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幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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10月2日は浜崎あゆみさんの誕生日(この地球(ほし)に生まれついた日 )

2007-10-03 | 無常
10月2日は浜崎あゆみさんの誕生日でした☆ 

誕生について、浜崎あゆみさん自身が次のように

歌っています。

この地球(ほし)に生まれついた日
きっと何だか嬉しくて
きっと何だか切なくて
僕達は泣いていたんだ

こんな時代(とき)に生まれついたよ
だけど何とか進んでって
だから何とかここに立って
僕達は今日を送ってる

(evolution)

 全歌詞はコチラ


そして、幸せもとめていきていく私たちを旅人に例えていますね。

たちは幸せになるためこの旅路をゆく 
だれもみな愛もとめさ迷う旅人なんだろう

(Voyage)

浜崎あゆみさんの歌には「無常観」が漂っている、と評されて
いるようです。

「幸せ」についての歌詞も、切なげなもの「無常なるもの」
を感じます。

  


以下、そんな歌詞をひろってみました。。。


居場所がなかった 見つからなかった
未来には期待出来るのか分からずに
人を信じる事って いつか裏切られ
はねつけられる事と同じと思っていたよ
あの頃そんな力どこにもなかった
きっと色んなこと知り過ぎてた
一人きりで生まれて 一人きりで生きて行く
きっとそんな毎日が当たり前と思ってた」

 (A Song for XX)


夢に見た幸せは つかむまでが一番いい
手に入れてしまえば今度は 失う怖さ襲うから

 (For My Dear...)
 
 
幸せは口にすれば ほら指のすき間
こぼれ落ちてゆく 形ないもの

 (Far away)


僕らはきっと幸せになるために
生まれてきたんだって
思う日があってもいいんだよね

 (immature)


本当に大切なもの以外
全て捨ててしまえたら
いいのにね
現実はただ残酷で

人間(ひと)は皆悲しいかな
忘れゆく 生き物だけど

  (Dearest)


涙がこぼれ落ちないように
滲んだ空を見上げているよ

人はどうして想いの
ままに生きられないの

泣けない弱い心も
泣かない強さもいらない

  (HANABI)

 

私の唇がひとつ 嘘をついた
それは些細な理由からで
誰の為でもなく
ただ愚かな自分を
守る為だったんだろう
気が付いた頃には数え切れぬ嘘に
囲まれて動けなくなってた なすすべもなく

    (walking proud )


時々自分に問いかける
どこまで行けば辿り著くの

    (Free & Easy)


例えばひとりきりで
何も見えなくなったとして
例えばそれでもまだ
前に進もうとするのなら

例えば信じるもの
何ひとつなくなったとして
例えばそこにはただ
絶望だけが残ったなら

   (Endless sorrow)


いつか生まれる前からきっと
変わらないモノ探し続けては
見つけて失って時に
人をキズつけた夜もあった

(NEVER EVER)

確かにひとつの時代が終わるのを 僕はこの目で見たよ
だけど次が自分の番だって事は 知りたくなかったんだ

 (Duty)


決して目には映らない 形のないものを
信じてみる事は
とても恐くもあるけれど それが出来るのなら
素晴しい事ね

   (Abouy You)
      


こういう歌詞は、心に響くものがあります。。。。。。
       

明暗 夏目漱石

2007-08-13 | 無常





『明暗』

夏目漱石が最後に書いた、未完の大作です☆

  夏目漱石(1867~1916)の長編小説。
  大正5年(1916)5月26日から12月14日まで、
  東京・大阪の『朝日新聞』に連載されたが、
  作者の死により未完。翌年1月、岩波書店刊。

  自惚と嫉妬の虚飾に満ちた津田と
  その妻お延(のぶ)とのエゴイスチックな現実生活を
  精密な心理解剖を通して描いた力作。



最初の方に、以下のような文章が書かれてあります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「この肉体は何時どんな変に会わないとも限らない。

