リーオーの話の続きです。なぜかキットの商品名は「リーオーカスタム」になっています。これについては過去の記事を読んでいただくと良いと思うのですが、結局なぜ「カスタム」が付いたのかはいまだに不明です。両肩にキャノンが付いた指揮官機ならともかく、素のリーオーなのに…。
昔作ったリーオーはこんな感じです。当時はラッカー系塗料や缶スプレーが使える製作環境でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/08/6db9d245ad309a69c6b57b596921fbd9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/24/3e0d6aa637ad6afe74a506fe9334005c.jpg)
キットのプロポーションは設定画と比べるとやや細いですが、劇中のヤラレメカとしての活躍を考えるとちょうど良い感じでしたので、大掛かりな改修はせずにディテールアップにとどめました。
・一体成型されている胸のロールバーを削り取り、1/100トールギスを「トールギスⅢ」で組めば不要パーツになるトールギスⅠ/Ⅱのシールド裏のグリップを加工して接着。
・成型の都合で省略されているヒザの丸4つを再現。スネ正面のマウントラッチを凸モールドから凹モールドに変更。
・接地性が悪いので、足の裏を斜めにカット。
・一体成型の肩アーマー・足首アーマーを別パーツに見えるように削り込み。
・手首を「Vガンダム武器セット」のモノに手の甲アーマーをプラ板で追加したモノと交換。Vガンダム武器セットの手首はリーオーにはちょっと小さいですが、しっかりしたモールドのカトキ指であるため使いました。
本体色の塗装は缶スプレーのダークグリーンです。劇中ではもっと薄いグリーンなのですが、缶スプレーではちょうど良い色が他に無かったもので…(汗)。今ならタミヤスプレーの「TS-78フィールドグレイ」が使えると思います(ノンシンナー環境下の筆者には無理ですが)。左肩の番号、右肩のマーキングには某MGキットのドライデカールを使っています。昔からのガンプラモデラーの方には何を使ったのかバレバレのマーキングですねぇ(汗)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/66/2d1222feea9a3b54a1a1d0da7daaecd8.jpg)
股間のバーニアや脚付け根にはジャンクパーツを貼ってディテールアップしたのですが、他の部分と比べるとアンバランスです(汗)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/b5/1ad30232a1b8cabfeaafe3ec0e6b703a.jpg)
一般的な武装である105㎜ライフルは銃口をピンバイスで開口、左手で持つグリップを削り込んで設定どおりの形状にしました。針金で作り直した方が早かったかも…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a2/739f1d9dafa83a4e4f5aa02993ed49e8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/27/a435fca00160fddd0df8e2484409542a.jpg)
頭部は省略されているディテールを彫り込みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/8e/a11322e8ae80cfe99fdd0bda2c77b2ea.jpg)
ライフルの構え方はカトキ氏のこだわりで、ザクのマシンガン両手持ちとは違うポーズになるように工夫されています。
背中の中央にある丸いパーツは、うつ伏せに倒れた状態で行動不能になった場合(胸正面のハッチが使えない)の非常用ハッチだそうです。第1話でゼクスが使用したリーオーにはこの部分に被せるようにパラシュートパックが装着されましたが、万が一の時にはコクピットがリーオー本体からパラシュートごと外れるようになっているのかもしれません。実に良く考えられたデザインだと思います。トールギスの長距離移動用のブースターに付く居住ブロックも、確かこの丸い部分に被さるように取り付けられていたと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/dc/a93c6dd06cef1ed08d1247d9b9682692.jpg)
なんだかんだいっていたら、本格的にまたリーオーを作りたくなってしまいました。今度作る時は設定画寄りの力強いプロポーションにしようと思っています。試しに写真の左半分を画像加工でいじってみました。肩球&肩アーマーを大型化(肩球はメリクリウス/ヴァイエイトのモノを流用。これに伴い肩関節軸の位置を変更)。上腕をひと回り太く。太ももを幅増しして太く…
