マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

平城還都する?

2009年10月06日 08時53分35秒 | 古代史
サムライさんからも連絡があったように、平城京の復刻が進み、いよいよ大極殿が完成するそうである。以前訪れた時には朱雀門しかできていなかった。平城遷都1300年祭という大きな運動で、今後ますます平城京を中心とした古代の歴史に関心が集めることは私にとっても非常にうれしいことである。

さて、また宣伝になってしまうが、月刊日本の今月号に山浦氏が「この国」から「わが国」へという文章を寄稿している。実はこの文章の意味は「明治維新のときに祭祀王である陛下に、わが国の行政の中心たる江戸に行幸お願いし奉ったのである。・・・・明治維新よりすでに140年がすでに経過した。かくも永き行幸より、陛下も還幸なされる時期が近づいている。」という事が言いたかったのである。

東京を首都に定め、なおかつ明治天皇がそこへ行幸されたについては私のようなアナキに言わせれば、「徳川家の根城、江戸城を乗っ取ったことを天下に明らかにするため」に、喜んでお行きになったものと解釈していた。
ところが正統派右翼の主張は違うんだな、これはとんでもないことなんだ、栗原氏などは「南北朝の暴走政権でさえも神格天皇を政争の具に用いる何ぞは控えている・・」と明治政府の愚挙を諌めている。本気で怒っているのだ。恐いのだよ・・・・。

私のようなアナキーにとって都の場所などどこでも良いじゃんかと思うのだが、聞いてみるものだ。正統派右翼の考えは恐ろしいのだぞ。
彼ら正統派右翼はこの平成の時代、あるいは、次の代に平安もしくは平城へ還都(先ほど東京へ遷都したわけではなく、行幸しただけで、元に戻るのだから、還都である。との連絡があり、なるほどという事で、訂正します。)させようと狙っているようだ。私としてはそのほうが世の中がまとまるならそうしてくださいとしか言いようがない。
「神格天皇を政治に巻き込むでない。」、その主張はアナキの私も同感でありまして、国難が迫っている時にこそご活躍いただき、通常の下々の政治は雇われの政治家がすればいいのです。ここで意見は一致するわけです。