 それどころか、今現にどんな変がこの肉体のうちに

 起こりつつあるかも知れない。

 そうして自分は全く知らずにいる。

 恐ろしい事だ」

ここまで働いて来た彼の頭はそこで留まる事が出来なかった。

どっと後ろから突き落とすような勢いで、彼を前の方に

押しやった。

突然、彼は心のうちで叫んだ。

「精神界も同じ事だ。精神界も全く同じ事だ。

 何時どう変わるか分からない。
 
 そうしてその変わるところを己は見たのだ」
 
彼は思わず唇を固く結んで、あたかも自尊心を傷つけられた

人のような眼を彼の周囲に向けた。

けれども彼の心のうちに何事が起こりつつあるかをまるで

知らない車中の乗客は、彼の眼遣いに対して少しの注意も

払わなかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「諸行無常」

肉体も心も、いつどう変わるかわからない不安定な存在。

しかし、その本質に気づく人は少ない。

気づいた人があっても、その回りは、何事もないように、

営まれていきます。

主人公、津田は、病の苦と、女性の心変わりから、

上のような心持ちになったのでしょうが、

こういった変化はまだ分かりやすい例であり、

実際は、もっと分かりにくい形で、変化がおきているし、

当然表面化する。

それは、例外的ではなく、全ての人に起こることを

知っておかねばならないでしょう。

作詞家で作家の阿久悠さん死去~時の過ぎゆくままに

2007-08-03 | 無常


訃報 作詞家で作家の阿久悠さん死去 70歳

 阿久悠(あく・ゆう)さんがなくなりました。

 数々の作詞を手がけて、心に残る歌をたくさん

 残してくれました。 

たくさんの素晴らしい詞を残してくださいましたが、

其の中で、今日は

沢田研二の「時の過ぎゆくままに」の歌詞を紹介します。

時の過ぎゆくままに

作詞 阿久悠
作曲 大野克夫
歌  沢田研二


あなたは すっかり
つかれてしまい
生きてることさえ
いやだと泣いた
こわれたピアノで
想い出の歌
片手でひいては
ためいきついた

時の過ぎゆくままに
この身をまかせ
男と女がただよいながら
墜ちてゆくのも
しあわせだよと
二人つめたい からだ合わせる

歌詞全文はコチラ

交通事故でなくなる人は、今年は年間6千ペースですが、

自殺は、3万人を下回ることが何年もありません。

「あなたは すっかり
 つかれてしまい
 生きてることさえ
 いやだと泣いた」


みな、心の寂しさに泣いているのでしょうが、

そのこころの闇を埋めるのは、果たして男と女なのでしょうか?

「時の過ぎゆくままに
 この身をまかせ
 男と女がただよいながら」
 
出口のない迷路にいることを自覚するのが

あまりに辛いので、時のすぎゆくままに

身をまかせる形をとるしかない。

しかし、そこに苦悩の解決があるわけではないようです。

「墜ちてゆくのも
 しあわせだよと
 二人つめたい からだ合わせる」

言葉では「しあわせ」とありますが、ただつめたい身体を

よせあうだけで、心からの「しあわせ」とはほど遠い

感じを受けます。

大人の苦悩をしみじみと描いた詞を切々と沢田研二が

歌う名曲ですね。。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下は、ニュースの記事からです。

( 元記事はコチラ

 「また逢う日まで」「北の宿から」「UFO」など、日本人の心に
 残る大衆音楽の詞を書き続けた作詞家で作家の阿久悠
 (あく・ゆう、本名・深田公之=ふかだ・ひろゆき)さんが、
 1日午前5時29分、尿管がんのため東京都内の病院で死去した。
 70歳。葬儀は近親者で行い、後日、送る会を開く予定。
 喪主は妻雄子(ゆうこ)さん。
 明治大文学部卒業後、広告代理店に勤務。64年からフリーとなり、
 放送作家や作詞の仕事を始めた。作詞は65年のスパイダースのB面が
 最初のレコードで、67年モップスの「朝まで待てない」が
 本格デビューとなる。

  日本レコード大賞に
 
 「また逢う日まで」
 「北の宿から」
 「勝手にしやがれ」
 「UFO」
 「雨の慕情」の5作、ほかにも
 

 「ピンポンパン体操」「熱き心に」
 など、多くの受賞を数えた。オリコンによると、
 
 レコード類の総売上枚数は6818万枚で歴代1位、
 
 22曲がシングル1位を獲得した。
 
(○売り上げの記録などはコチラのオリコンブログ)


 また、高校野球センバツ大会歌「今ありて」を作詞し、
 93年からは毎日スポーツ人賞選考委員を務めていた。
 ジャンルや年齢を超えたリスナーの幅広さと時代を見抜く
 感覚の鋭さから、日本大衆歌謡史を代表する作詞家となった。

 著作活動も活発で、自身の体験を基にした敗戦直後の故郷・淡路島で
 野球に打ち込む少年たちを描いた「瀬戸内少年野球団」(79年)は
 直木賞候補となり、映画化された。
 
 82年には「殺人狂時代 ユリエ」で横溝正史賞を受賞した。
 近年は、成熟した視野の広い大人の文化に価値を置き、「昭和」という
 言葉にその文化を象徴させた作品を、現代への警鐘を込めて書き続けた。
 最近作は先月25日発売のペギー葉山の「神様がくれた愛のみち」。
 97年、30年にわたる作詞活動で菊池寛賞を受賞した。99年紫綬褒章。
 
