庭のアーチに仕立てたバラの枝を整理しようと脚立で登って見つけたのがこれです。小さなカエル(多分アマガエル)のミイラ!細い枝に刺してありますが、すっかり干からびてしまってカリカリになっていました。
NHKの番組で、この百舌のハヤニエの訳を説明していたところによると、百舌は満腹でも空腹でも目の前にエサとなるカエルやトカゲやバッタなどがいると、とにかく襲って捕まえてしまう習性があるらしいのです。
ところが百舌の足はか細く弱いので、ワシタカの類の様に足で押さえて嘴で引き裂くことができないため、まず獲物を細い枝などに刺すらしい!その上で空腹ならばすぐに食べる行動に入るが、満腹ならばそのまま時間を置くのだそうです。そして後で食べる場合とそのまま忘れてしまう場合があり、その忘れられた哀れな犠牲者が”ハヤニエ”として残るというのだそうです。
昔私の兄が籠で小鳥を飼っていて、軒先に吊るしておいたら首だけ無くなっていたのを思い出しました。当時百舌の仕業だと思って百舌を嫌な残忍な鳥と思っていたのですが、今思うと本当に百舌の力でそんなことが出来たのかどうか?怪しい気持ちになります。
この夏軒先にツバメが営巣して、ヒナが5匹誕生しました。何日かした後、巣は無残に壊され、ヒナは真下に3匹、庭に2匹落ちていました。玄関脇の茶の間に私がいた時の出来事で烏がくれば気がつくと思いますし、百舌は巣を壊す程の力は無いと思います。他に思い当たる犯人は”ムクドリ”がいます。ムクドリは他の鳥のヒナなども襲うと何かの記事で見たことがありました。
自然界の出来事としては、”ハヤニエ”もツバメのヒナが教われたことも決して異常ではなく、生きていくための戦いの結果なんだと理解はしていますが、それを目の当たりにするとどっちが良いとか悪いとか思うのは人間の気まぐれでしょうか?
最近庭に”キビタキ”がやってきます。この辺に住み着いたのか?決まったところから飛んできてしばらく楽しませてくれます。いま給餌台を作ろうかどうか悩んでいます。
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