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乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

第17回 遊歩道づくり

2016年05月15日 | ボランティア作業



 とにかく天気に恵まれました。天気がいいとそれだけで気分がいいし、準備や片付けが楽だし、何より事故が発生するリスクが激減するのがありがたいです。反面、(秋の草刈りボランティアのように)悪天候の経験がないと、なんか「雨は降らない」という前提で準備しちゃうんですよね。それはリスクマネージメントとして問題です「せっかく市の皆さんに準備していただいたテントを使わず、骨折り損でした」ではなく、「使わなくてよかったですよねー」という評価をしなければいけないと思います。



 昨年秋の草刈りボランティアの参加者数が少し盛り返してよかったなあと思っていましたが、この遊歩道づくりも若干、参加者数が持ち直して、よかったと思いました。「街の駅に置いてあるチラシを見てきました」という方もいて、街の駅で展示を始めてよかったなと思いました。若い人、子どもたちにもっと来てもらいたいです。でも、今は超高齢化時代。そもそも若者や子どもは絶対数が少ないし、塾だのスポ少だの忙しいですからね・・・。



 さて、今回の遊歩道づくりについて、いくつかご報告しておきたいことがあります。

①今年もまた、(株)田丸・田丸グリーン基金から助成金をいただきました。大金なので、大勢の方にその証人になってもらいたく、始めのセレモニー終了後、皆さんの前で贈呈していただきました。2004年から毎年毎年いただいていますので、今年で13年目になります。本当にありがとうございます。



②やはりペットボトル茶の配布は必要だと思いました。春の遊歩道づくりにしても、秋の草刈りにしても、年々、「暖かく(暑く)」なっているような気がします。熱中症対策のためには水分補給が欠かせません。ましてや、天気のいい日ならなおさらです。



③新品のロープがグデにならないで済みました(「グデになる」は山梨の方言で、糸などが、こんがらがること)。巻いてある新品のロープをそのまま大きなビニール袋に入れて、そこから穴を開けて糸を出すようにしたのです。すごい生活の智恵だと思いました。



④いつにも増して、終了時刻が早かったです。11時にはもうほとんど作業は終了していました。それもそのはず。マニュアルには、一つの班を「上から小班」と「下から小班」の2手に分けて作業をすると効率的・・・とありますが、ツツジコースはスタッフが3人だったので、さらにもう一つ小班を増やして、計3箇所からロープ張りをスタートさせたんだそうです。やはりスタッフが多いと作業が早くなるんですね。皆さん、来年はぜひスタッフを引き受けてくださいね。



杭づくり

2013年08月25日 | ボランティア作業
どういうわけか,昨年と同じく雨の中の作業となってしまいました。朝,塩平に集合した5人で,杭の材料を取りにいきました。雨の中でしたが,代表世話人の宮原さんのリーダーシップのもと,ヘルメットをかぶって,安全に作業できました。

 取ってきた間伐材を軽トラに載せて,ロッジに行って,お弁当にしました。雨は降り続いています。どなたかが「スズメバチがいるね」とスズメバチが飛んでいることに気づきました。確かに飛んでいます。ハチの行き先を見ていたら,ロッジの屋根の下の木壁に開いた穴に入っていきました。ついでだから,倉庫前のコンクリートの上を掃除しました。


 午後からはさらに二人が合流。みんなで間伐材の皮をむきました。最後の方になると,握力がなくなってきました。皮をむいたら,片方の先をチェーンソーで宮原さんにとがらせてもらいました。
 今日,1日の作業で新しい杭を36本作ることができました。これらは,まだ十分乾いてないので,7月に大工の雨宮さんが作ってくださった専用の棚に置いておきました。倉庫の中には古い杭も入っているので,合計は97本となりました。
 途中、夢中で作業してしまったので、撮った写真はこれ1枚です。



6月の草刈り実験

2013年06月16日 | ボランティア作業
 本当に久しぶりのおしめりで,特に農家の皆さんにとっては恵みの雨だったに違いないのですが,イベントを企画した立場とすると,やっぱり「いい天気」のほうがよかったです。とはいえ,皆さんの段取りのよさによって,とてもスムーズに作業が進められました。

 前日午後,麻布大学の高槻先生と植原で乙女高原に行きました。調査前の植物の様子を記録しておくためです。方形枠は10m四方ですが,その中にさらに2m四方の枠を取り,その中で,面積を広げながら出現する植物種を記録していきました。普段見慣れている(と勘違いしている)花でも,葉っぱだけ,しかも,小さいとなると,なかなか種類が特定できませんでした。
 雨に降られましたが,作業は順調に進み,夕方前には終わりました。
 高槻先生はそのまま金峰山荘に泊まるので,送っていきました。本来なら,ぼくも一緒に泊まるか留まるかして,ゆっくりと話をしたかったのですが,このところの忙しさで,明日(実験本番)の準備がまったくできていません。泣く泣く金峰山荘を後にしました。

 一晩中雨。そして,当日朝も雨。それでもめげずに集まったのは,麻布大学4人,ファンクラブ4人の計8人でした。やはり昨晩の大雨注意報が利いたのだと思います。少数精鋭になってしまいました。
 雨だったので,ロッジをお借りし,室内で始めの会を行いました。そして,いよいよ雨の中に出かけていきました。作業はこのように進めました。


①5月の遊歩道づくりのときに杭は打ってありますが,まわりの草丈が大きくなり,目立たなくなってしまったので,園芸用支柱(緑の棒)を挿しました。

②刈り取り区については棒にロープを張って,刈り取る場所を明確にしました。


③6月区,6・9月区については,宮原さんに機械刈りをしていただきました。


④その際,各区中央部分は刈り残してもらい,麻布大学の高槻先生と加古さんで植物を調べ,いくつかの植物にはタグ(荷札)を付けました。


刈り取った後だと植物名が分からなくなってしまうので,刈り取り前にこの作業を行いました。


⑤タグを付け終わったら,タグが取れないように気をつけながら,手刈りで刈り残した部分を刈りました。


⑥ススキ選択刈り区については,ススキだけ手刈りしました。
⑦刈った草は集めて,大きくて丈夫な袋に詰め,成城学園生物部の小屋跡まで運びました。
⑧最後にロープをはずして,後始末をしました。

 今後の調査でどんな結果が出るのか,楽しみです。
 前日からこの調査実験に関わってくださった高槻先生はじめ,麻布大学野生動物学研究室の皆さんに感謝申し上げます。


乙女高原キャンプ Ⅰ 杭づくり

2012年08月18日 | ボランティア作業
午前中,ファンクラブの5人で,間伐によって生じた丸太を同じ長さに切って,運び出しました。
合計50本。汗をかきかき作業しました。
奇跡的に,ここまでの作業は雨に降られませんでした。

ところが,乙女高原に丸太を運び入れたところで,ものすごい雨に見舞われました。
午後からの杭づくり,大丈夫かなと心配になりましたが,始める時間のころには小降りになり,助かりました。


午後からの作業では,それら50本の丸太の端を尖らせ,皮を剥きました。
これには28人もの参加者があり,和気あいあいと作業を進めることができました。


看板の修理

2012年08月07日 | ボランティア作業
雨宮さんの発案で,根元が折れそうになっていた看板の修理をすることになりました。
ファンクラブのメンバーと山梨市役所観光課の職員の方で作業をしました。



ミニ重機で穴をあけ,このような柱を地中に埋めました。丸太を三角形に組んだ部分が地面の下に埋められる部分で,看板を支えます。




そのような柱を2本立て,それで看板を挟んで,看板を支えます。






できあがった看板と,それを確かめる雨宮さんです。