 ◆阿久悠さんの代表曲◆

69年 白いサンゴ礁
70年 白い蝶のサンバ、笑って許して、ざんげの値打ちもない
71年 また逢う日まで
72年 京都から博多まで、あの鐘を鳴らすのはあなた、どうにもとまらない、せんせい、恋唄
73年 ジョニーへの伝言、絹の靴下、街の灯り、個人授業
74年 宇宙戦艦ヤマト
75年 ロマンス、時の過ぎゆくままに、北の宿から
76年 青春時代、ペッパー警部、津軽海峡・冬景色

77年 勝手にしやがれ、UFO
78年 林檎殺人事件、たそがれマイラブ
79年 舟唄
80年 雨の慕情
81年 もしもピアノが弾けたなら
82年 居酒屋
84年 北の蛍
85年 熱き心に
86年 時代おくれ
87年 追憶
92年 三都物語
95年 美し都(うましみやこ)~がんばろやWe Love KOBE~
06年 バラ色の未来

 ◇球児への思い、歴史に残る歌詞に刻み
 高校野球を愛した作詞家、阿久悠さんが1日、亡くなった。
 選抜大会の大会歌「今ありて」を作詞したのは93年の第65回大会。
 高校野球の試合をすべてテレビ観戦すると言っていた阿久さんは、
 球児への思いを歴史に残る歌詞に刻んだ。
 
 「今ありて」のタイトルは阿久さんが考えた。
 当時のインタビューにこう答えている。
 「僕らは『明日のために』とか『明日を生きる』という言葉に、
 ずいぶん自分をだましてきた。
 本当は、すべて『今日』なり、『今』なりの永久的な積み重ねなんで、
 甲子園で試合をする子たちにとっては、1時間50分の『今』でしかあり得ない」
 作曲を担当した谷村新司さんは、歌詞の中に「ああ甲子園」、
 特に「ああ」というフレーズをぜひ入れてほしいと望んでいたという。
 思いが一致したのか、出来上がった歌詞には見事に「ああ甲子園」が
 あった。
 驚き、感動、落胆。阿久さんは高校野球の感情を「ああ」の2文字に込めた。
 「(野球は)僕のころは、どこか宗教的だった。ボール1個あれば成立するんです」
 2人だけのキャッチボール。3人ならだれかが打つ。
 4人になれば三角ベース。
 1つの白球が「宗教」だった。
 その言葉は、恵まれた環境がなければ子どもが野球をしなくなった今、重く響く。
 8日からは夏の甲子園。歌詞にある「緑の山脈(やまなみ)」を背に、
 球児たちが大舞台の土を踏む。
 阿久さんは、未来の扉を開く彼らの純真なプレーを望んでいるはずだ。
 

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せんせいのおよめさん やさしいか

2007-01-27 | 無常




 せんせいのおよめさん
 やさしいか
 こわくないか
 キスしますか
 だんだんおよめさんになれたら
 こわくなるで
 きをつけや
 
 (ある児童の詩)

 
 
理屈抜きで面白いですよねー

子供の目は実にスルドイ!

さて、

「嬶」 

この字、読めますか?

答えは


「かかあ」

おしとやかだったお嫁さんが、子供を産むと

たくましくなり、

鼻高くなる

また、

鼻は顔の中心にあるように、

家の中心は「嬶」

さらに

「目について女房がやがて鼻につき」

とやら。

禅僧・一休に、

「世の中の
 娘が嫁と 花咲いて
 嬶としぼんで
 婆と散りゆく」


という面白い(?)歌があります。

いつまでも娘でいたいと思っても、止まることはできないですよね。

男性も呼び方が変わるだけで同じ。

すべての人は、抵抗できない力で、不可逆的にこのコースを進みます。

ちなみに最後、お婆さんでもとどまれないわけです。



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何も変わらないようでいて本当はすごいスピードで変わってしまう「黒いシミ」スガシカオ

2006-10-06 | 無常



今日はスガシカオの歌からです。

スガシカオは「黄金の月」からファンです。声がいいですよね~

黒いシミのように
ぼんやりとぼくらの心は
いつもくすんでいた
大切なことさえ
誰かに言われないと気づかない

去年と同じ ヒザのぬけたパチもののジーンズ
君が一人だけで 先に大人になってしまうのかな
たぶん 春の風とともに

ぼくらの毎日はすこしづつ 河の流れのように
何も変わらないようでいて本当はすごいスピードで
変わってしまう


・・・・・・・・・・・・・・・

心は「コロコロ」から名づけられたらしい。

確かに「盆の上のタマゴ」のようにコロコロよく

変わる、「女心と秋の空」とも「男心と秋の空」とも

いわれるように、すぐ変わってしまう。



方丈記の冒頭は有名です。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。

 よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、
 
 久しくとどまりたる例(ためし)なし。
 
 世の中にある。人とすみかと、また、かくの如し」
 

人の心も、人の住む世界も変わり通しの無常の世界ですね。


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