あ、でもVガンダムの武器セットがまた必要になってしまう…(汗)。まだ売ってるかなぁ…。
昔作ったリーオーはこんな感じです。当時はラッカー系塗料や缶スプレーが使える製作環境でした。
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キットのプロポーションは設定画と比べるとやや細いですが、劇中のヤラレメカとしての活躍を考えるとちょうど良い感じでしたので、大掛かりな改修はせずにディテールアップにとどめました。
・一体成型されている胸のロールバーを削り取り、1/100トールギスを「トールギスⅢ」で組めば不要パーツになるトールギスⅠ/Ⅱのシールド裏のグリップを加工して接着。
・成型の都合で省略されているヒザの丸4つを再現。スネ正面のマウントラッチを凸モールドから凹モールドに変更。
・接地性が悪いので、足の裏を斜めにカット。
・一体成型の肩アーマー・足首アーマーを別パーツに見えるように削り込み。
・手首を「Vガンダム武器セット」のモノに手の甲アーマーをプラ板で追加したモノと交換。Vガンダム武器セットの手首はリーオーにはちょっと小さいですが、しっかりしたモールドのカトキ指であるため使いました。
本体色の塗装は缶スプレーのダークグリーンです。劇中ではもっと薄いグリーンなのですが、缶スプレーではちょうど良い色が他に無かったもので…(汗)。今ならタミヤスプレーの「TS-78フィールドグレイ」が使えると思います(ノンシンナー環境下の筆者には無理ですが)。左肩の番号、右肩のマーキングには某MGキットのドライデカールを使っています。昔からのガンプラモデラーの方には何を使ったのかバレバレのマーキングですねぇ(汗)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/66/2d1222feea9a3b54a1a1d0da7daaecd8.jpg)
股間のバーニアや脚付け根にはジャンクパーツを貼ってディテールアップしたのですが、他の部分と比べるとアンバランスです(汗)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/b5/1ad30232a1b8cabfeaafe3ec0e6b703a.jpg)
一般的な武装である105㎜ライフルは銃口をピンバイスで開口、左手で持つグリップを削り込んで設定どおりの形状にしました。針金で作り直した方が早かったかも…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a2/739f1d9dafa83a4e4f5aa02993ed49e8.jpg)
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頭部は省略されているディテールを彫り込みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/58/69c93c43886ba903d409cb21787b4e1a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/8e/a11322e8ae80cfe99fdd0bda2c77b2ea.jpg)
ライフルの構え方はカトキ氏のこだわりで、ザクのマシンガン両手持ちとは違うポーズになるように工夫されています。
背中の中央にある丸いパーツは、うつ伏せに倒れた状態で行動不能になった場合(胸正面のハッチが使えない)の非常用ハッチだそうです。第1話でゼクスが使用したリーオーにはこの部分に被せるようにパラシュートパックが装着されましたが、万が一の時にはコクピットがリーオー本体からパラシュートごと外れるようになっているのかもしれません。実に良く考えられたデザインだと思います。トールギスの長距離移動用のブースターに付く居住ブロックも、確かこの丸い部分に被さるように取り付けられていたと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/dc/a93c6dd06cef1ed08d1247d9b9682692.jpg)
なんだかんだいっていたら、本格的にまたリーオーを作りたくなってしまいました。今度作る時は設定画寄りの力強いプロポーションにしようと思っています。試しに写真の左半分を画像加工でいじってみました。肩球&肩アーマーを大型化(肩球はメリクリウス/ヴァイエイトのモノを流用。これに伴い肩関節軸の位置を変更)。上腕をひと回り太く。太ももを幅増しして太く…
あ、でもVガンダムの武器セットがまた必要になってしまう…(汗)。まだ売ってるかなぁ…。
話によると普通のプラキットよりも重めだとのことですが、どうなんでしょう?
