ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

W選挙

2010年05月24日 | 四方山話
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「市議会が間違っとるぞ。解散してもう一度出直せ、家業になってしまった議員は要らんと。わぁし自身で言うと、名古屋市長になると、年収2750万円もあるんですよ。で、4年ごとに退職金が4220万円、4220円じゃないんですよ、4220万円。世界中探したって知事や市長に退職金が出る国なんてどこにもない。これ日本だけなんですわ、実はこれ」
これは残念ながら江津市長の発言ではありません。名古屋市の河村市長の発言なのです。

緑雨というには少しばかり大荒れの昨日、任期満了に伴う、江津市長選、同市議会議員選が告示された。

この年になってもいい加減さが抜けきらない私は、生き方も選挙もいい加減。
特定の支持政党もこれといった人物もいないので、いつも相対評価なのだ。
「あの勢力の伸長は食い止めなければ、そのために微力ながら・・」ほとんどそれだけで投票してきた。
けれど地方のそれも自分の足元の選挙はそういうわけにはいかない。

でも人口3万にも満たない限界集落では 例え市長になっても 市会議員になってもやりがいがないだろうね。
多分立候補を思い立った時は誰でも「なにかでっかいことをやってやろうじゃないか」そういう願望が高じて誇大妄想的になるんだと思うのだけど、でもそういうある意味男のロマン的な考えもも、当選してしまうと のど元過ぎればなんとやらで、何しているんだか全然市民には伝わってこないのが現実なのだ。

どうやら市長は三期連続で無投票で当選が決まったらしい。(今回で4期目)
今朝の新聞によると、「無投票当選は多くの市民から信頼をいただいた表れ、人口減の中、若者の雇用確保や子育て支援、医療充実課題に向かい、市民、企業、行政が力を合わせ知恵を出したい。」とコメントしていたけど、おいおい それはあまりにも自己賛美しすぎじゃませんか?もうすこし謙虚な態度で江津市が如何によそ様からおいてけぼりを食っているか、ただ存在しているだけの知名度が薄い市であるか。三期も携わってきたのに人口減少や医師不足、企業誘致が進まなかった理由をきちんと市民に説明するのが先じゃないんでしょうかね。

2万そこそこの市に 市長や市議会議員って本当に必要なのだろうか?
自治会長のほうがよほど仕事をしていると思うけど、それもボランティアで。

文化の果つるこの地ーーー情報はあっても文化の育たないところ 立派な病院はあっても医者がいない、こんなところにに暮していれば、本気で市政を立て直そうなんて思う人なんていやしない。
私の経験から、文化の少ない 育たないところに住んでいると頭の中もぽやーんとして、生きている存在なんて考えない、どうでもよくなる。

市長選にしても、無投票ならなおさら信任投票をすればいい。
今までしてきた市政に対して市民の声を聞く、せめてこれくらいしてほしい。
こうすれば、(積極的な発言行為をしないが大多数である勢力のこと)というサイレント・マジョリティの実態をわかってもらえると思う。

そうは言っても多く望めない我が町の市長は 自治会長のなれの果てだと思っていると気が楽だ。
しかしそれにしては給料が高いなぁ・・

雲り 時々雨  午後晴れ 23℃