ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

「HG RX-78-2 ガンダム ver.G30th」サンプルレポート(その3)

2009年07月09日 | 臨時ニュース・その他
  注意:この記事は発売前にバンダイプロショップ加盟店に店頭展示用として提供されるサンプルキットを組み立てつつ詳細をレポートするものです。多分にネタバレを含みますので、「キットを手に入れて初めて知る感動」を失いたくない方はくれぐれもご覧にならないように、よろしくお願いいたします。
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 今回は腕の組み立てです。

 右腕を構成するパーツ一覧(写真左)と、組み立て途中の腕の写真(写真左)です。両方の写真をよく見比べて、どのような構造になっているかを確認してくださいね。基本的には「ガンダム00 セカンドシーズン」のキットとよく似た構成になっています。
 
 
 写真左:肩の装甲を上から見たところです。合わせ目が真ん中に来ないように分割ラインが工夫されています。
 写真右:ひじ関節の可動範囲は約90度です。HGUCパワードGMなどで採用されているABS樹脂製二重関節と比べると可動範囲が狭いですが、精密感や信頼性はこちらの方が上だと思います。

 
 肩の付け根はボールジョイントになっていますので、関節の自由度は高いです。腕を左右に広げる場合、110度ぐらいまで上げることができます。


 肩付け根に使用されているポリキャップは、前方向にスイング可動します。サーベルを両手で構えるようなポーズにも対応できるはずです。

 
 腕は細すぎず太すぎず、ちょうど良いバランスだと思います。ひじはPGガンダムなどに見られる白いカバーが付いていないデザインになっています。


 ビームライフルを両手で構えるポーズも格好良く決められるのですが、残念ながら左手はライフルのフォアグリップをつかむことができません。詳しくは後ほど…。


 ビームライフルはスコープの黄色い部分が別パーツにより色分けされています(1/144スケールでは初?)。


 フォアグリップとスコープが可動します。フォアグリップの幅が広く、銃口付近が太めのプロポーションになっていて、アニメ作画の雰囲気に近いと思います。


 手は左右の握り拳、ライフルやバズーカを持たせるための右手、サーベルやガンダムハンマーを持たせるための右手が付属しています。通常の握り拳は形状を重視したため、武器を差し込むための穴が開いていません(その分、格好良い握り拳になっています)。そのため、左手には武器を持たせることができなくなっています。ちょっと残念…。


 格好良いポーズを取らせるためには、どうしても平手が欲しくなってきますよね? やや反則ですが、「HGダブルオーガンダム」の左平手が流用可能です。左の写真のピンク色で示した突起部分を削り落とすと、ver.G30thのサーベル用右手の甲パーツ(パーツ番号A18)を取り付けることができます。手首の関節軸が長めなのが難点ですが、ポーズの付け方しだいで目立たなくなります。
 平手と手の甲とは接着しないでおくと、後でダブルオーガンダムに平手を返すことができますよ♪ あ、でもこの平手とサーベル持ち手の甲が兼用になってしまいますので、「右手にサーベル(またはガンダムハンマー)、左手は平手」という状態にはできません。これまたちょっと残念…(汗)。

 前回の記事に質問をいただきましたので…
 *ヤマトさん:サーベル柄の穴にサーベル刃の取り付け用ピンが合えば、どのサーベルでも使用可能だと思いますよ~。

 *オイラもノンシンナー派さん:アンテナは安全用突起を削り取っただけですが、意外とシャープですよ♪
 
 *はっちゃんさん:頭部バルカンのオレンジ色は、腰の連邦V字エンブレムを塗る時に、ついでに塗っておきました。タミヤアクリルのフラットイエローにオレンジを混ぜた色を使用しています。

 *コジロウさん:お察しの通り、パーティングラインです。サンプル製作では、パーティングラインの位置も重要な情報だと思いますので、あえて消していないんですよ。

 *ガンダムさん:分解して確認したわけではないので断言はできませんが…

 赤いパーツの、胸部へのはめ込みピンを全て切り落としても、黄色い丸で示した部分とピンクの丸で示した部分がうまく噛み合いそうな雰囲気です。おそらくここを接着すれば後ハメにも対応できるのではないかと思います。

 さて、次回は脚の組み立てをお送りします♪