それにしても、リーオーってこんなに無骨なスタイルだったんですね~。かめッチさんの製作技量によるものでしょうか^^ 本編見てた時は全然気づきませんでした^^;
これならHGでも出してくれれば…なんて思ってしまいます。HGで出てる量産型はEWのサーペントくらいしかありませんしね。
自分はガンダムWの頃は模型から遠ざかっていたので、簡易インジェクションのリミテッドモデルは実際手に取ったことないんですよね…
でも写真を見る限りはとてもリーオーの特徴が良くでてると思います。
あ、かめっチさんの修正がかなり入っているからかも知れませんね♪
Wの敵メカはカトキさんのデザインらしく、何かしらの共通の意匠が盛り込まれていて、同陣営での開発の系譜が想像できて素晴らしい仕事だと思います。
PS.ようやくHGエクシア完成しました~
ナイフについて何ですが、
僕的にプログレッシブナイフはATフィールドを使って
斬っていると思うんです;
超音波とシンジ君が言っていたのは
設定ミスか、またはTVオンリーかと・・。
間違ってたらすいません;
V2バスター探すついでに、Vガンの武器セットも探してみたんですが、やっぱ無いですね。ちなみにV2バスターも見つけられませんでした…
重さについてはかなり重いです。中身がギッシリ詰まっていますので、パーツを机の上で転がした時の音も「カラン」ではなく「コトッ」という感じです。
リーオーは劇中の作画ではヒョロッとした感じですが(カカシみたいに…)、カトキ氏の設定画では案外骨太です。キットはカトキ氏の設定の特徴をとらえつつ、腕と脚を少し細めに調整したプロポーションになっていて、実に良い感じです。このプロポーションでHGキット、というのはかなり魅力的ですねぇ♪ あと、HGサーペントを見ていると、ウイングの敵量産型MSの他のキットが欲しくなりますね!
彗星さん:リミテッドモデルは気の利いたアイテムを出してくれる、フットワークの軽いシリーズだったので、短命に終わったのが残念です(泣)。LMリーオーは、パチ組みの状態だと省略されている部分が多くて印象が悪いのですが、丁寧に作ると実は非常に良く出来たキットだということがわかる逸品ですよ♪ 写真のリーオーはぜんぜんプロポーションをいじってませんからねぇ。
ウイングの敵メカは地味ながらも合理的なデザインで良いですねぇ。トールギス/リーオーを基本として進化の系統図が容易に想像できますもんねぇ。これで大河原氏デザインのウイングゼロやエピオンと共通点が盛り込まれていたら、設定にもっと説得力があったのに…という点だけが残念です。筆者の中ではエンドレスワルツ版のエピオンはマスターガンダムにトールギスⅢのシールドを付けたような姿をしています(笑)。
HGエクシア、完成おめでとうございます! このところのHGエクシアサンプルレビューやらホビーショーネタで忙しくて、コメントしに行けなくてゴメンなさいね… m(- -)m
Hiroさん:通常兵器が効かない使徒に対して、刃に超音波を伝動させただけのナイフが通用するとは考えにくいとは思っていましたが、ATフィールドを利用しているとなると、なんとなく納得出来ますねぇ。新劇場版ではナイフのデザインが変わっていますが、その辺をTV版から改変したかったのかもしれませんね。「超音波」発言については、女子生徒に囲まれたシンジ君が緊張してしまって、あいまいな記憶の中から適当に言ってしまったということで…(笑)。
HKRさん:エンドレスワルツ版の1/144キットの手首は良いですねぇ。あれで塗装できる材質ならもっと良かったですね。「第08MS小隊」のグフカスタムやグフフライトタイプを買うと、あの手首がすべて不要パーツとして手に入るのがオイシイです(笑)。
Vガンの武器セットは、再販されてすぐに買わないと手に入らないぐらいのレアアイテムになってしまいましたねぇ(汗)。昔、筆者がリーオー作った時も、ミドリ店長さんに頼んで探してもらったぐらいですから…。