なのか」
 人類は今も、この深い闇の中にある。

・・・・・・・・・・・・・

最も大切なテーマだと思います☆

99.9%は仮説(科学は手段)

2007-08-01 | 人生の目的




昨年2月、光文社から出版された、竹内薫氏「99.9%は仮説」

が、16刷となり、(記事はコチラ

中国語版も出たようです。

  

 

まだ記事にしていなかったので、今日は、この内容から☆


 
 竹内薫(たけうち かおる、1960年-)
 
 サイエンスライター。
 東京都出身。横浜市在住。
 湯川薫名義で小説も書く。
 愛猫家として知られている。
 妻はヨガインストラクターの藤井かおり。
 オフィス・トゥー・ワンに所属。
 妹は翻訳・文筆家の竹内さなみ。


 ● 経歴
 筑波大学附属高等学校卒業
 1983年 東京大学教養学部教養学科卒業(科学史・科学哲学専攻)
 1985年 東京大学理学部物理学科卒業
 1992年 マギル大学大学院博士課程修了 理学博士(Ph.D.)(高エネルギー物理学専攻)


 ● 主要な著書

 『頭がよみがえる算数練習帳』 筑摩書房
 『99.9%は仮説 思い込みで判断しないための考え方』 光文社

 ●テレビ出演
  たけしのコマネチ大学数学科 番組特別顧問 (フジテレビ)
  NEWS ZERO 火曜日担当キャスター (日本テレビ)

   (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

99.9%は仮説」には、どういうことが書かれてあるか。

33ページ目に端的に書かれています。、


「科学は絶対的なものごとの基準ではありません。

 あくまでも、ひとつの見方にすぎないのです。

 よく『科学的根拠』がないものは無視されたり

 しますが、それはまったくナンセンスです。

 なぜなら、科学はぜんぶ『仮説にすぎない』からです」



いろんな例が出ていますが、個人的には、ガリレオの話が

面白かったです♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「天文学の父」ガリレオ・ガリレイ。



彼は望遠鏡を最も早くからとりいれたひとりでした。

そんなガリレオの逸話が次のように紹介されています。


1608年、オランダで望遠鏡が発明され、さっそく

試行錯誤のうえに自作の望遠鏡を作り、天体観測を

行いました。

さて、1610年の4月のこと。

ガリレオはイタリアのボローニャに24人もの大学教授を

集めて、自作の望遠鏡を披露しました。

(こいつら、俺様の大発見にビックリ仰天するにちがいないゾ)

期待にワクワクしながら、ガリレオは、まず彼らに望遠鏡で

地上の様子をみてもらいました。

すると、どうでしょう。

望遠鏡を覗きこむと、山や森や建築物など、はるか遠くに

あるものがドーンと眼の前に映し出されます。

「これはすごい!」

と教授たちはその迫力に驚き、ガリレオを称賛しました。

当時、イタリアでは、だれもまだ望遠鏡をみたことがなかった

のです。

しかし、話はこれで終わりません。

つぎに、ガリレオは教授たちに望遠鏡で天体をみせたのです。

すると、どうでしょう。

それまではボンヤリとした光る点にすぎなかった夜空の

星々が拡大され、月のクレーターまでもがはっきりみえたのです。

教授たちはまたしても驚きました。

そして、口々にこういったのです。

「こんなのデタラメだ!」

教授たちのなかには、当代きっての天文学者ケプラーの弟子、

ホーキーもいました。

彼はつぎのように語っています。

「それ(望遠鏡)は、下界においては見事に働くが、

 天上にあってはわれわれを欺く」
 
つまり、ガリレオの望遠鏡は地上をみる分には問題なく作動

するが、天に向けるとうまく働かない代物だ、と文句を

つけているのです。

(なぜだ!なぜ、こいつらは俺様の大発見を否定するのだ?

 自分たちの目でみているのに!)
 
 
どうして突然、彼らはデタラメだといいだしたのでしょうか?

当時、天上界というのは完全な法則に支配された完璧な世界

だと思われていました。

つまり、神が棲む世界です。


そこでは、すべてのものが規則的に動き、美しく、統一ある

姿をしています。

ですから、月に凸凹(クレーター)などあるはずがないんです。

凸凹というのは不完全ということですから。

星の表面は、キレイにのっぺらぼうじゃないといけなかった

わけです。

それなのに、望遠鏡でみると、ぜんぜんのっぺらぼうじゃない!

(中略)

教授たちの頭のなかには、その当時の人々が抱いていた天体の

「本当の姿」みたいなのがあって、それとちがうものがみえて

しまう。

だから、態度を豹変させて、

「この望遠鏡はおかしい、デタラメにちがいない!」と騒ぎ

だしたわけです。

(中略)

けっきょく、教授たちがだした答えは、地上はいいけど天上は

ダメ(笑)

(中略)

望遠鏡の客観的な性能よりも、自分の頭のなかにある主観的な

思いこみのほうが勝つんです。

その時代やその社会に浸透している常識のまえでは、大学教授

といえども目が曇ってしまうわけです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結局、科学も人間が扱うものであり、どうしても主観が入って

しまうわけですね。

そもそも、科学は「観察」「実験」「計算」「推理」

正しいならば、という前提つきですものね。

さらに、次のような文章が出てきます☆

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「常識は仮説にすぎないのです」

「われわれの世界観は、われわれが親から教わること、

 われわれが学校で教わること、そういったものは、すべて仮説に

 すぎません。

 常に常識を疑う癖をつけて、アタマのなかにある仮説の群れを

 意識するようになれば、それは『頭が柔らかい』ということなのです」

「とにかく常識を疑え!」

「世の中に100%の客観などありえないのです。

 少し哲学的になりますが、客観とは、ある意味で主観の寄せ集め

 なんです。

 ●わたしの頭のなかは仮説だらけ

 ●あなたの頭のなかも仮説だらけ

 この二点を理解することから、科学の第一歩ははじまるのです」


「『すべては仮説にはじまり、仮説におわる』というわたしの科学的な主張は

 はたして反証可能でしょうか?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「科学的なら全て完全なる証明が出来る」と考えている

自称科学青年は、もっとこの本を読んで勉強しなければならないって

ことですね☆


もちろん、振り子がふれすぎて、「科学は間違い」と思ってもらっては

困ります。

科学の研究結果は大いに参考にすべきです。

大変な研究成果をあげているのも事実です。

「科学絶対主義」がダメなのです。

別の視点からいえば、科学は手段であり、目的ではないという

ことです。

最後は有名なアインシュタインの言葉でしめくくりましょう。

  

「宗教なき科学は不具であり、科学なき宗教は盲目である」
「Science without religion is lame,
 religion without science is blind」

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