マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

律令制

2009年09月18日 06時23分05秒 | ひとりごと
さあ、民主党と官僚の戦いの火蓋が切られたが、脅威の縦割り社会に政治家が風穴を空けることが出来るか、毎日緊張し、かつ楽しみにニュースを注視しなければならない。
それにしても日本の官僚制度と言うのは平安時代から続いている律令制が基本である。つまり、天皇という象徴の下に藤原家が君臨し、家柄により各省庁を割り当てられている。簡単に言えば、シバちゃんが農水省、マヨちゃんは厚生省、パリちゃんは財務省・・・などのように。各個人は同族ではあるが利害が対立しかねない。そこで、各省庁はお互い独立し干渉しないことが不文律となる。いうまでもないが、藤原各家は該当する省庁の人事権を握り、その省庁の利権で生活をすることになる。
考えてみれば縦割りになるのが当たり前である。橋本龍太郎氏は行革と言って省庁の数を減らしたために命を失ったともいえる。日本の場合、触っていけないものは絶対に触ってはいけないのだ。
今でも日本は律令制のままで、これを止めさせようとすれば必ず死者がでる。要は人事権を握るものがその省庁を握るのである。
方法は簡単だ。人事権を完全に閣僚が握ることである。無理だろうけど・・・。
日本の支配構造は平安時代そのままと考えてもよい。つまり、荘園制のもと貴族と寺院は無税なのである。彼等のその特権を侵すものは総理大臣でも殺されるのである。